「か」から始まるボカロ曲
ボカロシーン、盛り上がり続けていますね!
「マジカルミライ」など例年開かれているオフラインイベントに加え、きんねんネット上では「The VOCALOID Collection」通称ボカコレが開催されるたびに大きな話題に。
若い世代のボカロファンを指す「ボカロネイティブ世代」という言葉も出来ました。
いち音楽ジャンルとして合成音声の世界が定着した、と言っても過言ではないでしょう。
さて今回これからご紹介していくのは「か」から始まるボカロ曲です!
ぜひ新しい音楽に出会っていってください!
「か」から始まるボカロ曲(101〜110)
観覧車INFINITY∞

結月ゆかりさんの透明感のある歌声が、心に染み入る美しいメロディーと重なり合う、ジャズテイストの楽曲です。
観覧車をモチーフにした歌詞が印象的で、上昇する瞬間の高揚感と、下降する際の切なさが巧みに表現されています。
2011年3月にリリースされ、結月ゆかりさん初の商業コンピレーションアルバム『月の響-ツキノヒビキ-』に収録されました。
ゴージャスなコーラスと繊細な音使い、ピアノの間奏も素敵ですね。
恋人と観覧車に乗った時や、夜景を見ながら過ごす静かな時間に聴きたくなる、大人の雰囲気漂う1曲です。
CARLAsele

悲しみと希望が交錯する独特の雰囲気を醸し出す、結月ゆかりさんとseleさんによる心揺さぶるバラード。
失われた愛や関係の終焉を繊細に描き、聴く人の心に深く響きます。
結月ゆかりさんの表情豊かなボーカルとseleさんの洗練された音楽プロダクションが見事に融合し、感情の起伏を巧みに表現。
過去の思い出や愛情の断片を振り返りながら、それらがもたらす苦痛とそれにどう向き合うかを描いた歌詞は、多くのリスナーの共感を呼んでいます。
失恋の痛みを乗り越えようとしている人や、人生の岐路に立つ人におすすめの1曲です。
完全犯罪ラブレター150P
かっこいいロック調の曲なんですが、歌詞を追っていくうちに背中がぞくぞくし始めます。
ボカロP、150Pさんの楽曲で、2012年に公開されました。
『終焉ノ栞プロジェクト』シリーズ作品の一つです。
ギターのカッティングが映えるクールな音像が魅力的。
そこにIAの歌声が合わさり、スタイリッシュな世界観が作り上げられています。
そして歌詞は怪談話『メリーさん』を題材にしている、ホラーな内容。
ぜひ最後まで聴いてみてください、衝撃の展開が待っています。
片割れオルゴール3939radits
これからドラマが始まるのか、というようなスタートを切ります。
歌詞が示す物語はドロドロな愛と裏切りなのですが、伴奏はそれを感じさせないほどオシャレなものです。
ミクの高音がトゲのように耳を刺し、不思議な調和が中毒になります。
後半の変調、そして盛り上がりに注目です。
Culletshr
クールなエレクトリックチューンはいかがでしょうか。
『愛惜ヒエラルキ』『レコード・レド』などの作者としても知られているボカロP、shrさんの作品で、2012年に公開されました。
かなり難しい言葉が並んだ歌詞ですが、読み解いていくと自分への諦めのような感情が伝わってきます。
そして、それでもやめられない、やめたくないという思いも。
創作することが好きな人、つまりクリエイターさんにこそ刺さる曲かもしれません。
カラクリアゲハ骨盤P
ヤンデレ要素のあるボカロのラブソングはどうでしょう。
ロック調の音楽性に定評のあるボカロP、骨盤Pさんによる楽曲で2009年に発表されました。
ダークな雰囲気のサウンドアレンジに切れ味するどいミクの歌声がマッチしていて、とてもかっこいいです。
このクールな感じが風吹き抜ける秋という季節にぴったりではないでしょうか。
歌詞は主人公の切実な思いが詰め込まれている、胸がぎゅっと締め付けられる仕上がり。
恋愛で何か失敗したとき、聴くのもありかもしれません。
かきもち1/366

「新年を迎えたものの、昨年のできごとを引きずってしまっている」なんてこともありますよね。
そんな時に聴いてみてほしいのが『1/366』です。
こちらは新進気鋭のボカロP、かきもちさんが手がけた楽曲。
思うような結果を残せなかった前年の自分を受け入れ、新しい1年を前向きな気持ちでスタートさせる様子を歌う内容に仕上がっています。
この曲を聴けば、気持ちをリセットできると思いますよ。
インストゥルメンタル版があるので、歌いたい時にもぜひ。
からくりピエロ40mP ft. vip店長

失恋ソングです。
来るはずのない相手を想い、待ち続ける私=ピエロという例えですね。
失恋した人なら誰でも共感できる内容ですが、歌詞からヒシヒシと伝わってくる悲しみが重くなり過ぎず聴かせてくれるのは、歌い手さんが重くなり過ぎないようにテンポ良く歌い上げているからですね。
「 」5:55

シンプルとも言える曲構成なのに、いつのまにかその世界観から抜け出せなくなってしまいます。
ボカロP、午前5時55分さんによる楽曲で、2024年7月に公開されました。
言語としてはなかなか理解できない歌詞は「何を言ってるのかわからない世間」を表現しているそう。
それを聞いたミクが生返事を返している、という内容です。
MVは、YouTubeをダークモードで使っているときに、サムネの黒枠にミクが手をかけているよう見える仕掛け。
細やかなアイデアが光る作品です。
カルマATOLS

