【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!
ロマン派のロシアを代表する偉大な作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。
『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』などのバレエ音楽から、『ピアノ協奏曲第1番』やいくつかの交響曲など、今日まで愛され続けている名曲を多数生み出しました。
チャイコフスキーの音楽からは、色彩豊かで繊細な旋律と、華麗でドラマチックな音楽性を感じられます。
本記事ではそんなチャイコフスキーの名曲、代表曲を紹介します。
有名な曲から、あまり知られていないけど傑作と呼べる作品までピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください!
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【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(91〜100)
交響曲第6番『悲愴』Pyotr Tchaikovsky

バレエ音楽『白鳥の湖』などの大作を数多く残したロシアの作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。
彼が残した最後の作品であり、19世紀後半の代表的交響曲の一つに数えられいます。
この作品について、チャイコフスキー自身が「これまでのどの作品よりもこれを誇りに思っています」と手紙に書き記したとされており、作曲者にとっての自信作であったことがうかがえます。
特に有名なのは、副題通り悲愴感に満ちた第4楽章。
心をえぐるような美しくも悲しいハーモニーを、静かに楽しんでみてはいかがでしょうか?
四季 11月『トロイカ』 Op.37b-11Pyotr Tchaikovsky

バレエ音楽などが有名なチャイコフスキーのピアノ曲、と言われて『四季』を思い浮かべる方は多いでしょう。
タイトルそのまま、ロシアの四季を表現した作品の『四季』は全12曲でロシアの詩人による詩を参考として、それぞれのタイトルは本人が名付けたそうですよ。
そんな『四季』の中でも知名度の高い11月『トロイカ』は12曲の中でも中級程度の技術を要求されるため、初級の方には難しいと感じるかもしれません。
特にト長調の中間部で印象的な、スタッカートをうまく使った高音部の旋律は正確なリズムが求められますね。
とはいえ、高度な技術というよりはロマン派らしい感情表現が重要な作品ですから、かちっと弾くのではなく3頭の馬が軽快に雪の中を走る情景を思い浮かべながら、まずはゆっくりと挑戦してみましょう!
【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(101〜110)
子供のためのアルバム Op.39 第8曲「ワルツ」Pyotr Tchaikovsky

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーの『子供のためのアルバム』から、ピアノ独奏作品『ワルツ』をご紹介します。
19世紀を代表するロシアの作曲家が、当時7歳だった甥へささげた愛情たっぷりのアルバムに収められているこの1曲。
優しく澄んだメロディに、子供らしいあどけなさとかれんさが込められています。
ゆったりとした3/4拍子のリズムは、難しそうでいて実は弾きやすく、ピアノ初心者の方にもおすすめ。
優雅なワルツの雰囲気にのせて、子供の無邪気で愛らしい世界を音で体感できるでしょう。
子供のアルバム 24のやさしい小品 Op.39 第9曲 新しいお人形Pyotr Tchaikovsky

「くるみ割り人形」で有名な作曲家チャイコフスキーによるクラシックピアノの練習曲です。
初心者でまだ慣れないうちの指遣いを練習するにはぴったりの曲です。
少女が新しいお人形を手に入れてうきうきしている様子をピアノで表現してみましょう。
子供のアルバム Op.39 第16曲「フランスの古い歌」Pyotr Tchaikovsky

バレエ音楽などで知られるロシアの作曲家、ピョートル・チャイコフスキーが、当時7歳だった甥のために作曲したピアノ曲集『子供のアルバム Op.39』。
第16曲目の『フランスの古い歌』は、この曲集の中でも特に有名な作品の一つです。
ゆったりとした曲調で音域も狭いため、初心者の方でも取り組みやすい曲ですが、左手が2声に分かれている部分は要注意!
下の声部の2分音符を保ったまま、上の声部の8分音符を動かすところなどは、1声部ずつ取り出してさらってから合わせるなど、練習方法を工夫してみてください。
弦楽四重奏曲 第1番ニ長調 Op.11 第2楽章Pyotr Tchaikovsky

ロシア出身の作曲家であるピョートル・チャイコフスキーによって、1871年2月に作曲された弦楽四重奏曲です。
作曲者の友人であるセルゲイ・ラチンスキーに献呈されました。
第1番の第2楽章であるこの『アンダンテ・カンタービレ』の冒頭の有名な旋律は、チャイコフスキーがウクライナで聴いた民謡をもとに作られています。
この旋律は、ムード音楽などにも編曲されたことがあります。
甘美な旋律と包み込むような優しい雰囲気が特徴的な1曲です。
松雪草Pyotr Tchaikovsky

ピョートル・チャイコフスキーの名作『四季』。
1月から12月まで、それぞれの月にあった楽曲が収録されている作品ですね。
その中の4月を飾る楽曲が、こちらの『松雪草』。
細かいタッチの多い楽曲ですが、激しすぎたり重すぎることはなく、最初から最後まで非常に柔らかいメロディーにまとめられているのが特徴です。
新しい草木の息吹を感じさせる一方で、短い春という季節のはかなさを見事に描いています。
ぜひチェックしてみてください。





