【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選
クラシック音楽の原点であるバロック時代から愛されてきた楽器「バイオリン」。
ときに優雅に、ときに情熱的な旋律を奏でる表情が豊かなバイオリンの音色は、常に私たちの心を癒やし続けてくれます。
本記事では、独奏楽器として、さらにはオーケストラやアンサンブルでの花形として親しまれているバイオリンの魅力をたっぷりと楽しめるクラシックの名曲をご紹介します。
作曲時の時代背景や作曲家に関する豆知識もあわせてご紹介しますので、クラシック初心者の方もぜひお楽しみください!
【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選(91〜100)
バイオリン協奏曲・ニ長調 作品61 ロンドアレグロLudwig van Beethoven

ベートーベンの書いたバイオリン協奏曲の中で唯一完成した作品。
数々の名作を生み出し「傑作の森」と呼ばれているベートーベン中期の作品の一つです。
第3楽章はロンド形式で、バイオリンがソロで主題を提示したあと、オーケストラが繰り返す形で始まります。
その後バイオリンが副主題と急速なパッセージののち再び主題を奏で、オーケストラが繰り返す。
典型的なロンド形式ですね。
主役のバイオリンが美しいカデンツァを歌ったあとオーケストラと一緒にクライマックスへと向かいます。
ハンガリー舞曲第7番Johannes Brahms

ブラームスによる「ハンガリー舞曲集」はもともとピアノ連弾曲として書かれました。
ただこの曲集、この第7番だけでなくどの曲にも作品番号がついていません。
ブラームスによる作曲ではなく、ハンガリーのロマの音楽を採譜・編集したものだからだそうです。
実は出版後、盗作だとして訴訟を起こされましたが、「編曲」としていたので勝訴したというエピソードが残っています。
それはさておき、跳ねるようなリズムに力強い旋律が、いかにも民族舞踊らしくて心がおどりますね!
バイオリン協奏曲ニ短調・MWV 03:I.アレグロ・モルトFelix Mendelssohn

フェリックス・メンデルスゾーンが1822年に作曲したヴァイオリン協奏曲。
メンデルスゾーンの死後、楽譜はさまざまな人の手に渡り相続されていましたが、長い間作品の存在自体が忘れ去られてしまっていました。
流麗さと情熱さを合わせ持った一曲となっています。
ヴァイオリンソロの技巧的なメロディーにもご注目ください!
バイオリン協奏曲 ホ長調J.S.Bach

ホ長調の分散和音から始まり、最後にいくにつれ徐々に展開していきます。
展開部分においては元の曲調にはとらわれず、まるで4つほどの顔を持っているかのようにバージョンアップされています。
それに対し2、3楽章は同じテーマを繰り返しているだけなので、1楽章とは比べなんだか単調に感じます。
バイオリン コンチェルトAleksandr Glazunov

チャイコフスキーと同時期に活躍したロシアの作曲家で、彼の曲の中でもロシアをイメージさせる哀愁の漂うパッセージが繰り広げられてます。
また、従来のコンチェルトとは異なり、楽章ごとに区切られていない代わりに4つの情景が一つにまとめられているので、長めな大曲のように堪能できます。
バイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 Op.19Sergei Prokofiev

プロコフィエフは帝政ロシア時代からソ連時代にかけてのロシアの作曲家です。
このバイオリンコンチェルトはロシア革命の前年にかかれ、冒頭の美しいバイオリンソロと当時の民衆の感情を反映したかのようなグロテスクで不穏に満ちた旋律を持っています。
ソナチネ イ短調Franz Schubert

歌曲で名が知られているシューベルトですが、バイオリンの曲にも数々手がけています。
ソナチネとは、ソナタ形式から成り立っているもののソナタに比べ音構成が簡潔に作られている曲のことなのです。
簡潔とは言えど、掛け合いに大変凝っているのでソナタ以上のクオリティを感じます。



