【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!
ロマン派のロシアを代表する偉大な作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。
『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』などのバレエ音楽から、『ピアノ協奏曲第1番』やいくつかの交響曲など、今日まで愛され続けている名曲を多数生み出しました。
チャイコフスキーの音楽からは、色彩豊かで繊細な旋律と、華麗でドラマチックな音楽性を感じられます。
本記事ではそんなチャイコフスキーの名曲、代表曲を紹介します。
有名な曲から、あまり知られていないけど傑作と呼べる作品までピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください!
【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(21〜30)
「四季」12の性格的描写 11月「トロイカに乗って」 作品37bPyotr Tchaikovsky

ラフマニノフが演奏したことでも有名な小品。
トロイカとは3頭立ての馬ソリのことで、ロシアでは冬の移動手段として利用されたそうです。
11月には雪に覆われるロシアの大地を、トロイカが軽やかに走り抜けていくかのような情景を思い起こさせます。
弦楽四重奏曲第1番 作品11Pyotr Tchaikovsky

弦楽四重奏曲の名曲として知られる本作。
4つの楽章からなる曲で、とくに第2楽章が有名です。
ウクライナの民謡をもとにした美しい旋律が印象的で、多くの人の心を捉えてきました。
1876年12月、ロシアの小説家レフ・トルストイがこの楽章を聴いて感動のあまり涙を流したという逸話も。
チャイコフスキーの豊かな情感とロシアの民族性が見事に融合した作品です。
民謡調の旋律や舞曲風のリズムなど、ロシアらしさを感じさせる要素も魅力的。
クラシック音楽に親しみたい方や、心に響く美しい旋律を求める方にオススメの1曲です。
くるみ割り人形「花のワルツ」Pyotr Tchaikovsky

クリスマスの定番として有名なバレエ組曲。
その中で2幕のフィナーレ直前に演奏される、華麗な円舞曲を紹介します。
1892年3月に組曲版として初演されると、熱狂的な大成功を収めた歴史的な名作ですね。
1940年に公開されたディズニー映画『ファンタジア』をはじめ、数多くのテレビ番組でも採用されており、クラシック音楽に疎い方でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
そんな本作の魅力は、優美で壮大なメロディーと力強い3拍子のリズム。
オーケストラの華やかな響きをピアノで表現するため、豊かな表現力が求められます。
中学生になって、より大人っぽい優雅な表現に挑戦したい生徒にぴったりの作品といえるでしょう。
こどものためのアルバム Op.39より第8曲「ワルツ」Pyotr Tchaikovsky

ピアノ発表会で頻繁に演奏される作品、アルバム『こどものためのアルバム』Op.39より第8曲「ワルツ」。
チャイコフスキーが1878年10月に手がけたとされる小品集の中で、ひときわ華やかな輝きを放ちます。
この楽曲は、おいのボビークへ向けたあたたかい愛情から生まれた、親しみやすいメロディーが魅力です。
変ホ長調の明るい響きにのせて、3拍子の軽やかなリズムが心地よく流れます。
本作は、流麗な旋律と豊かな表現を学べるため、小学生のお子さんが舞曲の感覚をつかむのにうってつけです。
技術的な難しさを抑えながらも、舞台映えする上品な仕上がりになるため、発表会で堂々と演奏したい方におすすめです。
ドゥムカ ハ短調 Op.59Pyotr Tchaikovsky

ロシアの情景を鮮やかに描き出した名作『ドゥムカ ハ短調 Op.59』。
今回はその深い悲哀と躍動感が交錯するこの作品を紹介したいと思います。
1886年5月にモスクワで出版された本作のポイントは、重厚な響きと急激な気分転換にあります。
冒頭の沈鬱な歌から一転して、中間部では軽快な舞曲風のパッセージが登場します。
非常に速いテンポの中でのルバートの制御や、オクターブの強調が求められるため、難易度としては決して易しくはありません。
ただ、全体を一つの物語として構成する力を養うにはうってつけの曲でもあります。
表現力を磨きたい方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
くるみ割り人形~こんぺい糖の踊りPyotr Tchaikovsky

誰もが知る名作バレエ『くるみ割り人形』の中で、妖精の神秘性を描いた作品です。
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーさんがパリで出会ったチェレスタという打楽器の澄んだ音色と、低音楽器の影のある応答が重なり、透明感の中に少し不気味な響きを生み出しています。
1892年3月に管弦楽組曲として披露された本作は、1940年11月に公開されたディズニー映画『Fantasia』などでも使用され、冬を彩る音楽として親しまれてきました。
可愛らしさの裏側に、どこかひんやりとした冷たい魔法の粉が空間に舞うような感覚があり、ぞくりとするような非日常のミステリアスな雰囲気をじっくりと味わいたい方にぴったりですよ!
くるみ割り人形「行進曲」Pyotr Tchaikovsky

冬の定番として世界中で愛されているバレエ音楽『くるみ割り人形』。
チャイコフスキーが作曲し、1892年3月に組曲として初演された本作は、誰もが一度は耳にしたことがある軽快なメロディが魅力です。
おもちゃたちが楽しげに動くような愛らしいリズムは、聴く人の心を明るくはずませてくれますね。
その整然としたテンポ感と華やかな管弦楽の響きは、勉強や仕事に集中したいときのBGMとしても相性抜群です。
リズミカルに作業を進めたいときに、ぜひ選んでみてはいかがでしょうか。


