サックス初心者におすすめの練習曲まとめ
ジャスやクラシック、ポップスにいたるまでさまざまなジャンルで活躍する花形楽器といえばサックスですよね。
テナーサックスであれアルトサックスであれ、バンドやグループなどでサックスを華麗に吹きこなす姿に憧れて「私も始めてみたい」と思われた方も多いでしょう。
吹奏楽部に入部して始めて触れる方もいらっしゃるかと思います。
こちらの記事では、サックス初心者の方でそろそろ曲の練習をしてみたい……といった新米サックス奏者に向けておすすめの練習曲をジャンルを問わず紹介しています。
有名曲ばかりで初心者向けの楽譜も多く発売されている曲ばかりですし、皆が知っているメロディを少しでも披露できればきっと拍手喝采されることが間違いなし!
ぜひご覧ください。
サックス初心者におすすめの練習曲まとめ(71〜75)
SpainChick Corea

この曲はジャズに分類される曲です。
しかしジャズを基本に、ボサノヴァ、ロック、クラシックなどといった要素を織り交ぜてあり、曲のいろいろな場面でラテンのリズムを感じる曲です。
演奏するときは裏拍で息を多く吹き込み、裏拍を意識することが重要です。
ファンタジア

サックス奏者にとって憧れの楽曲といえるでしょう。
美しいメロディは誰でも一度は聴いたことがあるはずで、あのメロディラインはサックスでもぜひ挑戦してみたいですよね。
有名曲ということで簡易なアレンジが施された楽譜も多く発売されていますから、サックスを始めたばかりの方にも取り組みやすい曲と言えるでしょう。
サビの部分のロングトーンは叙情的かつエモーショナルに吹きこなしてくださいね!
本作は学習発表会でもよく演奏される楽曲なので、人前で披露する機会も多いかもしれません。
コンサートなどでも耳にする機会の多い曲ですから、ぜひ練習してみてはいかがでしょうか。
太陽がいっぱいNino Rota

アランドロン主演の映画「太陽がいっぱい」のテーマの曲。
どこか寂しげな、映画のラストのシーンを思い出させる憂いのある楽曲ですが、あまりテクニックが多用されていないので初心者の方の練習曲として選ばれることも多いです。
しかしテクニックが多用されていないが為に、ブレスの際の音ブレやリードがピーと鳴ったり、音程が不安定だったりすると目立ってしまうので、じっくり練習してみてください。
シングシングシングLouis Prima
ビッグバンドの名曲「シング・シング・シング」は学園祭でも盛り上がる曲ですね。
サックス初心者であっても憧れの1曲といえるスタンダードな曲です。
ノリの良い親しみやすい曲なので、コンサートにもぴったりです。
イパネマノ娘Gilberto

ブラジル出身のジルベルトさんによる名曲です。
叙情的な歌声と美しいメロディが印象的で、ボサノヴァの魅力を存分に感じられる一曲ですね。
1964年にスタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトのアルバム『Getz/Gilberto』に収録され、世界的なヒットとなりました。
1965年にはグラミー賞のレコード・オブ・ザ・イヤーも受賞しています。
リオデジャネイロの海辺を歩く少女への切ない想いを描いた歌詞も素敵ですよ。
サックスで練習するなら、優雅な雰囲気を大切にしながら、ゆったりとしたリズムに乗せて演奏してみてくださいね。