タイトルが「え」から始まる曲、みなさんはどれぐらい思いつくでしょうか。
いくらでも出てきそうで、いざ聞かれると「あれ、なんだっけ……」なんて、あるあるですよね。
そして人に例を挙げてもらって「ああ〜!!それだ!!」と盛り上がることも。
というわけで今回は、ぜひそういう音楽の楽しみ方をしていただきたいと思います!
こちら、タイトル頭文字が「え」のボカロ曲まとめ記事です!
ぜひ最後までチェックしていってくださいね!
「え」から始まるボカロ曲(1〜10)
エンゼルケアNEW!灰色ねむり

死後の身なりを整える処置を意味する言葉をタイトルに冠した、灰色ねむりさんの楽曲。
2025年12月に公開されました。
UTAU音源、ナースロボ_タイプTを起用した、約1分45秒の作品です。
甘えた声を二度と聞きたくないという拒絶、それでも離れられない執着、痛みを相手に押し付けることでしか自分を保てない倒錯した心理が描かれています。
無機質さと脆さが同居するボーカルが、肉体的な痛覚表現、冷たい処置のイメージを交互に照らし出しているんですよね。
ダークで耽美な世界観に、ぜひ触れてみてください。
エクスプロウルNEW!晴いちばん

冒険をモチーフにしたボカロ曲です。
晴いちばんさんによる楽曲で、2025年2月に公開されました。
地図や羅針盤を頼りに未知の世界へ踏み出していく情景が描かれており、アップテンポで軽快なエレクトロポップサウンドもあいまって、気持ちを前向きにされてくれます。
卒業の後、新しい道へ踏み出そうとしている方にオススメ。
自分だけの冒険を始めたいときに、背中を押してくれる作品です。
エネの電脳紀行NEW!じん

電子の海を駆け抜けるような、鋭い疾走感に圧倒されます。
2012年5月に発売されたアルバム『メカクシティデイズ』に収録されている作品です。
肉体を失いデジタルな存在になった少女の視点を描いた歌詞は、SF的な世界観と皮肉めいた言葉選びが印象的。
0と1の空間で自我を再構築していく様子は、物語のキーキャラクターである、エネを知るうえで欠かせません。
聴く人を瞬時に電脳空間へと引き込んでくれる1曲です。
EveR ∞ LastinG ∞ NighTひとしずくP × やま△

2014年に公開された「Night ∞」シリーズ完結編です。
ひとしずくさんとやま△さんが手がけた本作は、8人のVOCALOIDが織り成す壮大な物語が最大の魅力。
洋館を舞台にくり広げられる謎と真相に引き込まれます。
オルガン、ストリングスの不穏な音色も印象的。
まるでミュージカルを観ているような気分になるんですよね。
ゴシックな雰囲気が好きな人にとくにオススメです。
エイリアンエイリアンナユタン星人

2016年4月にニコニコ動画で公開され、ミリオン達成となった一曲。
四つ打ちのリズムに乗せて、異星人に心を奪われるような恋の衝動を描いた歌詞が印象的です。
宇宙的なモチーフながら、伝わらないもどかしさや一途な想いといった普遍的な恋心が込められているので、多くの人の胸に響くはず。
2017年1月リリースのアルバム『ナユタン星からの物体Y』に収録され、音楽ゲームへの収録や声優陣によるカバーなど幅広い展開を見せています。
ボカロならではのハイトーンボイスとダンサブルなサウンドが気分を盛り上げてくれるので、友達とのドライブや気持ちを切り替えたいときにぴったりですよ。
エゴロックすりぃ

2018年に60秒シリーズ第二弾として公開されたこの曲は、すりぃさんの代表作と言える強烈なボカロックナンバーです。
凝縮された疾走感、ディストーションの効いたサウンド、鏡音レンによる力強い歌声が絶妙にマッチしています。
社会への反抗心や自意識の揺らぎ、葛藤をシニカルに描いた歌詞が魅力的で、語感の気持ち良さと攻撃的なメッセージ性が見事に融合。
2021年にはロングバージョンとPVが公開されました。
カラオケで一気に場を盛り上げたいときにぴったりな一曲。
短いバージョンなら覚えやすく、友達と一緒に歌うのも楽しいですよ!
息苦しい日常を吹き飛ばすようなエネルギッシュなナンバーです!
Entanglement市瀬るぽ

2025年10月に音声ライブラリ「鏡音リン・レン NT」のリリース記念として公開された、爽やかなエレクトロニックサウンドが魅力の1曲です。
市瀬るぽさんによるこの作品は、過去と現在、そして未来が結びつく「もつれ」をテーマに制作されました。
0と1、プログラムといったデジタルなモチーフを用いながら、人と人との繋がりや心の作用を描いているんです。
煌めくシンセサイザーと明快な歌声が織りなす音像は、まさに新しい技術と感情表現の融合そのもの。
未来へ向かって歩きだしたいとき、ぜひ聴いてみてください!





