【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!
ロマン派のロシアを代表する偉大な作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。
『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』などのバレエ音楽から、『ピアノ協奏曲第1番』やいくつかの交響曲など、今日まで愛され続けている名曲を多数生み出しました。
チャイコフスキーの音楽からは、色彩豊かで繊細な旋律と、華麗でドラマチックな音楽性を感じられます。
本記事ではそんなチャイコフスキーの名曲、代表曲を紹介します。
有名な曲から、あまり知られていないけど傑作と呼べる作品までピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください!
- ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲
- クラシックの名曲|一度は聴きたいオススメの作品たち
- 【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介
- ドビュッシーの名曲。人気のクラシック音楽
- 【ベドルジハ・スメタナ】名曲、代表曲をピックアップ!
- 【ミハイル・グリンカ】ロシア音楽の先駆けである作曲家の名曲、人気曲を紹介
- 女性におすすめのクラシックの名曲
- リムスキー・コルサコフの名曲|色彩豊かなロシア音楽の世界
- ロベルト・シューマン|名曲、代表曲をご紹介
- バレエ音楽の名曲|定番のクラシックを紹介
- 【ロマン派の名曲】魂を揺さぶる珠玉の有名作品を一挙紹介!
- 【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!
- ストラヴィンスキーの名曲。人気のクラシック音楽
【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(71〜80)
「四季」 -12の性格的描写 Op.37bis 10月『秋の歌』 Op.37b-10Pyotr Tchaikovsky

ピアノ曲集『四季』の10月『秋の歌』は、ロシアの詩人アレクセイ・コンスタンチノヴィッチ・トルストイの詩を参考に作られた楽曲です。
シンコペーションのあとを引くようなリズムと、切なさをたたえたメロディーに、心がキュッと締め付けられるような感覚をおぼえます。
ピアノ初心者の教則本には、シンコペーションが連続する曲はあまり収録されていないため、はじめは正確にリズムをとらえるのが難しいかもしれません。
メトロノームを使って練習すると、拍の刻みとどの音がピッタリ合うのかを把握しながら、シンコペーションをマスターできますよ!
「四季」-12の性格的描写 Op.37b-3 3月『ひばりの歌』Pyotr Tchaikovsky

ロシアの1年の様子をピアノ曲で描写した全12曲で構成された、ピアノ作品集『四季』。
各曲とも、ロシアの詩人による季節を題材にした詩を参考に作曲されたといわれています。
3月の『ひばり』は、アポロン・マイコフという詩人の作品をもとに作曲された楽曲です。
ひばりは、世界各国で「春の鳥」として親しまれている鳥。
日本では、多くの俳句に詠われています。
鳥のさえずりのような装飾音や、鳥たちがコミュニケーションを取り合うようなメロディーの掛け合いを意識しながら弾けるとよいでしょう。
「四季」より「12月 クリスマス」Pyotr Tchaikovsky

ロシアの作曲家チャイコフスキーがロシアの1年の風物を描いたピアノ曲『四季』の12月の描写です。
12月はロシアでもやはりクリスマスが風物なんですね。
4分の3拍子で奏でられる音色は寂しげな雰囲気のように聴こえますが、曲の穏やかさからクリスマスに家族で過ごす温かな風景にもなじみます。
大きな展開はありませんが、ピアノの音色にゆったりと耳を傾けられる曲です。
【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(81〜90)
「四季」-12の性格的描写 11月「トロイカ」Pyotr Tchaikovsky

『くるみ割り人形』などのバレエ音楽で知られるロシアの作曲家ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーが、ロシアの1年の風物を12のピアノ曲で描写した『「四季」-12の性格的描写』。
11月の楽曲である『トロイカ』は、曲集のなかで最も広く親しまれている曲です。
トロイカとは、3頭の馬が率いる馬車を意味する言葉。
タイトルに「トロイカ」とつく作品は暗い楽曲は多い傾向にありますが、チャイコフスキーの『トロイカ』は、陽気で明るい雰囲気が印象的です。
「四季」-12の性格的描写 12月「クリスマス」Pyotr Tchaikovsky

ロシアの作曲家ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーが、母国の1年の風物を12のピアノ曲で描いた『「四季」-12の性格的描写』。
12月『クリスマス』では、弾むようなワルツのリズムにのせて温かみあふれるクリスマスの様子が描かれています。
この曲を聴けば、クリスマス当日はもちろん、プレゼントを考えたりクリスマスツリーを飾り付けたりケーキを作ったりといった準備もより一層楽しくなるはず!
寒さの厳しい冬に、温かくほっこりとした気持ちにさせてくれる1曲です。
「四季」-12の性格的描写 Op.37a 10月「秋の歌」Pyotr Tchaikovsky

近代音楽を代表する偉大な作曲家、ピョートル・チャイコフスキー。
多くの名作を作り出してきた彼ですが、その中でも特にオススメしたいのが、こちらの『「四季」-12の性格的描写 Op.37a 10月「秋の歌」』。
名作『四季』の秋を描いた作品なのですが、秋の物悲しさや哀愁を見事に表現しています。
決して暗いだけのメロディーではなく、あくまでもはかなさや憐れみに焦点を合わせた旋律が特徴ですね。
ぜひチェックしてみてください。
「四季」-12の性格的描写 Op.37bis より「2月 謝肉祭」Pyotr Tchaikovsky

ロシアの四季を表現した美しい12の小品で構成された、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーの名曲集『「四季」-12の性格的描写 Op.37bis』。
なかでもロシアの民衆がカーニバルを楽しむにぎやかな様子を描いた『2月 謝肉祭』は、聴き映えする発表会にピッタリの作品です。
この曲の魅力は、喜びが爆発したような華やかさ、そして、チャイコフスキーらしい色彩感あふれる表現!
厳しい寒さのなかでもワクワクする気持ちを抑えられないロシアの人々の様子を想像しながら、明るくクリアな音で演奏しましょう。





