「VOCALOID」というプロジェクトが登場したのは2003年、音源「初音ミク」が発売されたのが2007年。
それから長い時間をかけてボカロ文化は広がり、今や音楽ジャンルの一つとして定着しました。
初めて聴いたのが小学生の時だった人で、今はもう社会人として働いている方もいらっしゃるでしょう。
さてこの記事では、ボカロシーンを彩ってきた有名曲、定番曲をご紹介していきます!
きっとあなたがあの頃ハマっていた1曲が見つかるはずですし、これからボカロ曲を聴いていこうと思っている方にもオススメ。
年代問わず取り揃えていますので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
【定番】ボカロの名曲・おすすめの人気曲・神曲(1〜10)
モニタリングDECO*27

不穏な空気の中に依存心と執着が渦巻く、ダークなラブソングです。
DECO*27さんの本作は、2024年11月に発表されたナンバー。
相手のすべた欲しいという思いに取り憑かれた主人公が、その心情をこんこんと吐露していきます。
その危険な愛の形、こちらがドキドキしてしまうんですよね。
不安定な心理状態を表現したドアスコープ越しのMVも話題に。
聴けば抜け出せなくなる、中毒性の高いボカロ曲です。
ダイダイダイダイダイキライ雨良

相手への激しい憎しみと自分自身への不甲斐なさが交錯する感情的な曲です!
初音ミクと重音テトによる緊迫感あるデュエットが心を掴んで離さない、雨良さんの作品。
アグレッシブな歌声と、洗練されたエレクトロニックサウンドが織りなす世界観は圧巻の一言です。
クセになるリズミカルな曲調、歌いたくなるメロディーライン、ミクとテトの関係性を描いたストーリー性のある歌詞など、注目ポイントがたくさんあります。
モヤモヤした気持ちを吹き飛ばしたいときにオススメの1曲です。
テトリス柊マグネタイト

情報過多のSNS社会を落ちてくるブロックに重ねて表現した作品です。
柊マグネタイトさんが2024年11月に公開した本作は、『コロブチカ』のメロディーをオマージュした中毒性のあるナンバー。
落ちゲー『テトリス』をモチーフに、現代社会を生きる私たちが日々感じている思いを代弁してくれます。
ポップでキャッチーなのにぐさっと刺さる、多面的な魅力を持ったテト曲です。
Dec.Kanaria

青を基調とした幻想的な世界観の中へ一瞬で引き込まれてしまいます!
人気ボカロP、Kanariaさんが2024年4月にリリースした作品で、GUMIがボーカルを務めています。
疾走感のあるメロディーと重厚なベースライン、エレクトロニックなビートが融合した、聴く者を魅了するサウンドが特徴。
歌詞には道化師となった主人公の切ない恋心や自己犠牲的な愛情が描かれており、『KING』や『QUEEN』、『エンヴィーベイビー』といった過去作との深いつながりも見られます。
切ない気持ちを抱えている夜にぜひ聴いていただきたいナンバーです。
メズマライザーサツキ

ハッピーハードコアという音楽ジャンルで、現代社会の問題点を鋭く表現した楽曲です。
サツキさんが手がけた作品で、初音ミクと重音テトをボーカルに起用しています。
2024年5月にリリースされた本作は、現実逃避と催眠術をテーマに据えています。
テンポの速いエネルギッシュなサウンドと、現実から逃れようとする若者の心理を描いた歌詞が特徴的。
SNSやデジタルメディアへの依存をシニカルに捉えつつ、リスナーに一時的な高揚感を与える内容となっています。
日常のストレスから解放されたい人におすすめの1曲です。
化けの花なきそ

人の心に深々と刺さるような楽曲です。
2024年10月にリリースさ、リズムゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ!
feat. 初音ミク』のイベント「荊棘の道は何処へ」に合わせて書き下ろされました。
ダークな雰囲気とトラップビートが絡み合い、ミステリアスな世界観を作り出しています。
歌詞に落とし込まれた自己嫌悪や葛藤、他者との関係性における不安といったテーマは、誰もが一度は経験したことのある感情かもしれません。
孤独や不安を抱えながらも、誰かとつながりたいと願う方なら共感できるはず。
み む かゥ わ ナ イ ス ト ラ イぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ

挑発的な煽り文句がたまらない作品です!
ぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬさんが2024年12月に公開したこの楽曲は、ネット文化を反映した独特な世界観が大きな話題を呼びました。
UNOでの攻防をモチーフに、相手のことをこれでもかとあおりまくる!
それが、聴き進めれば進めるほどにクセになっちゃうんですよね。
「これぞインターネット」と言いたくなるボカロ曲です。