「か」から始まるボカロ曲
「か」から始まるボカロ曲の世界は、まるでカラフルな万華鏡のように多彩な魅力に満ちています。
サンテツさんの「カエダマ」のように人生を温かく包み込む優しさ、ねじ式さんの「かすみそう」に込められた繊細な感情表現、過言さんの「カワルガワル」が紡ぎ出すアンニュイな世界観。
様々なクリエイターが描く音の風景は、私たちの心に深く響く感動を届けてくれます。
「か」から始まるボカロ曲(61〜80)
カボチャになっちゃった!初音ミクとダイナミック自演ズ

かわいいパンクロックサウンドはどうでしょうか。
ボカロP、カルロス袴田さんの活動名義の一つである、初音ミクとダイナミック自演ズによる楽曲です。
はちゃめちゃな歌詞が印象的。
2017年に公開されました。
約1分ほどの短い曲です。
彼の王は泥より生まれた悪ノP

七つの大罪シリーズで有名な悪ノPさんが制作した楽曲。
悪ノPさんは物語を作品へ落とし込むことに長けており、この曲も例にもれていません。
調べてもらうとわかりますが、歌詞の考察がネットめちゃくちゃ存在しています。
これを皮切りに、ほかのシリーズ曲もチェックしてみてください。
かえらず犬丸芝居小屋

和風な世界観が魅力の楽曲です。
クリエイターユニット、犬丸芝居小屋の3作目として2015年に公開されました。
ピアノの音色が幻想的で、どこか怪しげな雰囲気がただよっています。
お盆をテーマに制作されたことが理由でしょう。
観覧車INFINITY∞

結月ゆかりさんの透明感のある歌声が、心に染み入る美しいメロディーと重なり合う、ジャズテイストの楽曲です。
観覧車をモチーフにした歌詞が印象的で、上昇する瞬間の高揚感と、下降する際の切なさが巧みに表現されています。
2011年3月にリリースされ、結月ゆかりさん初の商業コンピレーションアルバム『月の響-ツキノヒビキ-』に収録されました。
ゴージャスなコーラスと繊細な音使い、ピアノの間奏も素敵ですね。
恋人と観覧車に乗った時や、夜景を見ながら過ごす静かな時間に聴きたくなる、大人の雰囲気漂う1曲です。
CARLAsele

悲しみと希望が交錯する独特の雰囲気を醸し出す、結月ゆかりさんとseleさんによる心揺さぶるバラード。
失われた愛や関係の終焉を繊細に描き、聴く人の心に深く響きます。
結月ゆかりさんの表情豊かなボーカルとseleさんの洗練された音楽プロダクションが見事に融合し、感情の起伏を巧みに表現。
過去の思い出や愛情の断片を振り返りながら、それらがもたらす苦痛とそれにどう向き合うかを描いた歌詞は、多くのリスナーの共感を呼んでいます。
失恋の痛みを乗り越えようとしている人や、人生の岐路に立つ人におすすめの1曲です。
完全犯罪ラブレター150P
かっこいいロック調の曲なんですが、歌詞を追っていくうちに背中がぞくぞくし始めます。
ボカロP、150Pさんの楽曲で、2012年に公開されました。
『終焉ノ栞プロジェクト』シリーズ作品の一つです。
ギターのカッティングが映えるクールな音像が魅力的。
そこにIAの歌声が合わさり、スタイリッシュな世界観が作り上げられています。
そして歌詞は怪談話『メリーさん』を題材にしている、ホラーな内容。
ぜひ最後まで聴いてみてください、衝撃の展開が待っています。