「お」から始まるタイトルの曲【カラオケ&しりとりにも!】
「ミュージシャンなら誰もが憧れる!」「音響エンジニアの技術の集大成!」など、様々な賞賛の声が集まる作品群に身を置くスタジオジブリ。
その楽曲の数々は、サウンドスケープの完成度やクオリティの高さで、常に音楽業界の注目を集めています。
芸術性と大衆性を兼ね備えた彼らの楽曲を、音響制作のプロの視点から掘り下げていきましょう。
スタジオならではの録音技術や、音の重ね方のテクニックまで、音楽制作に携わる方必見の情報が満載です!
「お」から始まるタイトルの曲【カラオケ&しりとりにも!】(181〜200)
オーケストラBiSH

夜空を見上げながら過ぎ去った日々を思い返す、心温まるメロディが印象的なバラードです。
BiSHが2016年10月にリリースしたアルバム『KiLLER BiSH』に収録された名曲で、彼女たちの代表曲の一つとして愛されました。
大切な人との別れや喪失感、そして心の中で永遠に生き続ける思い出を優しくつづった歌詞は、まるで胸の奥にそっと寄り添うように響きます。
管弦楽団の演奏のような壮大なサウンドとメンバーたちの歌声が絶妙にマッチし、聴く人の心を優しく包み込んでくれます。
オトノナルホウヘShota Watanabe

前向きなメッセージが詰まったポップナンバーです。
Snow Manの渡辺翔太さんが歌っており、2025年1月発売のSnow Manベストアルバム『THE BEST 2020 – 2025』に収録されたソロ作品として、話題を呼びました。
曜日の移り変わりにあわせて気持ちの変化を描写した歌詞が印象的。
そこに投影された、行きつ戻りつしながらも自分らしく前進していく姿勢が、心に沁みてきます。
さわやかなメロディーと伸びやかなボーカルの組み合わせも、お見事。
憂鬱や迷いを感じている時に背中を押してくれる1曲です。
俺がやらなきゃ誰がやる北島三郎

ここで歌いやすいながらも、少し難易度が高い楽曲をご紹介したいと想います。
それがこちらの『俺がやらなきゃ誰がやる』。
北島三郎さんの男歌のなかでも、特に幅広いテクニックが集約された1曲で、冒頭からシャウトをかけた力強いビブラートが登場します。
こぶしに関しては、登場回数が多いものの、3音階以上の変化を見せるこぶしはほぼ登場しないので、難易度は低めです。
力強さと静と動を意識しながら歌うことで、ボーカルラインにメリハリが出るため、そういった部分を意識しながら歌ってみてください。
尾道の女北島三郎

淡いメロディーと演奏が印象的な北島三郎さんの名作『尾道の女』。
ゆったりとしたテンポが特徴で、北島三郎さんの楽曲としては珍しく、全体的な声量は抑えられたボーカルラインが特徴です。
とはいっても、ところどころで伸びやかなロングトーンが登場するので注意は必要です。
演歌というよりは歌謡曲の側面が強く、実際、こぶしの登場回数も少ないため、演歌特有の歌い回しが苦手な方にとっては非常に歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
おんなの情歌服部浩子

多くの名曲を持つ服部浩子さんですが、その中でも特に切ない名曲として名高い作品がこちらの『おんなの情歌』。
メロディーとしては哀愁のただようオーソドックスな演歌なのですが、ボーカルラインはやや特殊で、音程の上下が激しめです。
テンポ自体は遅いので、ピッチを合わせづらいということはないものの、音域が広く、抑揚も激しいため、技術というよりは表現力が求められる作品と言えるでしょう。
ぜひレパートリーに加えてみてください。