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夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ

夏といえばどんな情景を思い起こしますか?

キラキラと輝く青い海、照りつける太陽が眩しい白い砂浜、濃い緑が目にも鮮やかな山々……。

ジメジメと蒸し暑いなかでも、爽やかな風景を思い浮かべると、ほんの少しだけ暑さが和らぐような気がしませんか?

この記事では、そんな皆さんのイメージをさらに広げてくれる、夏にピッタリのクラシック作品をご紹介します。

この夏は、涼しげな雰囲気を演出してくれる珠玉のクラシック音楽とともに、爽やかに過ごしましょう。

もくじ

夏に聴きたいクラシック|涼しげ&爽やかな名曲をピックアップ(81〜100)

交響曲第9番 第3楽章Anton Bruckner

Bruckner: Symphony No. 9 in D Minor, WAB 109: I. Feierlich, misterioso (Live)
交響曲第9番 第3楽章Anton Bruckner

交響曲第8番完成後、1987年8月に作曲を開始しましたが、以前の作品の改訂で中断され、1891年にようやく集中できるようになりました。

たび重なる病気を押して、死の直前まで完成させようと力を尽くしましたが、第4楽章を欠いた三楽章までの交響曲となりました。

交響曲ニ短調 第3楽章César Franck

フランク 交響曲ニ短調第3楽章  オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団
交響曲ニ短調 第3楽章César Franck

ラロやサン=サーンスが交響曲を発表したのを受け、弟子たちに交響曲の作曲をすすめられてフランクも、作曲を開始。

1887年秋には草稿が書き上げられ、翌年8月に作品が完成しました。

フランク自身は初演の不評を気にせず、家族に「私の思った通りに響いたよ」と満足げに答えたといいます。

En sommerdag paa landet (A Summer’s Day in the Country), Op. 55: I. Early: Allegro vivoNiels Gade

Morning, from “A summerday in the Country” – Five Orch. Pieces, Op. 55 Allegro vivo e graziozo
En sommerdag paa landet (A Summer's Day in the Country), Op. 55: I. Early: Allegro vivoNiels Gade

19世紀半ばから後半にかけて活躍したデンマーク出身の作曲家、Niels Gadeの「En sommerdag paa landet (A Summer’s Day in the Country), Op. 55: I. Early: Allegro vivo」という作品です。

悠然とした楽曲ですが、どこか影を感じるところもありますね。

まるで変わりやすい夏の天気のようです。

交響曲第4番 第1楽章Robert Schumann

SCHUMANN – Symphony no. 4 (SAWALLISCH, conducted)
交響曲第4番 第1楽章Robert Schumann

シューマンは1841年1月から2月にかけて交響曲第1番を完成し、3月に序曲、ピアノ協奏曲の第1楽章のもととなる作品などを作曲しました。

さらに6月から、のちに第4番とされるこの交響曲の作曲に取りかかり、9月13日の妻クララの誕生日にプレゼントしました。

String Quartet No. 4, BVN 215, “Sommerdage” (Summer Days): III. Sostenuto – Allegro, scherzosoRued Langgaard

String Quartet No. 4, BVN 215, “Sommerdage” (Summer Days) : III. Sostenuto – Allegro, scherzoso
String Quartet No. 4, BVN 215, "Sommerdage" (Summer Days): III. Sostenuto - Allegro, scherzosoRued Langgaard

20世紀に活躍した作曲家またオルガニストであるRued Langgaardの「String Quartet No. 4, BVN 215, “Sommerdage” (Summer Days): III. Sostenuto – Allegro, scherzoso」という作品です。

亡くなった後16年たってやっと世間から評価されるようになったという悲劇の作曲家です。

艶のある弦楽器が美しく、物悲しいハーモニーを奏でます。

セレナード第13番 ト長調 K.525Wolfgang Amadeus Mozart

Serenade No. 13 in G Major, K. 525 “A Little Night Music” : IV. Rondo. Allegro
セレナード第13番 ト長調 K.525Wolfgang Amadeus Mozart

日本の夏はとにかく暑苦しい……。

湿気が強いため、日本の夏は他の国よりも過ごしづらく、良い印象を抱いていない方は多いと思います。

そんなときは、音楽で涼を取ってみてはいかがでしょうか?

モーツァルトの名曲である、こちらの『セレナード第13番 ト長調 K.525』は非常に有名な作品で、全体を通して華やかで優雅な曲調に仕上げられています。

メディアでは料理番組やグルメリポートといったシチュエーションで使われることが多い楽曲のため、バーベキューなどに合いそうですね。