バンドサウンドのボカロ曲特集【ロック】
パソコンで音楽を作ることを「DTM」と呼びますが、それは打ち込みシンセのエレクトロニックミュージックばかりを指している訳ではありません。
さまざまな音源を使ったり、または楽器演奏を録音したり、そうするとパソコンの中だけでもバンドサウンドが完成しちゃいます。
ということでこの記事では、バンドサウンドに特化したボカロ曲をご紹介させていこうと思います!
どれもこれもがステキな曲ばかり!
あなたのお気に入りもきっと見つかるはずです。
バンドサウンドのボカロ曲特集【ロック】(81〜90)
比較症候群葵木ゴウ

以前は午後ティーの名前で活動し、現在はゲーム実況や演奏してみたなどさまざまな活動をしているボカロP、葵木ゴウさんの25作目のボカロ曲。
殿堂入りおよびYouTubeでのミリオンを達成している楽曲で、オープニングのキャッチーなギターリフから世界観に引き込まれてしまうのではないでしょうか。
キャッチーかつ爽快なメロディーと疾走感のあるアンサンブルは、ロックファンであれば思わず聴き入ってしまうほどの完成度を誇っていますよね。
ブラッシングを絡めたギターのカッティングによるグルーブ感がたまらない、ボカロ曲であることを忘れてしまうロックチューンです。
INAZUMAはるふり

キレッキレなギターロックを聴きたいならぜひこの曲を!
『右に曲ガール』などのヒット作で知られるボカロP、はるふりさんによる作品で2023年3月に発表。
ボカコレ2023春TOP100参加曲でした。
バンドサウンドが好きな人なら刺さらないはずがない……そう紹介したくなるぐらいかっこいい音像です。
軽やかで熱っぽい曲調に重音テトの凛とした歌声も映えています。
「自分が思うがままの音を鳴らせ」という歌詞のメッセージを体現していますね。
ギターソロ終わりからの歌パート、必聴!
からっぽのまにまにピノキオP

少し古めかしさを感じさせるリズムや、作者お得意の独特な言い回しがクセになる1曲。
歌詞は、生きることそのものにはあんまり前向きでないながらも「君」のために生きてみせようとする、遠回しなラブソングにも聴こえます。
少年は教室がきらいだったのだ石風呂

中学嫌いの曲を書き続けた作者の、最後の中学嫌いの曲。
教室で目立つグループの笑い声や陰口など、何気ない風景を隅っこでぼんやり眺めているような少年の曲です。
ギターリフなど全体的に気だるげな雰囲気がただよっています。
1925とみー

大正ロマンを思わせる曲調がステキです。
T-POCKETなどの名義でも知られているとみーによる楽曲で、2009年に公開されました。
歌詞もレトロな言葉選びで、こだわりが感じられます。
ゆったりめなリズムなので気持ちが落ち着きますね。
散歩しながら聴きたくなるような魅力があります。
コンピレーションアルバム『EXIT TUNES PRESENTS Vocalolegend feat. 初音ミク』収録曲。
ヴァニティFushi

イントロから弾ける、アグレッシブなギターリフだけでハマっちゃいます!
キレのあるロックチューンに定評のあるボカロP、Fushiさんによる楽曲で、2023年4月にリリースされました。
体が勝手にリズムを取ってしまうぐらい、中毒性の高い作品です。
4つ打ちのリズムを土台にした勢いのあるバンドサウンド、超かっこいい。
一つひとつのフレーズ、パートが洗練されているんですよね。
熱い気持ちになりたいときに聴いてみてください!
バンドサウンドのボカロ曲特集【ロック】(91〜100)
ブラックノートに溺れさせてShun13

ギタリストによるギタリストのための曲です。
イントロからアウトロまで、リフもバッキングもソロも全てが超ヘビーロック!
目立ちたがり屋のギタリストさんにうってつけです。
1コーラスめの直前の小節とサビ頭のブレイクもキモですね。





