【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!
ロマン派のロシアを代表する偉大な作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。
『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』などのバレエ音楽から、『ピアノ協奏曲第1番』やいくつかの交響曲など、今日まで愛され続けている名曲を多数生み出しました。
チャイコフスキーの音楽からは、色彩豊かで繊細な旋律と、華麗でドラマチックな音楽性を感じられます。
本記事ではそんなチャイコフスキーの名曲、代表曲を紹介します。
有名な曲から、あまり知られていないけど傑作と呼べる作品までピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください!
【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(41〜50)
くるみ割り人形「トレパーク」Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキーのバレエ音楽『くるみ割り人形』から、ロシアの民族舞踊を題材にした躍動感あふれる楽曲です。
1892年12月にサンクトペテルブルクで初演されたバレエの第二幕で演奏されるこの曲は、急速なテンポと跳躍するようなリズムが印象的で、コサックダンスを思わせる活気に満ちています。
ディズニー映画『ファンタジア』やゲーム音楽にも引用されるなど、クラシックの枠を超えて親しまれてきました。
お菓子の国のにぎやかな情景を描いた明るさが、楽しいホリデー気分を盛り上げてくれますよ。
バレエ音楽「くるみ割り人形」より「葦笛の踊り」Pyotr Tchaikovsky

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーが手掛けた3大バレエ音楽の一つ『くるみ割り人形』の劇中曲である『葦笛の踊り』は、フルート特有の輝かしい音を繊細かつ豊かな響きが強烈に印象に残る1曲です。
しかし、2台ピアノやピアノ連弾で演奏される機会も多いため、ピアノソロバージョンにそれほど違和感がない方も多いかもしれませんね。
浮足立つ様子を表すようなワクワク感に満ちたメロディと軽やかな伴奏で、原曲の雰囲気を保ちつつピアノならではの演奏を目指しましょう。
子供のアルバム Op. 39 – 第20曲 魔女Pyotr Tchaikovsky

なにか悪いことが起こりそうな、不穏な空気が漂うこの作品は、ピョートル・チャイコフスキーが甥にささげたピアノ小品集『Album pour enfants』Op.39の中の一曲です。
この作品集は1878年5月には全曲のスケッチが完成したという、愛情のこもった贈り物なのだそうです。
本作は、速いテンポで駆け抜ける中に、魔女の妖しさとコミカルな恐ろしさが描かれており、まさにハロウィンの雰囲気にぴったりですよね。
この曲を含む作品集は1878年10月に初版が出版されました。
BGMとして楽しむのも良いですが、ピアノで弾けばパーティーが盛り上がること間違いなし。
魔女が飛び回るようなスピード感と歯切れの良さを意識して、ドラマチックに演奏してみてくださいね!
バレエ音楽「眠りの森の美女」:長靴をはいた猫と白い猫(第3幕)Pyotr Tchaikovsky

ハロウィンのいたずらっぽい雰囲気を盛り上げる、コミカルな一曲はいかがでしょうか。
いくつものバレエ音楽の名作を生んだピョートル・チャイコフスキーが手掛けた、バレエ組曲『眠りの森の美女』に収められている作品です。
本作は、おとぎ話の登場人物である2匹の猫がじゃれ合ったり、威嚇し合ったりする様子を音楽で見事に表現しています。
猫の鳴き声を模したようなフレーズや、俊敏な動きを感じさせるリズムは、まるで仮装したキャラクターが目の前で踊っているかのようで、聴いているだけで楽しくなってきますね。
この楽曲を含むバレエは1890年1月に初演されたもので、結婚式の祝宴という非日常的な舞台設定もハロウィンの雰囲気にぴったりです。
パーティーを彩るBGMとして流せば、不思議で愉快な夜を演出してくれますよ。
バレエ音楽「くるみ割り人形」より「ジゴーニュおばさん」Pyotr Tchaikovsky

大きな大きなジゴーニュおばさんのスカートからは、子どもたちが次から次へと登場します。
そしてクルクルと楽しげにダンスを踊るのです。
そのバックで奏でられるこの曲はクルクルと回るダンスにピッタリのアップテンポで楽しい曲です。
【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(51〜60)
バレエ音楽「くるみ割り人形」より「行進曲」Pyotr Tchaikovsky

冒頭のトランペットがいかにも行進曲がはじまるという導入になっているかわいらしい1曲です。
木管楽器や弦楽器がチョコチョコと動き回るのは子どもたちかおもちゃか、はたまた小動物でも表現しているかのようなイメージです。
ピアノ協奏曲第3番Pyotr Tchaikovsky

この曲が演奏会で演奏されるのは相当珍しいです。
なぜなら、未完だから。
チャイコフスキーはこの最後のピアノ協奏曲を書き上げる事なく、逝去してしまったのです。
1楽章しかないピアノ協奏曲です。
ちょっと残念な気もしますが、1楽章だけでも演奏される事が稀にあります。
交響曲第3番Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキーの6つの交響曲で日本では最も演奏されない超マイナーな交響曲です。
ご紹介したURLは小林さんの指揮ですが、彼はチャイコフスキーをノリノリで指揮するので、どうしてこの曲があまり演奏されないのだろうと思ってしまうくらい魅力的に演出されています。
四季 12の性格的描写より10月「秋の歌」 作品37bPyotr Tchaikovsky

ピアノソロ曲集「四季」より10月の「秋の歌」は秋ならではの切なさともの悲しさを感じさせるメロディが特徴的です。
難易度がそれほど高くないため、発表会などでも人気の1曲です。
子どもも大人も弾きやすいのが魅力です。
弦楽四重奏曲第1番 第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」Pyotr Tchaikovsky

ウクライナの民謡から着想を得た珠玉の名曲です。
弦楽器の調和が生み出す静謐な旋律は、聴く者の心に深い感動を呼び起こします。
恋する若者の想いを優しく包み込むような美しいメロディは、人間の感情の機微を繊細に描き出しています。
ロシアの大文豪トルストイも涙したという逸話が残る本作は、恋愛の不安と希望を見事に表現しており、恋に悩む人々の心に寄り添う楽曲といえるでしょう。
1876年12月の特別音楽会での感動的な演奏は、作曲家本人も生涯の誇りとして日記に記しています。


