サックス初心者におすすめの練習曲まとめ
ジャスやクラシック、ポップスにいたるまでさまざまなジャンルで活躍する花形楽器といえばサックスですよね。
テナーサックスであれアルトサックスであれ、バンドやグループなどでサックスを華麗に吹きこなす姿に憧れて「私も始めてみたい」と思われた方も多いでしょう。
吹奏楽部に入部して始めて触れる方もいらっしゃるかと思います。
こちらの記事では、サックス初心者の方でそろそろ曲の練習をしてみたい……といった新米サックス奏者に向けておすすめの練習曲をジャンルを問わず紹介しています。
有名曲ばかりで初心者向けの楽譜も多く発売されている曲ばかりですし、皆が知っているメロディを少しでも披露できればきっと拍手喝采されることが間違いなし!
ぜひご覧ください。
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サックス初心者におすすめの練習曲まとめ(1〜10)
ルパン三世のテーマ/ Theme From Lupin III ’78大野雄二

アニメ「ルパン三世のテーマ」こちらもここまで仕上げられたら、それはそれは超かっこいい楽曲ですよね。
ジャズで作られている曲はサクソフォンに合います。
耳なじみのある曲なのでまずはメインテーマのメロディーから練習しましょう。
たくさんの楽譜があると思いますが、シンプルのメロディーを吹けるようになること。
そしてアドリブの部分はコードや即興演奏の知識が必要です。
最初は耳でよく聞いて真似をして吹く、すぐに同じようには吹けるようにはならなく苦労すると思いますが、ワンフレーズだけでも出来るようになってくるといいですね!
さまざまなアドリブを聞いてコピーが出来るようになってくるともっと上達したくなり、吹きこなせるフレーズをどんどん増やせると思います。
レフト・アローン Left AloneMal Waldron

サクソフォンを始めたきっかけはジャズや吹奏楽のソロなどでサクソフォンのソロに感動して始めた方も多いと思います。
この曲もサクソフォンのソロがあり、憧れて吹きたいと思った方もいるはず。
ジャズ・ヴォーカル史上で最高の女性歌手といわれたビリー・ホリディさんのピアノ伴奏者をきわめたマル・ウオルドロンさんが、ホリディさんの死後にささげた追悼アルバムの中の1曲です。
アルトサックスを吹いているのはジャッキー・マクリーさんで、追悼アルバムなので、とても悲しみに満ちています。
フレーズごとの音は寂しさと残った孤独感。
すすりなくような吹き方が一番合います。
クラシックにはレクイエムがありますが、これはまさしくジャズ・レクイエムです。
渋くてかっこいいイメージではなく、思っていた人がいなくなる悲しみを表現しましょう。
青春の輝きCarpenters

カーペンターズの「青春の輝き」と「Yesterday Once More」はサックスのソロ演奏曲としてもフルートのソロ演奏曲としてもとても人気のある楽曲です。
とても穏やかなこの曲は、テクニックを多用したアレンジの楽曲にはまだ手が出ないと言う方にもおすすめの1曲です。
吹奏楽部の定期演奏会でも演奏される曲ですので生演奏を聴いたことがある、この曲の演奏を聴いてサックス始めたという方も多いかもしれませんね。
たくさん演奏されるということは、吹奏楽団や吹奏楽部に入部すると演奏する機会もあるということなので予め練習して吹けることをアピールできる曲でもあります。
ぜひレパートリーの1曲に加えておきましょう!
サックス初心者におすすめの練習曲まとめ(11〜20)
ラヴ・イズ・オーヴァー欧陽菲菲

台湾出身の歌手、欧陽菲菲さんの曲です。
歌ものの曲を誰かがかっこよく吹いてたり、演奏動画を見ていると自分も吹きたくなりますよね。
この記事を見ているあなたも例外ではないはず。
バラードものとサクソフォンの愛称はよく、聴いていても吹いていても気持ちがいいですよね!
歌の曲は原曲の歌をしっかり聞くことが大切です。
楽器で吹くと歌詞がなくなるので、歌詞のイントネーションはしっかり真似ていきましょう。
リズムも1番と2番で違うことがあるのですが、歌詞の言葉の数で音の数が変わるので1番と2番でしっかり変わっているとグッドです。
インストでやるとなかなか伝わらないかもしれませんが、単調な繰り返しにならないようにしっかり吹き込むことが大切です。
イングリッシュマンSting

ソプラノサックスがオブリガードで吹いてるStingの『イングリッシュマン』です。
ジャズの曲はアルトやテナーのイメージもありますが、こうしたソプラノサックスで吹くポップなジャズ風味の曲もとてもいいですね。
ところでこうした歌ものの楽譜ってどこで手に入れるのでしょうか。
気になってしまいますよね。
楽器に憧れて手にいれたものの楽譜がないということもよくあります。
耳が良い方は耳コピーにチャレンジするとよいですが、アレンジできる方に採譜して取り組むという形になってきます。
旋律の譜面以外は世の中に出てないことも多いので、サクソフォンのソロの部分は頑張って耳コピーにもチャレンジしましょう。
最初は全く音がわからないと思いますが、音がわかって吹けるようになったときの快感は誰にも味わえるようなものではありません。
ジャズナンバーの楽譜も結構耳コピーが多いので何度も根気よく聞いて音を取ってみてください。
そして吹きこなせるようになると自慢できますよ!
ヘイジュードThe Beatles

ビートルズの代表曲として知られるこの楽曲は、ジョン・レノンさんの息子ジュリアンへの応援メッセージとして書かれました。
ポール・マッカートニーさんが作詞作曲し、1968年8月にアップル・レコードから初めてリリースされたシングルです。
悲しみの中にある人を励まし、前を向いて歩んでいく勇気を与えるメッセージ性の強い歌詞が特徴的ですね。
7分を超える長さにもかかわらず、イギリスやアメリカのチャートで長期間1位を獲得する大ヒットとなりました。
サックス初心者の方にとってはゆったりとしたテンポで吹きやすく、フラットから上がっていく音の練習にも最適な1曲です。
ぜひ心を込めて演奏してみてくださいね。
カノンJohann Pachelbel

バロック時代のドイツの作曲家パッヘルベルが作曲した「カノン」はサックス他にも、あらゆる管楽器の練習曲集におさめられて来た楽曲の1つです。
しかし他の管楽器用の譜面はあまり遊びがなく、アレンジが多用されアドリブがある楽譜がたくさんと出回っていると言う点では、サックスはダントツだと思います。
最初は楽譜通りに練習して出来るようになって上達してきたら、ぜひいろいろなアレンジを楽しみ、アドリブソロの練習にチャレンジしてみてくださいね!