【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選
クラシック音楽の原点であるバロック時代から愛されてきた楽器「バイオリン」。
ときに優雅に、ときに情熱的な旋律を奏でる表情が豊かなバイオリンの音色は、常に私たちの心を癒やし続けてくれます。
本記事では、独奏楽器として、さらにはオーケストラやアンサンブルでの花形として親しまれているバイオリンの魅力をたっぷりと楽しめるクラシックの名曲をご紹介します。
作曲時の時代背景や作曲家に関する豆知識もあわせてご紹介しますので、クラシック初心者の方もぜひお楽しみください!
【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選(21〜30)
ヴォカリーズSergei Rachmaninov

ラフマニノフが1915年に作曲した「ヴォカリーズ」。
ヴォカリーズとは歌詞を伴わずに母音のみによって歌う歌唱法を意味する言葉で、この作品はもともとピアノ伴奏付きの歌曲でしたが、後に管弦楽用に編曲されました。
ロシアの哀愁と、グレゴリオ聖歌やバロック時代のアリアのスタイルといった古典様式を併せ持つ甘美な曲となっています。
華麗なるポロネーズ 第1番Henryk Wieniawski

19世紀を代表するバイオリニストの1人であるポーランドの生まれのヴィエニャフスキ。
彼はギャンブルやお酒が大好きという豪快な人柄だが、その演奏もまた豪快で超絶技巧の持ち主でもありました。
曲名にもなっている「ポロネーズ」とはポーランド起源の舞曲形式であり、ヴィエニャフスキの故郷への思いが感じ取れます。
この作品はバイオリンとピアノのための作品ではありますが、スタッカートで弾かれる重音の連続や、上昇しきった高音の美しさ、厳しい跳躍といったバイオリンの技巧が一番の聴きどころです。
【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選(31〜40)
バイオリンコンチェルト 第4番Wolfgang Amadeus Mozart

続いてはモーツァルトのバイオリンコンチェルト第4番です。
この作品は別名「軍隊」とも呼ばれ、その名の通り冒頭のバイオリンソロは勇ましいリズムを持ち活気にあふれたコンチェルトです。
モーツァルトの遊び心が随所にみられる1曲です。
ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲伊福部昭

日本を代表する作曲家、伊福部昭さんが1948年に完成させた意欲作です。
本作は、伊福部さんが戦前の札幌時代から構想を練り、幾度もの改訂を重ねて1971年に現行版が完成しました。
ジプシーヴァイオリンに近い書法で、アジア的感性を持って作曲されており、日本の民族性と西洋音楽の融合を巧みに表現しています。
2楽章構成で、旋律的な第1楽章と律動的な第2楽章が、ヴァイオリンの技巧的な表現と相まって、聴く者を魅了します。
民族音楽に興味がある方や、日本のクラシック音楽の魅力を探求したい方におすすめの一曲です。
バイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35Pyotr Tchaikovsky

今日の演奏会でおそらく最も演奏されているバイオリンコンチェルト、それがこの楽曲です。
「四大コンチェルト」のひとつで、技巧的な難易度はもちろんのこと、華やかで感情の豊かな旋律を合わせ持った完成度の非常に高い作品です。
カルメン幻想曲Pablo de Sarasate

サラサーテの1曲。
ビゼー作曲のオペラ「カルメン」の旋律を引用し超絶技巧をふんだんに盛り込んだのが「カルメン幻想曲」です。
サラサーテ版のほかにワックスマン版も存在し、どちらも非常に難易度の高い楽曲として親しまれています。
バイオリンソナタ 第1番 「雨の歌」Johannes Brahms

ブラームスのバイオリン楽曲を2つご紹介します。
このバイオリンソナタは「雨の歌」という作曲家自身の歌曲が元になっていて、その旋律が形を変えて随所に現れています。
ブラームスらしい緻密に練られた構造と、人間的な感情の豊かな旋律が非常に美しい作品です。



