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【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選

クラシック音楽の原点であるバロック時代から愛されてきた楽器「バイオリン」。

ときに優雅に、ときに情熱的な旋律を奏でる表情が豊かなバイオリンの音色は、常に私たちの心を癒やし続けてくれます。

本記事では、独奏楽器として、さらにはオーケストラやアンサンブルでの花形として親しまれているバイオリンの魅力をたっぷりと楽しめるクラシックの名曲をご紹介します。

作曲時の時代背景や作曲家に関する豆知識もあわせてご紹介しますので、クラシック初心者の方もぜひお楽しみください!

もくじ

【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選(41〜60)

バイオリンソナタ 第18番 ト長調 K.301Wolfgang Amadeus Mozart

18世紀を代表する天才作曲家の一人、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが、マンハイム滞在中に作曲した珠玉の名作。

バイオリンとピアノのための軽快なソナタで、優雅さと甘美さが織り交ぜられた2楽章構成の魅力的な作品です。

モーツァルトが当時の宮廷での職を求めていた背景も反映されており、その情熱が込められています。

優美で柔らかな旋律が特徴で、聴くと穏やかな気持ちになれる、ストレス解消にぴったりの曲。

クラシック音楽入門にもおすすめの1曲です!

ピアノ五重奏曲 イ長調 作品114 D667《ます》第1楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェFranz Schubert

明るく快活な雰囲気が漂う室内楽の名作は、フランツ・シューベルトが22歳の時に作曲した珠玉の作品です。

ピアノと4つの弦楽器による独特の編成から生まれる豊かな響きと、生き生きとした旋律の掛け合いが印象的です。

力強いピアノと弦楽器の対話が織りなす音の世界は、まるで若者たちが喜びに満ちた集いを楽しんでいるかのような雰囲気を醸し出しています。

1819年に裕福な鉱山技師の依頼で作曲された本作は、自然の美しさや人々の活力といったポジティブな情景を音楽で描き出しています。

クラシック音楽の中でも親しみやすい旋律と表現力を持ち合わせた本作は、室内楽の素晴らしさを体感したい音楽ファンにぜひお勧めしたい一曲です。

ラ・フォリアArcangelo Corelli

Henryk Szeryng plays Corelli’s “La Folia” Sonata
ラ・フォリアArcangelo Corelli

弦楽合奏やバロック楽団の間でこの曲は非常に有名で、実はあのラフマニノフやクライスラーもこの曲を編曲されています。

覚えやすいテーマから始まり、チェンバロやオルガンにふさわしい曲調でこの曲を彩っています。

また、フィナーレになるとこれまでの曲調を華麗にまとめ上げ、説得力のある幕引きを聴かせてくれます。

モーゼ幻想曲Niccolò Paganini

PAGANINI: Moses Fantasy | Antal Zalai, violin 🎵 classical music
モーゼ幻想曲Niccolò Paganini

後のバイオリニストに多大なる影響を与えたイタリア出身の作曲家、ニコロ・パガニーニ。

現在では貴重な価値を持つバイオリン、イル・カノーネを使用した圧倒的な演奏技術で名声を得ました。

彼が管弦楽のための作品として制作したのが『モーゼ幻想曲』。

さまざまな表情をみせるヴァイオリンの音色と、リズミカルなピアノで構成されており、豊かな広がりをみせる明るいメロディが印象的な楽曲です。

彼の音楽ならではのテクニカルなバイオリンの奏法もじっくりと味わってくださいね。

バイオリン協奏曲 第3番Wolfgang Amadeus Mozart

Mozart Violin Concerto No. 3 in G major, K.216 Itzhak Perlman  Kazuyoshi Akiyama / Tokyo SO.
バイオリン協奏曲 第3番Wolfgang Amadeus Mozart

ここからはモーツァルトのバイオリンコンチェルトを3つご紹介します。

第3番のコンチェルトはモーツァルトのバイオリンコンチェルトとしては初のヒットソングで、当時の聴衆にも好評だったようです。

第一楽章はモーツァルト自身のオペラからの転用で、華やかな印象が特徴です。

バイオリンソナタ 第2番Sergei Prokofiev

Prokofiev – Violin sonata n°2 – Oistrakh / Yampolsky
バイオリンソナタ 第2番Sergei Prokofiev

20世紀のロシア・ソヴィエト連邦を代表する作曲家の1人であり、組曲『ロメオとジュリエット』で有名なプロコフイエフ。

彼の作品は独特のモダニズムと叙情性を持つものが多くあります。

この曲は、自身の『フルートソナタ ニ長調』の初演を聴いたバイオリニストのダヴィッド・オイストラフの勧めにより、バイオリンとピアノのために改作された作品です。

独特な雰囲気を持ちながらも、彼の作品の中ではわりかし明るく平明な曲想で、広く人気を得ている作品です。