バンドサウンドのボカロ曲特集【ロック】
パソコンで音楽を作ることを「DTM」と呼びますが、それは打ち込みシンセのエレクトロニックミュージックばかりを指している訳ではありません。
さまざまな音源を使ったり、または楽器演奏を録音したり、そうするとパソコンの中だけでもバンドサウンドが完成しちゃいます。
ということでこの記事では、バンドサウンドに特化したボカロ曲をご紹介させていこうと思います!
どれもこれもがステキな曲ばかり!
あなたのお気に入りもきっと見つかるはずです。
バンドサウンドのボカロ曲特集【ロック】(91〜100)
空想庭園依存症cosMo@暴走P

とにかく最初から最後まで注目するべきはキーボードの超絶技巧。
ABメロ中でも要所要所で流れるようなメロディが美しくはまります。
ドラムの手数も多く演奏難易度の高い上級者向けの曲です。
裏打ちのダンスビートと個性的な歌詞とメロディも相まって独特な世界観を奏でます。
悪食娘コンチータ悪ノP

ロック調の曲であるのにイントロのシンセチックなキーボードが怪しさを引き立てます。
1サビ後のギターはカッティングでも良し、タッピングでも良し。
Bはチャキチャキと小気味よくいきましょう。
ラストサビ前のブレイクはリード名利に尽きます。
僕は考えるのをやめたい薄塩指数

現代社会の倦怠感を鮮やかに描き出した作品です。
ボカロP、薄塩指数さんによる楽曲で、2024年9月にリリースされました。
とっちらかってしまった頭の中をキャッチーなオルタナティブロックサウンドとゆるい歌詞で表現。
かわいくて、めちゃくちゃに共感性の高い仕上がりです。
重音テトの特徴的な歌声と切れのあるギターリフが絶妙にマッチして、聴く人の心を掴みます。
仕事や遊びに疲れてしまったタイミングで聴けばとくに刺さると思います。
音楽に力を借りてなにもかも忘れちゃいましょう!
被検体とアブサンつる

エッジのあるバンドサウンドが空気を切り取るように響き渡る作品です。
つるさんが2025年2月にリリースした本作は、はかなげな初音ミクの歌声とますロックな曲調が特徴。
その激情的に展開する曲調が、聴く人の心を揺さぶります。
歌詞は電脳世界の中で音楽をつむぐ存在が何かをたどっていくような内容。
聴いているうちに音の波に飲まれてしまう感覚を味わえますよ。
サーーードアイ!!!!和田たけあき

他者の内面を見透かす第三の目をテーマにした、シニカルでエモーショナルなロックチューンです。
和田たけあきさんによる本作は、2025年2月に公開。
エネルギッシュなギターサウンドと、キャッチーで耳に残るメロディーが織りなす独特な世界観が魅力。
表層の下に潜む本音や感情、そして自己認識の難しさを描いた歌詞に、人間観察の鋭さが光っています。
中毒性ばつぐんのボカロ曲を、ぜひチェック!
来週は海に柏木カレキ

透明感のある声と切ない歌詞が心に響くエモーショナルなロックです。
柏木カレキさんが2025年2月に発表した作品で、青春の淡い思い出と生きることの意味を見出すを心の機微を繊細に表現しています。
温かみのあるメロディー、曲調がさわやかな風のように心地よく、聴く人の心を優しく包み込むんです。
つらい時期を乗り越えようとしている人の背中を押してくれる、そんな楽曲です。
memory164

幼い頃に見ていた夢はあまりにもキラキラして希望に満ちていた、ということを思い出させてくれる曲です。
感情を吐き出すような歌詞の部分でデスボが使われていたり、息切れの表現があったりして、このミクの歌声は生きているようだと感じます。





