メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽
ドイツのロマン派を代表する作曲家、メンデルスゾーン。
作曲家だけでなくピアニストや指揮者としても活動しており、幼少期から神童と呼ばれるほど音楽の才能をもっていました。
本記事では、そんなメンデルスゾーンが残した名曲をご紹介します。
メンデルスゾーンがお好きな方も、あまり知らなかった方も、ぜひ一度目をとおしてみてくださいね。
彼の作風の特徴や魅力に気付き、お気に入りの曲が見つかりましたら幸いです。
楽器や歌を奏でられる方は、ぜひ実際に演奏もしてみてください!
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メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽(81〜90)
ヴァイオリン協奏曲第2楽章Felix Mendelssohn

激しい旋律から始まる第1楽章とは打って変わって、第2楽章では穏やかで美しいバイオリンの独白のメロディーから始まります。
オーケストラの繊細な伴奏の上に、情緒的なバイオリンの旋律が紡がれていきます。
中間部に入ると短調に変わり、これまでとは対照的に激しい悲しみが漂います。
みずみずしい美しさと深い悲しみのコントラストが印象的であり、幼い頃から天才ともてはやされていたメンデルスゾーンの旋律の流麗さが際立った一曲です。
交響曲1〜5番Felix Mendelssohn

「メンデルスゾーン:交響曲全集」に収録されている、クラウディオ・アバド指揮、ロンドン交響楽団の演奏です。
メンデルスゾーンというと劇音楽「真夏の夜の夢」の内の一曲、「結婚行進曲」が代表曲として有名です。
前奏曲とフーガ ハ短調 Op. 37 No. 1: FugueFelix Mendelssohn

ドイツ、ロマン派の大作曲家であるメンデルスゾーン。
彼の生涯は38年という短いものでしたが、幼少期から楽才を発揮した天才だったこともあって数多くの作品が残されています。
作曲家としてだけではなく、指揮者、ピアニスト、オルガニストとしても活躍していました。
彼はJ.S.バッハの『マタイ受難曲』を上演することによって、それまで忘れ去られていたバッハを再発見させたというのは有名な話です。
そのバッハへの尊敬が見られるような古典的な厳格な形式の中に、ロマン派ならではの優雅さが見受けられる1曲です。
厳格なる変奏曲 Op.54Felix Mendelssohn

初期ロマン派を代表する人物のひとりであるドイツの作曲家、フェリックス・メンデルスゾーン。
彼の音楽は、古典主義の様式を尊重しつつ、ロマン主義の感情表現や想像力を融合させたことで知られています。
1841年に完成させたピアノソロ作品『厳格なる変奏曲 Op.54』は、ニ短調の主題と17の変奏からなる約11分の大曲。
この作品は、当時流行していた華やかな変奏曲に対し、より深遠で芸術性の高い変奏を追求した意欲作です。
各変奏は多彩な表情を見せ、メンデルスゾーンならではの深い表現力が随所に感じられます。
技術的にも非常に高度な作品ですが、練習を重ねることで得られる達成感は絶大。
ピアノ上級者の方にぜひ取り組んでいただきたい作品です。
厳格な変奏曲 ニ短調 Op.54Felix Mendelssohn

ドイツの作曲家フェリックス・メンデルスゾーンのピアノ作品のなかでも、広く親しまれている楽曲の一つである『厳格な変奏曲』。
1841年に、ベートーヴェンの記念碑建設資金を集めるために書かれた本作は、17の変奏から成り立っています。
荘厳な主題を基に、リズムやテンポの変化を通じて劇的な展開が繰り広げられ、技術的な難しさと内面的な深さを兼ね備えた作品となっています。
テクニック的に高度な難易度ですが、メンデルスゾーンの音楽的深さと芸術性を感じられる1曲です。
メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽(91〜100)
変奏曲 変ホ長調 作品82, MWV U 158 主題 アンダンテ・アッサイ・エスプレッシーボFelix Mendelssohn

主題と5つの変奏から構成された優雅な変奏曲です。
1841年7月に作曲され、ロマン派時代の典型的な特徴を備えながらも、深い感情表現と繊細な音楽性が溢れる1曲となっています。
主題は穏やかで表情が豊かな旋律で始まり、装飾的な第1変奏、和声の変化による第2変奏、活発な第3変奏、静かな第4変奏を経て、第5変奏では主題が再現され、美しい余韻を残して終わります。
親しみやすいメロディと、丁寧な練習で必ず弾けるようになる難易度設定のため、メンデルスゾーンの世界に触れたい方や、ロマン派のピアノ曲に挑戦してみたい方におすすめの作品です。
天にはさかえFelix Mendelssohn

イギリスの四大賛美歌と言われるチャールズ・ウェスレー作詞、フェリックス・メンデルスゾーン作曲のクリスマスキャロル。
印刷術発明400年記念の祝典のために作曲された男声合唱と管弦楽のためのカンタータである『祝典歌』が原曲です。
歌詞にはキリストの紹介とキリストをたたえる言葉が並んでいます。
まさにクリスマスにぴったりですね!
ロマンのあるオススメの聴き方は、キリストへ思いをはせながらクリスマスの教会にて聴く聴き方です。
天には栄えFelix Mendelssohn

クリスマスの代表的な讃美歌であり、イギリスでは『さかえの主イエス』などと並んで四大讃美歌のひとつとされています。
作曲したのはオーケストラ作品からピアノ小品まで数多くの作品を残したドイツの作曲家、メンデルスゾーンです。
もともとはドイツのライプツィヒ市からの委嘱で作曲された祝典歌でしたが、今ではすっかりクリスマスの定番に。
美しく重なり合う聖歌隊の歌声やイエスを讃える荘厳な歌詞は、静かに迎える大人なクリスマスにピッタリです。
子供のための6つの小品(クリスマス小品集)作品72 第1曲 ト長調 アレグロ・ノン・トロッポ MWV U 171Felix Mendelssohn

