「か」から始まるボカロ曲
ボカロシーン、盛り上がり続けていますね!
「マジカルミライ」など例年開かれているオフラインイベントに加え、きんねんネット上では「The VOCALOID Collection」通称ボカコレが開催されるたびに大きな話題に。
若い世代のボカロファンを指す「ボカロネイティブ世代」という言葉も出来ました。
いち音楽ジャンルとして合成音声の世界が定着した、と言っても過言ではないでしょう。
さて今回これからご紹介していくのは「か」から始まるボカロ曲です!
ぜひ新しい音楽に出会っていってください!
「か」から始まるボカロ曲(41〜50)
傾奇浄瑠璃DYES IWASAKI

エレクトロスウィングとヒップホップと和の融合……DYES IWASAKIさんの新たな挑戦です。
2024年5月に発表された本作は、なかなか出会えないような独特な世界観が魅力。
欲望渦巻く架空都市「ヘル・トキオ」を舞台に、現代社会の複雑さを鮮やかに描き出します。
華やかでありながらどこかダークな雰囲気が、聴く人の心を掴んで離しません。
現実逃避したい時や、非日常を味わいたい時にぴったりの1曲。
ぜひ、没入感のある世界を体験してみてください!
「か」から始まるボカロ曲(51〜60)
Color of DropsMORE MORE JUMP!× 巡音ルカ

うつむいた気持ちに優しく寄り添ってくれる、希望に満ちあふれた作品です。
MORE MORE JUMP!と巡音ルカが歌う『Color of Drops』はボカロP、40mPさんが作詞作曲した楽曲。
壮大かつキラキラした曲調にメンバーたちの晴れやかな歌声がマッチしていて、聴いているうち胸がじんとします。
キャッチーなメロディーは歌いやすく、覚えやすい仕上がり。
歌っているうち、歌詞が染みて泣けてきてしまうかもしれませんね。
神のまにまにれるりりP

洗練されたピアノの音色や、メロディーがとてもオシャレなこちらは、れるりりさんの『神のまにまに』という1曲です。
この曲では豪華なことに、3人のVOCALOIDが共演しているんですね!
生演奏のようなトラックのアレンジもとてもかっこいいです!
うまくいかないことがあっても、また明日からがんばろうと思わせてくれる、キラキラした曲です!
回レ!雪月花歌組雪月花×初音ミク

和をイメージさせる歌詞や、演奏がちりばめられている『回レ!雪月花』は、ノリノリなテンポがクセになる楽曲です。
音楽ユニット歌組雪月花が2013年にリリースしており、アニメ『機巧少女は傷つかない』のエンディングテーマに起用されています。
早口言葉のように展開される歌詞は、歌組雪月花×初音ミクのコラボにぴったりですね!
四字熟語や太鼓の音など、和風な印象に加え、ダンスミュージックのようなベース音が曲を彩ります。
人間なら歌いづらい速さの曲を歌いこなせるのも、ボカロの魅力の一つですね!
隔離病棟残響P

病みソングというよりも、どちらかと言えば闇ソング、ホラーソングの要素が強い曲です。
隔離された病棟で、少女が闇に落ちていく様を生々しい表現で歌っています。
ホラー小説を読んでいるかのような世界観に、背筋がゾッとします。
夏の怪談話として、涼しさを感じてみてはいかがでしょうか。
神下り獅子志司

獅子志司さんによる『神下り』は2024年に発表された、復讐をテーマにした痛快で気持ちのいいミドルテンポのボカロ曲です。
2ndミニアルバム『プラウラー』に収録されています。
普遍的なテーマを探求しながら、人々の内面的な葛藤や外的な挑戦を象徴的に描き出しているのが印象的。
一つのストーリーとして聴きごたえのある本作は、不遇な状況でもがき苦しむ人、理不尽さに立ち向かうすべての人に届けたい1曲です。
ぜひ、じっくりと聴いてみてください。
乖離するゲンザイ阿修

ピアノとストリングスの美しい音色に心ひかれる、切なさと心地よさが入り混じる作品です。
ボカロP阿修さんの楽曲で2024年4月1日、重音テト生誕祭に投稿されました。
バンドサウンドをベースにした広がりのある曲調にUTAU版テトの歌声が調和。
聴いているとどんどん、体の中が音で満たされていくような感覚を覚えてしまうんです。
エイプリルフールに生まれた「重音テト」その存在理由が、この曲には詰まっているよう思えます。