【懐メロから】20代におすすめのボカロ曲まとめ【トレンドまで】
音声ライブラリ「初音ミク」が発売されたのが2007年、それからどんどんボカロシーンは広がってきました。
なのでボカロファンの年齢層ってけっこう幅があるんですよね。
「小学生の頃にハマった」「社会人になっても親しんでいる」なんなら「親の世代が聴いている」など、いろんなパターンがあります。
さて、今回この記事では20代にオススメなボカロ曲をピックアップ。
懐かしのあの曲から今まさに熱い曲まで、幅広く選曲しています。
もし最近ボカロ曲を聴いていないのであれば、これをきっかけにまたぜひ!
【懐メロから】20代におすすめのボカロ曲まとめ【トレンドまで】(251〜260)
Full ColorNamitape

エレクトロポップの魅力が詰まった作品です。
Namitapeさんが手がけた本作は2024年7月にリリースされました。
アーティスティックなエレクトリックチューンで、クールなビートとあどけない歌声が絶妙に絡み合い、聴く人の心を掴んで離しません。
また、言葉数の多い曲ではないからか、歌詞一つひとつの輪郭がはっきりとしているよう思えます。
Namitapeさんのワードチョイス、素晴らしいですね。
頭の中を空っぽにして音楽に身を委ねたいなら、この曲がぴったりかも。
PostscriptOrangestar

夏の終わりに聴きたくなる、切ない青春ソングですね。
Orangestarさんが手がけた本作は、2024年7月にリリースされた4曲入りのEPに収録。
透明感のあるメロディーとIAのボーカルが溶け合って、聴く人の心に深い余韻を残します。
疾走感のあるサウンドに、過ぎ去った日々への哀愁や届かない未来への切望が混じり合い、胸がぎゅっと締め付けられる感じ。
過去と未来の狭間に立つ人々の心情を鮮やかに描き出しています。
ちょっと物思いにふけりたいときや、青春時代を思い出したいときにオススメの1曲です。
リバイバル・ダンスねじ式

中毒性の高いロックサウンドがボカロの魅力を存分に引き出しています。
ねじ式さんの『Lumiere』は2023年の活動10周年を記念してリリースされたアルバムです。
イントロから激しいリズムが印象的で、転調や元のテンポに戻る展開に引き込まれます。
現代社会への風刺を込めた歌詞は、SNSの虚栄心や人間関係の希薄さを鋭く描写。
ギターとピアノを中心としたメロディーラインが、v flowerのとがった歌声と絶妙にマッチしています。
社会に疑問を感じている20代の方にぜひ聴いてほしい1曲です。
プライオリティ雄之助

EDMファンの20代の皆さん、耳を傾けてみませんか?
雄之助さんが2023年12月に公開したこの楽曲、ダンスフロアを揺らすビートに乗せて、現代社会の価値観を鋭く問いかけています。
初音ミクの透明感のある歌声が、背徳と虚無の狭間で揺れる心情を見事に表現。
「プライオリティはどこ?」という問いかけは、聴く人の心に響くはず。
EDMの躍動感と深い歌詞の融合が魅力的です。
自分探しの旅の途中にある方、この曲で自分の「優先順位」を見つめ直してみてはいかがでしょうか。
EMBLEM鬱P

激しさと繊細さが共存する、心揺さぶる一曲です。
鬱Pさんの2024年7月リリースの楽曲で、ヘビーな音楽性とGUMIの力強いボーカルが特徴的。
社会への違和感や自己のアイデンティティを探る歌詞が印象的で、現代を生きる人々の葛藤を鮮やかに描き出しています。
重厚なサウンドと相まって、聴く人の心に深く刻まれる作品に仕上がっています。
鬱Pさんのこれまでの作風を踏襲しつつ、より洗練された楽曲となっていますね。
生きづらさを感じている人や、自分の存在意義を見出せずにいる人に、ぜひ聴いてほしい一曲です。
幽霊と果実Itaby

エレクトロニカの神秘的な音色に導かれ、不思議な世界へ誘われるインスト作品です。
Itabyさんによるこの楽曲は、2024年7月に発表されました。
音像の広がりと奥行きが心地よく、何度も聴きたくなる魅力があります。
さまざまなジャンルのエッセンスが溶け合い、独特な空気感を醸し出しています。
タイトルが示す「幽霊」と「果実」の対比が、過去と未来、記憶と成熟といったテーマを暗示しているようです。
本作は、聴く人それぞれの感情や解釈を呼び起こす、静かな余韻を残す曲。
心に響く音楽を求めている方にぴったりの一曲かもしれません。
グランギニョルRuLu

不思議なコード感が理由か、手を伸ばしても届かないような奥行きが味わえる、ハイセンスなロックチューンです。
ボカロP、RuLuさんによる作品で、2022年に公開。
ボカコレ2022秋TOP100ランキングへの参加楽曲でした。
大人っぽさもあるバンドサウンドにリリースカットピアノを合わせた音像が、はちゃめちゃにクール。
音量を上げる指が止まらなくなります。
サビへの入り方もシャレていて、開放感があります。
ファンタジーめいた退廃的な歌詞の世界観もまた、魅力。