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【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!

ロマン派のロシアを代表する偉大な作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。

『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』などのバレエ音楽から、『ピアノ協奏曲第1番』やいくつかの交響曲など、今日まで愛され続けている名曲を多数生み出しました。

チャイコフスキーの音楽からは、色彩豊かで繊細な旋律と、華麗でドラマチックな音楽性を感じられます。

本記事ではそんなチャイコフスキーの名曲、代表曲を紹介します。

有名な曲から、あまり知られていないけど傑作と呼べる作品までピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください!

もくじ

【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(21〜40)

序曲「1812年」Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー 1812年(序曲) 小澤征爾
序曲「1812年」Pyotr Tchaikovsky

ピョートル・チャイコフスキー作曲の序曲「1812年」です。

この曲は1880年に作曲された演奏会用の序曲で、タイトルの「1812年」はナポレオンのロシア遠征が行われた年です。

華やかで軽やかな弦楽器や木管楽器に対し、随所に現れるトランペットの力強くたくましいユニゾンやハーモニーが格好良い作品です。

ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23Pyotr Tchaikovsky

Tchaikovsky Piano Concerto No 1 FULL / Martha Argerich, piano – Charles Dutoit, conductor
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23Pyotr Tchaikovsky

ピアノ協奏曲の中でも有名曲の一つとして知られています。

モスクワ音楽院院長であり友人でもあるニコライ・ルビンシテインは、当初この曲をばっさりと酷評していますが、後に真価を認めてたびたび演奏会で取り上げ、世に知らしめる役割を果たしました。

幻想序曲「ロメオとジュリエット」Pyotr Tchaikovsky

Tchaikovsky: Romeo & Juliet / Gergiev · London Symphony Orchestra · BBC Proms 2007
幻想序曲「ロメオとジュリエット」Pyotr Tchaikovsky

ロシア5人組の一人バラキレフに勧められた作曲したといわれる演奏会序曲。

モンタギュー家とキャピュレット家の抗争を表すかのような激しい曲調、ロミオとジュリエットの恋を描く甘美な旋律、そして二人が死に追い込まれていく様子がドラマティックに表現されています。

チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」作品24ポロネーズPyotr Tchaikovsky

1840年生まれ、ロシアの作曲家ピョートル・チャイコフスキーの作品、歌劇「エフゲニー・オネーギン」より【Op.24 ポロネーズ】です。

ピョートル・チャイコフスキーのオペラ作品は全部で10作ありますが、この中でも最も頻繁に上演される作品です。

【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(41〜60)

バレエ音楽「くるみ割り人形」より「中国の踊り」Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー: バレエ音楽「くるみ割り人形」:中国の踊り[ナクソス・クラシック・キュレーション #コミカル]
バレエ音楽「くるみ割り人形」より「中国の踊り」Pyotr Tchaikovsky

くるみ割り人形に登場する「お茶の精」が踊る「中国の踊り」は、人差し指を立ててクルクルと回転して踊る、とても可愛らしいダンスです。

フルートのメロディが可愛らしく、弦楽器のピチカート(弦を指で弾く奏法)が良いアクセントになっています。

組曲「くるみ割り人形」Op.71aより第3曲「こんぺい糖の踊り」Pyotr Tchaikovsky

Simon Rattle & Berliner Philharmoniker – Dance of the Sugar Plum Fairy (Tchaikovsky: The Nutcracker)
組曲「くるみ割り人形」Op.71aより第3曲「こんぺい糖の踊り」Pyotr Tchaikovsky

ピョートル・チャイコフスキーがチェレスタという新楽器を使用して作曲した本作。

幻想的な音色が魅力的です。

1892年に初演されたバレエ『くるみ割り人形』の一場面を描いており、お菓子の国の女王である「こんぺい糖の精」の優雅な踊りを表現しています。

ゆっくりとした静かなテンポや繊細な音使いが、夢幻的な世界観を見事に演出。

映画『ファンタジア』などでも使用され、クラシックにあまり馴染みがない方でも親しみやすい曲として知られています。

ハロウィンの雰囲気作りにも最適なので、ぜひ幻想的な世界に浸りながら聴いてみてはいかがでしょうか。