「か」から始まるボカロ曲
「か」から始まるボカロ曲の世界は、まるでカラフルな万華鏡のように多彩な魅力に満ちています。
サンテツさんの「カエダマ」のように人生を温かく包み込む優しさ、ねじ式さんの「かすみそう」に込められた繊細な感情表現、過言さんの「カワルガワル」が紡ぎ出すアンニュイな世界観。
様々なクリエイターが描く音の風景は、私たちの心に深く響く感動を届けてくれます。
「か」から始まるボカロ曲(61〜80)
かくしごとまふまふ

IAが歌う、まふまふさんの作品です。
はかなげな歌声が悲しいですね。
どこか子供っぽさのある歌詞が世界観を広げており、残されてゆく者の視点が強調されています。
曲調としては疾走感のあるロック。
動静がはっきりしていて、それが感情の爆発を表現しているように感じます。
完全性コンプレックスやみくろ

2011年に発表された巡音ルカの楽曲です。
フリーホラーゲームの『HAPPY END』で使用されたことでも話題となりました。
共感性の高い歌詞が切ないピアノの旋律に乗る名曲、としてファンから根強く愛されています。
Calc.ジミーサムP

超会議で演奏され脚光を浴び有名になった曲。
終始明るいコード進行で進みます。
Aメロのベースの刻みとボーカルメロディの縦の合わせが大切。
シンプルな曲ですが楽器での落としどころは多いので、流しになってしまわないように気を付けましょう。
からっぽのまにまにピノキオP

少し古めかしさを感じさせるリズムや、作者お得意の独特な言い回しがクセになる1曲。
歌詞は、生きることそのものにはあんまり前向きでないながらも「君」のために生きてみせようとする、遠回しなラブソングにも聴こえます。
傘と雨マチゲリータP

2012年に発表された蒼姫ラピスの楽曲です。
鬱ピアノと銘打たれているだけあり、序奏のピアノの段階から、メンタルの弱い人は逃げ出したくなるかもしれない、恐怖感をあおられます。
歌詞もピアノも非常に重い、最後まで気が抜けないヤンデレソングです。
かぼちゃスマイル主婦P

主婦Pさんのボカロオリジナル第2作目です。
ラテン調の、明るくてかわいらしいGUMIの歌で、オレンジ色のかぼちゃおばけがテーマです。
幅広い世代が聴きやすい曲調ではないでしょうか。
2009年に動画サイトで公開されました。