メンデルスゾーンの子ども向け、初心者でも弾きやすいピアノ曲集といえば『無言歌集』もしくは『6つの子供の小品』です。
こちらの『6つの子供の小品』はタイトル通り子どもたちの練習曲としても定番のピアノ曲集であり、ソナチネ程度の難易度で挑戦しやすいですし、大人になってからピアノを始めて「ロマン派のピアノを弾いてみたい」と考えている方にもおすすめできますね。
本稿で紹介しているのは『6つの子供の小品』の第1曲で、優雅なワルツのリズムとスタッカートを多用したフレーズが特徴的な楽曲です。
1分程度の短い作品で臨時記号も少なく、基本的なテクニックを押さえておけば初級レベルの方でも十分対応できるはず。
スタッカートはあくまで軽やかに歯切れがよく、あまり力を入れ過ぎないように注意しましょう!
子供のための6つの小品(クリスマス小品集)作品72 第2曲 変ホ長調 アンダンテ・ソステヌート MWV U 170Felix Mendelssohn

1842年のクリスマスに子供たちへの贈り物として作曲されたメンデルスゾーンのピアノ小品は、穏やかで優しい雰囲気に包まれています。
変ホ長調で書かれた本作は、繊細なタッチと洗練された和声進行が特徴的で、42小節という短い曲ながらも深い音楽性を感じさせます。
ゆったりとした「アンダンテ・ソステヌート」のテンポで、温かな表情を奏でるメロディーは、心を落ち着かせてくれる魅力があります。
6つの小品からなるこの曲集の中でも、とりわけ親しみやすい一曲で、ピアノ学習を始めたばかりの方や、ロマン派音楽に興味のある方にぴったりの作品といえるでしょう。
春の歌Felix Mendelssohn

「華やかな作品が多い作曲家は?」と聞かれたとき、多くの方はまっさきにフェリックス・メンデルスゾーンを思い浮かべるのではないでしょうか?
メンデルスゾーンの『結婚行進曲』は現在でも結婚式や披露宴などで演奏されますからね。
こちらの『春の歌』は『結婚行進曲』に次ぐ名曲!
タイトルの通り、春のおとずれを感じさせる、淡くもあり、華やかでもある独特のメロディーが印象的な作品です。
この作品が収録されている『無言歌集』という作品集には他にも華やかな作品があるので、ぜひチェックしてみてください。
歌の翼にのせてFelix Mendelssohn

「歌の翼に乗せて」は、「ローレライ」で有名なドイツの詩人、クリスティアン・ヨハン・ハインリヒ・ハイネの詩に、ドイツロマン派の作曲家フェリックス・メンデルスゾーンが曲を付けた歌曲です。
このメロディーの美しさから、今ではヴァイオリンやピアノ曲としても演奏されています。
無言歌集 第1巻 Op.19 第2曲 後悔Felix Mendelssohn

『Lieder ohne Worte』第1巻に収められたイ短調の小品は、心に染み入る美しさを持つ作品です。
穏やかなアンダンテのテンポで展開される楽曲は、優しい悲しみを包み込むような旋律と、シンプルながらも効果的な伴奏により、深い情感を表現しています。
1832年にロンドンで出版されたこの作品は、言葉を用いずに音楽だけで感情を伝えることに成功し、ロマン派ピアノ曲の魅力を凝縮しています。
譜面は見た目以上に弾きやすく、シンプルな和声進行で構成されているため、ゆっくり丁寧に練習すれば必ず弾けるようになれます。
穏やかな表情を大切にしながら、素直な気持ちで演奏に取り組みたい方におすすめの一曲です。
無言歌集 第1巻 Op.19 第4曲 ないしょの話Felix Mendelssohn

穏やかで優雅な旋律が心に染み入る優しい小品です。
1830年に書かれたこの楽曲は、メロディーが歌うように流れていき、まるで誰かに密かな思いを語りかけているような印象を受けます。
本作は楽譜が読める程度の演奏スキルがあれば十分に取り組める作品で、左手のシンプルな伴奏と右手の表情が豊かな旋律で構成されています。
ゆっくりとしたテンポで物語を紡ぐような雰囲気が魅力的で、歌詞がないにもかかわらず豊かな感情表現が込められています。
ロマン派音楽の優美さを味わいたい方や、表現力を磨きたい方におすすめの一曲です。
穏やかな時間の流れを楽しみながら、じっくりと練習に取り組んでみてはいかがでしょうか。
無言歌集 第1巻 Op.19 第6曲 ヴェネツィアの舟歌 第1Felix Mendelssohn

船頭が船上で口ずさんでいたという、水の都ヴェネツィアのゴンドラの舟歌を模した「バルカロール」をクラシックの分野にいち早く取り入れたとされるのが、メンデルスゾーンだったということはご存じでしょうか。
『無言歌集』には3曲の『ヴェネツィアの舟歌』が収められており、特に有名とされるのは第3番なのですが、今回は比較的難易度の弾くいというテーマに沿って『無言歌集』の第1巻に収められた『ヴェネツィアの舟歌 第1』を紹介します。
舟歌の特徴でもある8分の6拍子のリズムで、波間にたゆたっているゴンドラの動きが左手の伴奏で見事に表現されていますね。
複雑な技法もなく、音符をなぞるだけなら簡単ではありますが、8分の6拍子というリズムに慣れることが重要です。
6拍ではなく2拍で取ることを意識して、左手の伴奏も一定だからといって機械的になりすぎず、先ほど述べたようにゴンドラの動きをイメージしながら弾いてみてください。


