【定番】ボカロの名曲・おすすめの人気曲・神曲
「VOCALOID」というプロジェクトが登場したのは2003年、音源「初音ミク」が発売されたのが2007年。
それから長い時間をかけてボカロ文化は広がり、今や音楽ジャンルの一つとして定着しました。
初めて聴いたのが小学生の時だった人で、今はもう社会人として働いている方もいらっしゃるでしょう。
さてこの記事では、ボカロシーンを彩ってきた有名曲、定番曲をご紹介していきます!
きっとあなたがあの頃ハマっていた1曲が見つかるはずですし、これからボカロ曲を聴いていこうと思っている方にもオススメ。
年代問わず取り揃えていますので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
【定番】ボカロの名曲・おすすめの人気曲・神曲(71〜80)
ナンセンス文学EVE

先鋭的なバンドサウンドがクールでオシャレでたまりません!
シンガーソングライターとして『廻廻奇譚』などヒット作も飛ばしているボカロP、Eveさんの作品で2017年に発表。
ニコニコ動画では初音ミクバージョンが、YouTubeにはEveさん本人が歌ったバージョンが公開されました。
エッジのあるギターやうねるベースラインがかっこいいですよね!
「Eveさんの音楽」が一聴でわかるような楽曲です。
音源が欲しい方はアルバム『文化』に収録されていますので、ぜひ。
強風オールバックゆこぴ

一度聴けば頭の中でずっと流れっぱなし!
ボカロP、ゆこぴさんによる楽曲『強風オールバック』は2023年に発表。
そのユーモラスな世界観が話題を呼び、SNS動画サイトを中心にバズりました。
地下鉄をよく利用されている方ならとくに共感できるんじゃないでしょうか、出口から出た瞬間強風にあおられて髪型がオールバックになるアレ。
何気ない日常風景にフォーカスを当てた歌詞と時折り裏返るリコーダーの音がクセになっちゃいます。
ロウワーぬゆり

ジャズの雰囲気を持ったサウンドアレンジにflowerのはかなげな歌声が合わさって、胸に来ます。
『命ばっかり』や『フラジール』などでも知られているボカロP、ぬゆりさんの楽曲で、2021年に公開されました。
テンポ良く進んでいくノリのいい作品なんですが、歌詞から伝わってくるのは悲しみ。
「大切に思っているはずなのに一緒にはいられない」言葉の端々からそういう切ない関係性が感じられて、心がキュッとなってしまいます。
鬼ごっこHaruno

Harunoさんが、ボカロPとして約7年ぶりに公開した楽曲です。
2025年6月にリリースされた本作は、ダウナーで美しい世界観を幻想的に深化させた1曲。
洛天依の歌声の響きとオリエンタルなサウンドを絡ませ、独特の浮遊感を生み出しています。
闇夜の鬼ごっこをモチーフに、抗いがたい引力に心を侵されていく様が描かれた歌詞は、まるでミステリアスな物語を読んでいるかのよう。
この妖しさに引き込まれる世界に迷い込んでみてはいかがでしょうか?
アタマモミはるまきごはん

癒やしと不安が混じり合うような、不思議な聴き心地が心に刺さります。
『メルティランドナイトメア』の作者としても知られるマルチクリエイター、はるまきごはんさんによる楽曲で、2025年8月に公開されました。
一聴すると優しくポップな曲調ですが、そのうち、頭と心がばらばらになって自分という存在がどこにあるのか分からなくなってしまった主人公のちぐはぐな感情が伝わってきます。
この穏やかさと闇の対比が、聴き終わったあとに強烈な余韻を残すんですよね。
考えごとをしたい夜に、じっくり向き合ってみてはいかがでしょう。
見つかんない!柏木カレキ

重音テトと知声、2人の歌声が絡み合うなんともエモーショナルな1曲です。
ボカロP、柏木カレキさんによる楽曲で、2025年8月に公開されました。
この曲で描かれているのは、なくしてしまったものを探している時の焦燥感、そしてそれがいつまでも見つからない、もどかしい心の内。
2人のボーカルがかけ合うようにして歌うことで、切実な感情がより立体的に伝わってきます。
何か迷いを抱えているとき、あなたの背中を押してくれるポップロックです。
エンパープルはるまきごはん

オリエンタルな音像と繊細な言葉選びに心揺さぶられる1曲です。
ボカロP、はるまきごはんさんが手がけた楽曲で、2024年6月に公開されました。
『プロジェクトセカイ カラフルステージ!
feat. 初音ミク』への書き下ろし作品です。
エレクトロニカとインディーポップが融合した独特のサウンドに引き込まれます。
まるで別世界をただよっているような幻想的な雰囲気が、聴く人を包み込むんです。
歌詞には主人公の内なる葛藤が込められており、自分探しの旅路を感じさせます。
自分と向き合いたい気分の時にぴったりな1曲かもしれません。