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【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選

クラシック音楽の原点であるバロック時代から愛されてきた楽器「バイオリン」。

ときに優雅に、ときに情熱的な旋律を奏でる表情が豊かなバイオリンの音色は、常に私たちの心を癒やし続けてくれます。

本記事では、独奏楽器として、さらにはオーケストラやアンサンブルでの花形として親しまれているバイオリンの魅力をたっぷりと楽しめるクラシックの名曲をご紹介します。

作曲時の時代背景や作曲家に関する豆知識もあわせてご紹介しますので、クラシック初心者の方もぜひお楽しみください!

もくじ

【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選(61〜80)

3つのロマンスRobert Schumann

3つのロマンス / 川本嘉子&三舩優子
3つのロマンスRobert Schumann

全体を通してシューマンの「トロイメライ」の香りを感じさせる曲で、たまにこの中から1曲のみコンサートで使用するヴァイオリニストが少なくありません。

シューマンの曲自体、起伏が激しいので好き嫌いがわかれがちなのですが、この曲はまるでヒーリングの要素があるため、シューマンに抵抗がある人にとってもおすすめです。

ヴァイオリンのための協奏曲・短調と短調・メジャーRV 269「ラ・プリマヴェーラ」:II.ラルゴAntonio Vivaldi

ヴィヴァルディが作曲した「四季」より「春」の第2楽章「ラルゴ」。

「四季」は聞いたことがあると思いますが、ヴァイオリン協奏曲の第1から第4曲をまとめてそう呼びます。

この第2楽章では、牧草地に咲き乱れた花や、空に伸びた枝の茂った葉のガサガサと立てる音、猟犬のほえる様子などを表しています。

弦楽器の静かな旋律にソロヴァイオリンが、のどかなメロディーを奏でています。

【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選(81〜100)

ハバネーズ・オープニング.83:アレグロCamille Saint-Saëns

サン=サーンスが1885年に、ヴァイオリニストのアルベルティーニとともに演奏旅行に出かけた際、初冬のブレストで雨に降り込められ泊まったホテルの、真っ赤に燃える暖炉の前でこの作品を着想したと言われています。

完成後は旅行の思い出としてアルベルティーニに献呈されました。

ハバネラのリズムによる民謡のような旋律と、技巧的な旋律が楽しめます。

バイオリンソナタ 第5番 「春」Ludwig van Beethoven

Beethoven.Violin.Sonata.No.5.Op24.Spring.[Anne.Sophie.Mutter.Lambert.Orkis]
バイオリンソナタ 第5番 「春」Ludwig van Beethoven

お次は「楽聖」ベートーヴェンのバイオリンの名曲をご紹介します。

このバイオリンソナタはクラシックにあまりなじみのない方でも1度どこかで聴いたことがあるかもしれません。

今日でも愛され、演奏されるバイオリンの名曲中の名曲です。

バイオリンソナタ 第21番 ホ短調 K.304Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルトのバイオリン ソナタの中でわりとよく演奏された曲です。

モーツァルトが母親とマンハイムを旅行していた頃に作曲されたので、わりと初期に見られる曲構成でしょう。

この頃はまだ、バイオリン中心のソナタが完全に確立されておらず、どちらかというとピアノ中心だったので、ピアノソロにもとらえられます。

バイオリンソナタ 第5番 Op.1-14Georg Friedrich Händel

ヘンデルのバイオリン ソナタはほぼメジャーな曲ばかりなのですが、マイナーな曲の中で有名なのがこのソナタです。

とてもアレンジしやすく作られていますが、右手の技術を要するパッセージばかりだし音程も取りづらい作品です。

逆にやりがいを感じる曲です。