【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選
クラシック音楽の原点であるバロック時代から愛されてきた楽器「バイオリン」。
ときに優雅に、ときに情熱的な旋律を奏でる表情が豊かなバイオリンの音色は、常に私たちの心を癒やし続けてくれます。
本記事では、独奏楽器として、さらにはオーケストラやアンサンブルでの花形として親しまれているバイオリンの魅力をたっぷりと楽しめるクラシックの名曲をご紹介します。
作曲時の時代背景や作曲家に関する豆知識もあわせてご紹介しますので、クラシック初心者の方もぜひお楽しみください!
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【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選(81〜90)
ソナチネ 作品100Antonín Dvořák

ドヴォルジャークは19世紀に活躍したボヘミア出身の作曲家。
彼は幼少から楽才を発揮し、早くから父の宿屋や村のダンス・バンドでヴァイオリンを弾いていました。
この曲は、彼が当時15歳だった愛娘と10歳だった息子トニークの音楽的能力を育てていくために作曲されたと言われています。
アメリカ先住民族の民謡や黒人霊歌を基にした旋律主題が使われており、シンコペーションのリズムや5音音階であるペンタトニックが曲を特徴付けています。
バイオリンソナタ ホ短調Francesco Maria Veracini

この人はヴィヴァルディと同時期にバイオリン・ソナタを作曲したのですが、バイオリンを習得中の学生の間でしか知られていません。
技巧的なのが問われがちなバロック音楽が多い反面、この曲は音の質や伴奏とのアンサンブル性が重要視されています。
バイオリンソナタ 第5番 Op.1-14Georg Friedrich Händel

ヘンデルのバイオリン ソナタはほぼメジャーな曲ばかりなのですが、マイナーな曲の中で有名なのがこのソナタです。
とてもアレンジしやすく作られていますが、右手の技術を要するパッセージばかりだし音程も取りづらい作品です。
逆にやりがいを感じる曲です。
イタリア組曲Igor Stravinsky

近現代の曲なのですが、バロックな曲調を元にして作曲されています。
バレエ音楽「プルチネルラ」の中から印象に残る曲をいくつかピックアップされており、またチェロなどでも演奏されています。
後半になっていくにつれ、現代曲っぽい和声が使われていることが多くなり、まさに徐々に作曲者の本性が出てきたのでしょう。
ハンガリー舞曲第7番Johannes Brahms

ブラームスによる「ハンガリー舞曲集」はもともとピアノ連弾曲として書かれました。
ただこの曲集、この第7番だけでなくどの曲にも作品番号がついていません。
ブラームスによる作曲ではなく、ハンガリーのロマの音楽を採譜・編集したものだからだそうです。
実は出版後、盗作だとして訴訟を起こされましたが、「編曲」としていたので勝訴したというエピソードが残っています。
それはさておき、跳ねるようなリズムに力強い旋律が、いかにも民族舞踊らしくて心がおどりますね!
【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選(91〜100)
バイオリン コンチェルト 22番Tomaso Antonio Vitali

このコンチェルトはいわゆる学生向けのコンチェルトで、ジュニアコンクールや音楽高校受験の課題曲にもされやすい作品です。
学生向けなのですが、細かいトリルや高度なシフティング、3度のスケールなど、意外に高度な技術が必要なのであなどれません。
バイオリン コンチェルトAleksandr Glazunov

チャイコフスキーと同時期に活躍したロシアの作曲家で、彼の曲の中でもロシアをイメージさせる哀愁の漂うパッセージが繰り広げられてます。
また、従来のコンチェルトとは異なり、楽章ごとに区切られていない代わりに4つの情景が一つにまとめられているので、長めな大曲のように堪能できます。
バイオリンコンチェルトAram Khachaturian

20世紀に活躍したグルジア出身のアルメニア人指揮者・作曲家であるハチャトリアン。
彼が生まれ育った街であるトビリシは「歌の街」を意味しており、グリジア人の楽隊やアルメニア人の路上パフォーマンスに囲まれて育った彼は、魅惑的で野趣にあふれるリズムと旋律をオーケストラに持ち込むことで名声を博しました。
この曲においても、力強いリズムや舞踏のようなバイオリンの躍動にロマの野趣とアラビアの郷愁が折り込まれており、独特な存在感を作り出しています。
バイオリン協奏曲・ニ長調 作品61 ロンドアレグロLudwig van Beethoven

ベートーベンの書いたバイオリン協奏曲の中で唯一完成した作品。
数々の名作を生み出し「傑作の森」と呼ばれているベートーベン中期の作品の一つです。
第3楽章はロンド形式で、バイオリンがソロで主題を提示したあと、オーケストラが繰り返す形で始まります。
その後バイオリンが副主題と急速なパッセージののち再び主題を奏で、オーケストラが繰り返す。
典型的なロンド形式ですね。
主役のバイオリンが美しいカデンツァを歌ったあとオーケストラと一緒にクライマックスへと向かいます。
パガニーニアーナNathan Milstein

パガニーニの有名どころな曲を数曲取り上げ、一つの小品曲に圧縮されたものであり、カプリースや魔女の踊りなどを中心に演奏されています。
なので、パガニーニをこれから知っていきたい人にとっては一押しな一曲で、コンサートで披露するのにも適しています。
これだけで何曲も知れるため、決して飽きずに聴けるのではないでしょうか。
白鳥の湖・オープニング.20a・TH219:ロシアダンスPyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー作曲のバレエ音楽である「白鳥の湖」の第3幕、世界各国のダンスが踊られる華やかなシーンで用いられています。
「白鳥の湖」は「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」とともに3大バレエと言われています。
白鳥の姿に変えられたオデットとジークフリート王子の恋物語を描いた作品となっています。
バイオリンの技巧的なメロディーと華やかなメロディーをお楽しみください。
3つのロマンスRobert Schumann

全体を通してシューマンの「トロイメライ」の香りを感じさせる曲で、たまにこの中から1曲のみコンサートで使用するヴァイオリニストが少なくありません。
シューマンの曲自体、起伏が激しいので好き嫌いがわかれがちなのですが、この曲はまるでヒーリングの要素があるため、シューマンに抵抗がある人にとってもおすすめです。
バイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 Op.19Sergei Prokofiev

プロコフィエフは帝政ロシア時代からソ連時代にかけてのロシアの作曲家です。
このバイオリンコンチェルトはロシア革命の前年にかかれ、冒頭の美しいバイオリンソロと当時の民衆の感情を反映したかのようなグロテスクで不穏に満ちた旋律を持っています。
バイオリン協奏曲ニ短調・MWV 03:I.アレグロ・モルトFelix Mendelssohn

フェリックス・メンデルスゾーンが1822年に作曲したヴァイオリン協奏曲。
メンデルスゾーンの死後、楽譜はさまざまな人の手に渡り相続されていましたが、長い間作品の存在自体が忘れ去られてしまっていました。
流麗さと情熱さを合わせ持った一曲となっています。
ヴァイオリンソロの技巧的なメロディーにもご注目ください!
ソナチネ イ短調Franz Schubert

歌曲で名が知られているシューベルトですが、バイオリンの曲にも数々手がけています。
ソナチネとは、ソナタ形式から成り立っているもののソナタに比べ音構成が簡潔に作られている曲のことなのです。
簡潔とは言えど、掛け合いに大変凝っているのでソナタ以上のクオリティを感じます。