陶酔感のあるエレクトリックサウンドをぜひとも!
独創的な音楽性がファンの心をつかんで離さないボカロP、ATOLSさんの楽曲で2022年に公開されました。
低音の圧に対するキャッチーなメロディーやウワモノシンセのフレーズ、そのギャップのある音像に引き込まれます。
歌詞の世界観や「業」を冠したタイトルも、その曲調で表現されているような気がしますね。
イヤホン、ヘッドホンで聴けばより『カルマ』にどっぷりとひたれるかも。
「か」から始まるボカロ曲(111〜120)
神様じゃなくてごめんねAliey:S

Aliey:Sさんが2024年8月に発表したこの作品は、自己の限界や他者への期待に応えられない葛藤を描いています。
幻想的なシンセサウンドが特徴的で、切ない世界観、初音ミクの淡々とした歌声には胸がぎゅっと締め付けられます。
自分の弱さや不完全さ吐露する歌詞に共感してしまう人は多いんじゃないでしょうか。
悩みを抱えている時、自分自身と向き合いたい時に聴いてみてください。
CasinoAzari

2021年7月14日リリースのこの楽曲『Casino』はダークで、身を引き込むような魅力があります。
怪しげに響き続ける新シンセサウンドにノイジーなボーカルワークが印象的。
いつのまにかずっとリピートしていたくなってしまうんですよね。
それぐらいに、一度聴いたら忘れられないこの曲を、ぜひあなたのプレイリストに!
Azariさんの作品はこういう雰囲気のものが多いので、ぜひ他の曲も聴いてみてくださいね。
影祓いEnami Jun

陰陽師の世界観が広がる、ドラマチックな和風ボカロ曲です。
ボカロP、Enami Junさんの作品で、2024年2月に発表されました。
重厚なメロディーと、和楽器を取り入れた壮大なサウンドが特徴。
KAITOの深みのあるボイスが、荘厳な雰囲気を一層際立たせています。
厄払いや怨念をテーマにした歌詞は、神秘的な情景が目に浮かぶよう。
和風のダークファンタジーが好きな方にぴったりの1曲です。
▙▒▒FILEIN

他にはない構成とストーリー性で注目を集めている『▙▒▒』。
正しいタイトルの読み方は「ゆめ」だそうですよ。
こちらはプロフィールの多くが謎に包まれているボカロP、FILEINさんが投稿した作品です。
イントロはセリフを読み上げるような構成で、そこから少しづつメロディーが加速していきます。
そして歌詞の一部が聞き取れないようになっていたり、MVの中に小説が映し出されたりと、謎が謎を呼ぶ展開に引き込まれていきます。
完全最強バイアスFLG4

スピード感と聴いていて気持ちいいメロディーラインにハマってしまう、中毒性ばつぐんナンバーです。
Vooliさん、Big Brother(仮)さんによる音楽ユニット、FLG4の楽曲で、2020年に公開されました。
どうにもうまくいかない人生の歯がゆさが歌われていて、共感性の高い作品と言えます。
そしてかっこよさはもちろんのこと、かわいさも感じられる仕上がり。
曲中盤、間奏からのCメロパートへのダウナーな雰囲気も最高です。
回転灯Goat

ざらついたジャズサウンドにシビれてしまいます。
人気アーティストとのコラボでたびたび話題になるコンポーザーGoatさんによる楽曲で、2023年6月にリリースされました。
にぎやかかつ影のある曲調に、ノイズがかったボーカルアレンジが印象的。
ボリュームを上げる指が止まらなくなるような仕上がりです。
ヒップホップに展開するパートも必聴。
予想できない展開、音像のおかげでまったく聴き飽きません。
エレクトロスウィングが好きならぜひチェック!
可愛くなりたいHONEY WORKS

恋する女の子のかわいい楽曲です。
朝にメイクしながら、好きな人を思って聴くのがおオススメ。
女性が「女の子で良かった」と思えるようなかわいらしさがあります。
公式で歌われている声優の雨宮天さんは、人気の声優さんなのでぜひ聴いてほしいです。
開瞼は虚に耽るIDONO KAWAZU

先の展開が予想できない感じが楽しいボカロロックチューンです。
『悪鬼と砂糖』でも知られるボカロP、IDONO KAWAZUさんの楽曲で、2023年5月に発表されました。
ジャギジャギなギターサウンドを軸に進んでいくんですが、突然リズム落ちしたり、かと思えば疾走感が爆発したり。
そのめまぐるしい感じにハマってしまうんです。
ラストサビのパッと視界が開けるようなアレンジも素晴らしいので、ぜひご自身で体感してみてください!
IDONO KAWAZUさんの曲はMVと合わせて頭に残りますよね。
鴉が鳴いたらMisumi

周りに誰もいない夕暮れどきって、不思議と異世界にいるような気分になるんですよね……。
『オルターエゴ』などのヒット作を生んできたボカロP、Misumiさんによる楽曲で、2023年5月にリリース。
淡々と進んでいくエレクトリックミュージックで、やわらかくてかわいくて、どこか狂気的な仕上がり。
いつのまにか、自分が曲の世界の中にいるような気分になってしまいます。
MVのイメージにも引っ張られていますが、ホラーゲーム感があるんですよね。
風となれNeru

漫画雑誌コロコロコミックとボカコレのコラボ企画から生まれたシビれるロックチューンです。
人気ボカロP、Neruさんが手がけた『風となれ』は2023年8月に発表。
木村風太さんによる漫画『運命の巻戻士』を題材に制作されました。
物語の主人公、クロノの思いが投影された歌詞に、胸が熱くなってしまいます。
「うまく行かない、リトライできない現実でも立ち向かっていくんだ」自分もそうありたいと、思いますよね。
大切な試合前、試験前なんかに聴くと集中力が高まりそうです。


