「か」から始まるボカロ曲
ボカロシーン、盛り上がり続けていますね!
「マジカルミライ」など例年開かれているオフラインイベントに加え、きんねんネット上では「The VOCALOID Collection」通称ボカコレが開催されるたびに大きな話題に。
若い世代のボカロファンを指す「ボカロネイティブ世代」という言葉も出来ました。
いち音楽ジャンルとして合成音声の世界が定着した、と言っても過言ではないでしょう。
さて今回これからご紹介していくのは「か」から始まるボカロ曲です!
ぜひ新しい音楽に出会っていってください!
「か」から始まるボカロ曲(121〜130)
幽けき夏Odd

決して成就しない恋心を夏の情景と重ねて描いた、切ないボカロ曲です。
2024年に始動した音楽プロジェクトOddによる楽曲で、同年8月に公開されました。
はかない恋心を泡沫に例えた歌詞の世界観がグッときます。
バンドサウンドと電子トラックが絶妙に融合した音像も魅力の一つ。
ニコニコ動画では初音ミクのソロ版、YouTubeではnachiさんとのデュエット版が楽しめます。
過去形にできますかOmoi

青春時代の甘酸っぱい恋愛模様を描いた『過去形にできますか』。
男女2人組ユニットのOmoiが2019年に制作しました。
高まる胸の鼓動を感じさせるような、疾走感のあるバンドサウンドが印象的ですね。
学校生活を送る中で、ふとした瞬間に好きな人を目で追う姿が描かれています。
自分とは違う誰かと歩いている場面に遭遇して、切なくなる姿に胸が熱くなるでしょう。
ドラマチックな展開をみせる物語とともに、初音ミクのエネルギッシュな歌声が響くボカロ曲です。
Kaleidoscope HazeProject OverDoze

タイトルの意味は「万華鏡の霧」です。
とても明るい曲調で、休日に気の合う友人と買い物に行きたくなるような曲です。
洋楽といえば歌詞の内容がわからないものですが、この曲はPVの中に元々日本語訳が添えられているため作者の意図した形に近い形で歌詞を楽しむことができます。
かみさまべにうめをせにさかせたるSLAVE V-V-R

ジャズの熱気溢れるホーンセクションが印象的な大人の楽曲です。
引退失敗でおなじみのボカロP、SLAVE.V-V-Rさんによる作品で、2024年4月に公開されました。
重音テトのパワフルな歌声とジャズ調のサウンドアレンジが魅力的。
そして岡山弁で構成された歌詞がユニークなんです。
梅に憑いた神と男とのやりとりが描かれており、怒気の強い言葉一つひとつに不思議と聴き入ってしまいます。
聴く人の想像力をかき立てる、そんな1曲。
岡山の吉備津神社にまつわる伝承がモチーフになっているそうで、ミステリアスな雰囲気も楽しめますよ。
影踏みエトランゼSubstreet

作曲者のSubstreetさんにとって初めての投稿作品だったにもかかわらず、いきなり10万再生以上を叩き出した人気曲です。
影が感じられる歌詞と、乗りやすいリズムと覚えやすいメロディーラインのギャップが特徴的です。
ChaosTKN

いろんな「やりたい」で頭の中が埋まってどうしようもない時ってありますよね。
ボカロP、TKNさんによる楽曲で、2021年に発表されました。
キラキラしたシンセサウンドが響くEDMな曲調、ノれますね。
跳ねるリズムには体が勝手に反応してしまいます。
現実感があって哀愁もただよってくるリリックは共感性が高い仕上がり。
社会人の方ならとくに刺さるんじゃないでしょうか。
とは言ってもネガティブになる曲ではありません、きっと楽しんで聴けるはずです。
懐色、虚色Teary Planet

ノスタルジーな雰囲気が感じられるロックナンバーです。
コンポーザーのNanaoさんを中心に活動しているバンド、Teary Planetの楽曲で、2021年に発表されました。
疾走感のあるロックサウンドをピアノの美しい音色で包み込んだ、心に来る作品です。
PVにも引っ張られていますが、曲調だけで頭の上に広がる青空のイメージが浮かびますね。
自虐的な歌詞の世界観は共感性の高い仕上がり。
病んでしまったときに隣に寄り添ってくれる、そういう曲です。
革命Teary Planet

ワウのかかったギターが耳に残る、ファンキーでオシャレで熱っぽい作品です。
『革命』は、ボカロ曲やバンドとしてのオリジナル曲などをリリースしている、Teary Planetによる楽曲。
2023年8月に公開、ボカコレ2023夏のTOP100ランキングへの参加曲でした。
「少数派であろうとも自分のことを信じて、思うがままに進んでいこう」力強いメッセージが込められた歌詞が胸熱。
明日を生きるパワーがもらえると思います。
カラクリラスタTonbi

機械仕掛けの心と、鮮やかな感情がぶつかり合いの物語を描いた、Tonbiさんの楽曲。
本作は2023年9月に公開された作品で、全18曲を収録したTonbiさん初のアルバム『CIRCUS』にも収録されました。
ポップなロックサウンドに、鏡音リンレンの爽快なかけ合いが乗り、聴いているだけで心が躍ります。
そのぴたりとはまったハーモニー、息の合ったデュエットを披露したい方にはまさにオススメ。
かくれんぼbuzzG

1番に感じるのが歌詞の素晴らしさです。
自分は孤独だと思っている人ほど共感できる内容だと思います。
約4分間の中にストーリーがぎゅっと詰め込まれていて、最後には明日もがんばろうと前向きになれます。
夕方くらいに電車に乗りながら聴きたい曲です。
「か」から始まるボカロ曲(131〜140)
カガリビバナcosMo@暴走P

