バンドサウンドのボカロ曲特集【ロック】
パソコンで音楽を作ることを「DTM」と呼びますが、それは打ち込みシンセのエレクトロニックミュージックばかりを指している訳ではありません。
さまざまな音源を使ったり、または楽器演奏を録音したり、そうするとパソコンの中だけでもバンドサウンドが完成しちゃいます。
ということでこの記事では、バンドサウンドに特化したボカロ曲をご紹介させていこうと思います!
どれもこれもがステキな曲ばかり!
あなたのお気に入りもきっと見つかるはずです。
バンドサウンドのボカロ曲特集【ロック】(91〜100)
キミアイギミー廉

じりじりとしたビートに意識が持っていかれる、荘厳なボカロ曲です。
廉さんの楽曲で、2024年11月にリリースされました。
シンフォニックロックナンバーで、常に緊張感がただよっているような仕上がり。
また愛する人への思いがつづられた歌詞はどこか狂気的で、しかしその美しい言葉たち、世界観につい聴き入ってしまうんです。
星界の力のこもった歌声も魅力の一つ。
ドラマチックでダイナミックなラブソングにぜひ触れてみてください!
memory164

幼い頃に見ていた夢はあまりにもキラキラして希望に満ちていた、ということを思い出させてくれる曲です。
感情を吐き出すような歌詞の部分でデスボが使われていたり、息切れの表現があったりして、このミクの歌声は生きているようだと感じます。
水彩ラフ風呂埋葬P

気だるげなギターに淡々としたミクの声がマッチしている1曲。
サビはたった6文字を叫んでいるだけなのに妙に耳に残ります。
ギターソロの代わりのように機械的に鳴っているシンセサイザーの音が、曲をなおのこと切なくさせているように感じます。
INAZUMAはるふり

キレッキレなギターロックを聴きたいならぜひこの曲を!
『右に曲ガール』などのヒット作で知られるボカロP、はるふりさんによる作品で2023年3月に発表。
ボカコレ2023春TOP100参加曲でした。
バンドサウンドが好きな人なら刺さらないはずがない……そう紹介したくなるぐらいかっこいい音像です。
軽やかで熱っぽい曲調に重音テトの凛とした歌声も映えています。
「自分が思うがままの音を鳴らせ」という歌詞のメッセージを体現していますね。
ギターソロ終わりからの歌パート、必聴!
非実在少年は眠らないもっふーP
なんとなく卑屈で気だるげなミクの歌声せいか、部屋でぼんやり窓の外を眺めるだけの憂鬱な夕暮れ時に聴きたくなる1曲。
PVと歌詞を照らし合わせて観てみると、最後のワンフレーズは意味深。
解釈を考えるだけでもおもしろいです。
空想パレットゆちゃ
風を切るような疾走感と爽快感がある曲。
サウンドこそシンプルでも、歌詞がまっすぐに心に伝わって刺さるのは、パワフルな歌声でこの曲の世界観を描いて届けてくれるリンだからこそなせる技なのだと思います。
東京の真ン中で寝転ぶ40mP

明るく優しいピアノメロディから始まる曲で、トランペットやトロンボーンなど金管楽器との相性も良い曲です。
間奏ごとのキメはしっかりと。
大サビ前のボーカル&ピアノでしっかり落とすことで、明るさの中に切なさを携えた歌詞がより映えます。