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【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選

クラシック音楽の原点であるバロック時代から愛されてきた楽器「バイオリン」。

ときに優雅に、ときに情熱的な旋律を奏でる表情が豊かなバイオリンの音色は、常に私たちの心を癒やし続けてくれます。

本記事では、独奏楽器として、さらにはオーケストラやアンサンブルでの花形として親しまれているバイオリンの魅力をたっぷりと楽しめるクラシックの名曲をご紹介します。

作曲時の時代背景や作曲家に関する豆知識もあわせてご紹介しますので、クラシック初心者の方もぜひお楽しみください!

もくじ

【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選(21〜40)

バイオリンソナタ イ長調 FWV 8 第4楽章César Franck

Franck: Sonata in A Major for Violin and Piano, FWV 8: IV. Allegretto poco mosso
バイオリンソナタ イ長調 FWV 8 第4楽章César Franck

フランクが1886年に作曲したヴァイオリン・ソナタの第4楽章。

始まりの自然で滑らかに流れるきれいなメロディーと、中間部の力強く激しいメロディーの対比がおもしろい曲です。

最後を飾るにふさわしい輝かしく華々しいフィナーレとなっています。

単なる伴奏という領域をこえた、ヴァイオリンと掛け合うピアノにもご注目ください!

シャコンヌTomaso Antonio Vitali

Vitali: Chaconne in G minor, Milstein & Balsam (1955) ヴィターリ シャコンヌ ミルシテイン
シャコンヌTomaso Antonio Vitali

ヴィターリはバロック時代と呼ばれる17・18世紀に活躍した作曲家。

父のジョバンニ・バティスタ・ヴィターリも有名な音楽家であり、父とともにエステ家の宮廷に仕え、宮廷楽長を務めました。

彼の生前、この曲は世に出ておらず、19世紀のバイオリニストであるフェルディナンド・ダヴィッドが編曲し発表したことによって、広く知られるようになりました。

高い技術力が必要な格好良い曲でありながらも、深くもの悲しく美しさも持つ魅力的な1曲です。

バイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 第1楽章Pyotr Tchaikovsky

叙情的な旋律で人気を集めた、ロシア出身の作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。

メルヘンやロマンチックな曲調が印象的で、同性愛の許容や、小動物への愛情など、優しいメッセージ性が作品の多くにこめられています。

こちらの『バイオリン協奏曲 第1楽章』は、そんな彼の名曲として知られています。

当初はその難易度の高さから日の目を見ませんでしたが、ヤッシャ・ハイフェッツさんやエフレム・ジンバリストさんといった、実力派のバイオリニストが演奏をさせたことで支持を集めました。

バイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61Ludwig van Beethoven

Maxim Vengerov plays Beethoven Violin Concerto in D major op. 61 and Meditation by J. Massenet
バイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61Ludwig van Beethoven

長い歴史のなかでも、とくに重要な音楽家として知られている、ドイツ出身の作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。

日本でも非常に有名な作曲家ですね。

耳が聞こえなかったという部分で注目されがちですが、ベートーヴェンの魅力はなんといっても古典派音楽の集大成ともいえる、完璧な作曲です。

こちらの『バイオリンコンチェルト』は、そんな彼の作品のなかでも、とくに人気を集めたバイオリンの作品で、現在にいたるまで多くの有名なバイオリニストによって演奏されています。

ヴァイオリン・パルティータ第2番・二短調・BWV 1004:I.第1楽章アルマンドJ.S.Bach

バロック音楽を語る上では外せない音楽家、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ。

西洋音楽の基礎を作ったとも言われており、その偉大な功績から日本では「音楽の父」と称されています。

こちらの『ヴァイオリン・パルティータ第2番・二短調・BWV 1004:I.第1楽章アルマンド』は彼の有名なバイオリンの作品で、全5曲が収録されています。

現在はバイオリン以外の楽器でアレンジされています。

そちらと聴き比べてもおもしろいかもしれませんね。

バイオリンコンチェルト 第4番Wolfgang Amadeus Mozart

W.A. Mozart – Violin Concerto No.4 in D major, K. 218: I. Allegro
バイオリンコンチェルト 第4番Wolfgang Amadeus Mozart

続いてはモーツァルトのバイオリンコンチェルト第4番です。

この作品は別名「軍隊」とも呼ばれ、その名の通り冒頭のバイオリンソロは勇ましいリズムを持ち活気にあふれたコンチェルトです。

モーツァルトの遊び心が随所にみられる1曲です。