疾走感がありながらノスタルジックなその世界観に胸が締め付けられる、夏ソングです。
ボカロシーン最初期から活躍しているボカロP、cosMo@暴走Pさんによる楽曲で、2023年6月にリリースされました。
動画概要欄によると「バラードソング」とのことで、BPMは速いのですが確かに、cosMo@暴走Pさんの音楽性を知っている方にとってはどこかゆったりとした曲調に感じられるのでは。
それは切なく響く歌声かピアノが理由か……。
ちなみにタイトルの『カガリビバナ』は漢字だと「篝火花」シクラメンの和名です。
カラフルボイスcosMo@暴走P

ボカロらしい超絶テクニック、そして音数が非常に多い楽曲です。
音を聴いているだけで耳が忙しい曲ではありますが、これを歌うとなるととても気持ちがいいのではないでしょうか!
速いテンポですので2人の息を合わせて、リズムがズレないようにしましょう!
感傷マゾヒストcosMo@暴走P

チップチューンなアレンジが取り入れられた、テンションの上がる夏ソングです。
『初音ミクの消失』の作者として知られているボカロP、cosMo@暴走Pさんの楽曲で2018年に公開されました。
キャッチーな曲調ですが、歌詞はちょっと切なめ。
でも聴き終えると、なんだか元気が湧いてきますよ。
コミカルなPVを観ながらぜひ。
カラフルxメロディdoriko、流星P、OSTER project

「恋をすると毎日がきらめく」そんなラブソングです。
「世界中で一番あなたを好きでいいですか」という一度は言われたいセリフも入っています。
恋愛の楽しさを感じられる曲なので、これから恋愛しようとしている方には一度聴いてほしい曲です。
喧嘩しても、リセットして、今日という日を大事に、恋をしていこうというとても前向きな歌詞です。
恋に臆病になっている方が、前に進むきっかけになる曲です。
KABUKIjohn

新時代の和風ボカロ曲なのかもしれません。
音楽プロジェクトTOOBOE名義でも活躍しているjohnさんによる楽曲で2021年にリリース。
軽やかなビートに小気味よくなるシンセ、ギター、ベースが絡み合う「これぞjohnさん」な音像に引き付けられます。
月並みな表現ですがこれがぴったりなので言わせてもらうと、めちゃくちゃオシャレ。
このハイセンスな音楽性、憧れちゃいますよね。
そして「つらいことがあっても、見栄を切ってでもどうにか生きていこうぜ」という歌詞に対して、タイトル『KABUKI』がその意味合いをしっかり抽出しています。
神様のいたずらmakiseru

出だしだけ聴いて、ふんわり日常系な曲かと思いきや……。
2013年に公開された、makiseruさんによる楽曲です。
二度寝をしてしまったり、電車を待っている時に突然トイレに行きたくなったりする、ネタ満載な内容。
なぜかだんだんと壮大な表現に進化していく歌詞がおもしろいですね。
笑える曲を探している方はぜひ聴いてみてください。
回せツインテールmaras k

ボカロPまらしぃさんとDJkors kさんによる音楽ユニットmaras kが2022年に制作した『回せツインテール』。
爽やかに突きぬけるようなサウンドに仕上がっており、カラフルなステージで歌い踊る初音ミクの姿が思い浮かぶ楽曲です。
美しいピアノの音色が展開するダイナミックなシンセサウンドが特徴。
髪をなびかせて歌う彼女と盛り上がるオーディエンスの情熱が伝わってきますね。
初音ミクのエネルギッシュな歌唱とともにポジティブな気分になれるダンスナンバーです。
かぜとはしるmawari

激しく動き回るベースサウンドが強調されているように思える、この曲。
ラテンの雰囲気も思わせる情熱的な音色と、動きが少なく感情を抑えたような印象をうけるボーカルのメロディラインのギャップが不思議な楽曲です。
別れとそのあとにやってきた春という季節への思いを描いた歌詞が印象的で「暖かい春でも心の中には冷たさが残る」といった、不安定な心情が表現されています。
期待と不安が混ざる新しい季節にはぴったりの作品ではないでしょうか。
片思いドロップスmifami

学生さんにこそ刺さるであろう、切なくて甘酸っぱい失恋ソングです。
ボカロP、mifamiさんによる作品で2013年に公開。
バンドサウンドとピアノの音色が印象的なさわやかな曲調なので、とても聴きやすいです。
歌詞には飾らない、等身大の言葉が並び、曲の世界観が一瞬で理解できてしまいます。
だからこそでしょう、曲の主人公の心の痛みがストレートに伝わってきますよ。
後悔のない恋をしたいと思わせてくれるボカロ曲です。
火星のタルトmonaca:factory

monaca:factoryさんの楽曲は、遠い惑星への旅をしているかのような不思議な魅力に満ちています。
火星をイメージした作品は、アルバム『火星にゆれる水声』に収録。
砂漠に咲くバニラの花や、甘いタルトの描写が印象的で、厳しい環境の中にある小さな喜びを表現しているのでしょう。
2011年4月にリリースされた本作は、テクノポップやビットポップを基調とした独特の世界観が魅力。
宇宙や水をテーマにした楽曲が並ぶコンセプトアルバムの一曲として、多くのリスナーの心を掴んでいます。
日常から少し離れて、ゆっくりと音楽に浸りたい時におすすめの一曲です。


