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【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!

ロマン派のロシアを代表する偉大な作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。

『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』などのバレエ音楽から、『ピアノ協奏曲第1番』やいくつかの交響曲など、今日まで愛され続けている名曲を多数生み出しました。

チャイコフスキーの音楽からは、色彩豊かで繊細な旋律と、華麗でドラマチックな音楽性を感じられます。

本記事ではそんなチャイコフスキーの名曲、代表曲を紹介します。

有名な曲から、あまり知られていないけど傑作と呼べる作品までピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください!

【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(41〜50)

「四季」より「12月 クリスマス」Pyotr Tchaikovsky

Seong-Jin Cho – Tchaikovsky The Seasons, Op. 37 bis: December: Christmas Week (2011)
「四季」より「12月 クリスマス」Pyotr Tchaikovsky

ロシアの作曲家チャイコフスキーがロシアの1年の風物を描いたピアノ曲『四季』の12月の描写です。

12月はロシアでもやはりクリスマスが風物なんですね。

4分の3拍子で奏でられる音色は寂しげな雰囲気のように聴こえますが、曲の穏やかさからクリスマスに家族で過ごす温かな風景にもなじみます。

大きな展開はありませんが、ピアノの音色にゆったりと耳を傾けられる曲です。

「四季」-12の性格的描写 Op.37bis 6月「舟歌」Pyotr Tchaikovsky

Tchaikovsky “June” Barcarolle Чайковский Июнь Баркарола Lisitsa
「四季」-12の性格的描写 Op.37bis 6月「舟歌」Pyotr Tchaikovsky

ロシアの1年を12の小曲で描いた、ピョートル・チャイコフスキー作曲『「四季」-12の性格的描写 Op.37bis』。

その中でも特に親しまれているのが、6月の『舟歌』です。

曲名に「舟歌」とつく作品は多数存在しますが、チャイコフスキーの舟歌はもの悲しい寂しい雰囲気が特徴的!

心に響くメロディからは、心を静めるために無心で船をこいでいるかのような、訳ありの雰囲気がただよっています。

横の流れを意識しつつ、緩急や強弱をうまく使って揺れ動く感情を表現できるとよいでしょう。

6月Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー:ピアノ小曲集《四季》から 6月-舟歌 Op.37b-6
6月Pyotr Tchaikovsky

彼が故郷、ロシアの一年の風物を月ごとに描写した12曲のピアノ作品集の中の一曲です。

ロシアでは季節の数え方が1カ月異なり、6月が私たちの7月にあたります。

もともと音楽雑誌の企画として作曲を依頼されたものですが、12曲の中でもとりわけこの曲は人気が高いです。

『子供のアルバム』より「甘い夢」Op.39-21Pyotr Tchaikovsky

【ピアノ発表会おすすめ】甘い夢 Op.39-21 ♫ チャイコフスキー / Sweet Reverie Op.39-21 (Children’s Album), Tchaikovsky
『子供のアルバム』より「甘い夢」Op.39-21Pyotr Tchaikovsky

『子供のアルバム』の第21番『甘い夢』は、幸せに満ちた雰囲気が印象的な楽曲です。

すてきな夢を見ながら眠る小さな子供の寝顔が目に浮かぶような作品ですよね。

ゆったりと進んでいきますが、右手でメロディーと伴奏の和音を同時に弾いていくため、主旋律を響かせるのがやや難しいと感じるかもしれません。

メロディーラインと伴奏それぞれを分けて練習し、メロディーが耳で追えるか確認しながら合わせていきましょう。

なめらかに演奏するために、ペダルも使えるといいですね!

中級程度の12の小品 第6曲『無言歌』 Op.40-6Pyotr Tchaikovsky

Tchaikovsky: Song Without Words Op. 40 No. 6 – Michael Ponti, 1968 – VOX SVBX 5455
中級程度の12の小品 第6曲『無言歌』 Op.40-6Pyotr Tchaikovsky

『中級程度の12の小品 第6曲『無言歌』 Op.40-6』はタイトルの通り、中級者向けに作曲された作品です。

比較的、マイナーな楽曲だとは思いますが、中級者にとっては登竜門のような、ほどよい難易度にまとめられています。

この作品の難しさはリズムにあります。

序盤からキープしづらいリズムが登場するため、本番で緊張しやすい方にとっては、なかなかにイヤな曲だと思います。

しかし、中級者から上級者に差し掛かるにあたって、8分の7拍子のような複雑な拍子は付き物。

しっかりと暗譜して、楽曲の構成を理解した上で演奏すれば、高いテクニックを求められる作品ではないので、必ず演奏できます。

ぜひ挑戦してみてください。