【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選
クラシック音楽の原点であるバロック時代から愛されてきた楽器「バイオリン」。
ときに優雅に、ときに情熱的な旋律を奏でる表情が豊かなバイオリンの音色は、常に私たちの心を癒やし続けてくれます。
本記事では、独奏楽器として、さらにはオーケストラやアンサンブルでの花形として親しまれているバイオリンの魅力をたっぷりと楽しめるクラシックの名曲をご紹介します。
作曲時の時代背景や作曲家に関する豆知識もあわせてご紹介しますので、クラシック初心者の方もぜひお楽しみください!
【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選(31〜40)
愛の悲しみFritz Kreisler

オーストリア出身の世界的なバイオリニスト、そして作曲家のフリッツ・クライスラーが手掛けた『愛の悲しみ』は、同じくクライスラーによる『愛の喜び』と対を成す作品であり、さらには『美しきロスマリン』と合わせて3部作として語られることもあるバイオリンとピアノのための楽曲です。
落ち着いた三拍子のリズムに合わせて、優雅でいてどこかメランコリックな旋律を奏でるバイオリンの音色が実に美しいですよね。
クライスラーと親交があったというロシアの著名なピアニスト、セルゲイ・ラフマニノフによるピアノ独奏用に編曲されたバージョンでも有名です。
また、人気漫画作品『四月は君の嘘』にこちらの『愛の悲しみ』が登場しますから、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
バイオリンコンチェルトCamille Saint-Saëns

サン=サーンスは「動物の謝肉祭」などで知られる作曲家ですが、他にオルガン奏者、天文学、数学、絵画などの才能にも恵まれていたようです。
このコンチェルトは学生には必ず1度は弾く楽曲として今日でも親しまれています。
ファンタジー・バレエCharles-Auguste de Bériot

ヴュータンが師事したバイオリン教授であるべリオは数々のバイオリン曲を作曲しましたが、残念ながらあまりべリオの名は知れ渡ることはありませんでした。
中でもこの曲だけはヴァイオリニストの間では練習曲のように親しまれており、12通りのバレエが踊られている様子が細かな部分まで繊細に作られています。
モーゼ幻想曲Niccolò Paganini

後のバイオリニストに多大なる影響を与えたイタリア出身の作曲家、ニコロ・パガニーニ。
現在では貴重な価値を持つバイオリン、イル・カノーネを使用した圧倒的な演奏技術で名声を得ました。
彼が管弦楽のための作品として制作したのが『モーゼ幻想曲』。
さまざまな表情をみせるヴァイオリンの音色と、リズミカルなピアノで構成されており、豊かな広がりをみせる明るいメロディが印象的な楽曲です。
彼の音楽ならではのテクニカルなバイオリンの奏法もじっくりと味わってくださいね。
ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲伊福部昭

日本を代表する作曲家、伊福部昭さんが1948年に完成させた意欲作です。
本作は、伊福部さんが戦前の札幌時代から構想を練り、幾度もの改訂を重ねて1971年に現行版が完成しました。
ジプシーヴァイオリンに近い書法で、アジア的感性を持って作曲されており、日本の民族性と西洋音楽の融合を巧みに表現しています。
2楽章構成で、旋律的な第1楽章と律動的な第2楽章が、ヴァイオリンの技巧的な表現と相まって、聴く者を魅了します。
民族音楽に興味がある方や、日本のクラシック音楽の魅力を探求したい方におすすめの一曲です。
【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選(41〜50)
スケルツォ・タランテラHenryk Wieniawski

ヴィエニャフスキは、19世紀を代表するポーランドの生まれのバイオリニスト。
彼自身が超絶技巧の持ち主であることから、彼が作曲する曲も非常に高度な技術を必要とするものばかりです。
この『スケルツォ・タランテラ』もとても華やかなバイオリン技巧に彩られています。
冒頭にピアノがイタリア・ナポリの速いテンポの舞曲であるタランテラのリズムをオクターブで表し、続いてバイオリンが華々しく登場します。
重音やフラジオレットを組み合わせるなど、バイオリニストの腕の見せどころが多く詰まっている1曲です。
ホラ・スタッカートGrigoraş Dinicu

現代クラシック音楽の作曲家として有名なルーマニア出身のグリゴラシュ・ディニクさん。
ほとんどの作品が、バイオリンとピアノのための曲で、一貫した音楽性が長年にわたって高い評価を受けています。
こちらの『ホラ・スタッカート』は、そんな彼の作品のなかでも、とくに有名な作品で、テキパキとした明るい曲調で人気を集めた1曲です。



