「か」から始まるボカロ曲
ボカロシーン、盛り上がり続けていますね!
「マジカルミライ」など例年開かれているオフラインイベントに加え、きんねんネット上では「The VOCALOID Collection」通称ボカコレが開催されるたびに大きな話題に。
若い世代のボカロファンを指す「ボカロネイティブ世代」という言葉も出来ました。
いち音楽ジャンルとして合成音声の世界が定着した、と言っても過言ではないでしょう。
さて今回これからご紹介していくのは「か」から始まるボカロ曲です!
ぜひ新しい音楽に出会っていってください!
「か」から始まるボカロ曲(141〜150)
カフカnago

じりじりと照りつける夏の太陽を思わせる、熱いボカロロックチューンです。
ボカロP、nagoさんの楽曲で、2022年に公開されました。
ぐいぐいと押し迫ってくるギターとベース、突き抜けていくドラムがかっこいい!
対照的に歌詞の世界観は感傷にひたりたくなるような内容で、曲調と合わさることでエモさが倍増しています。
アウトロには『ひぐらしのなく頃に』のイメージソング『you』をオマージュしたギターソロが登場しますので、最後までしっかり聴いてみてくださいね!
カドワナルカ綺想nyanyannya

海に潜るような、空をどこまでも飛んでいくような、遠く遠くを目指す曲です。
戻れない最果ての場所を描くこの曲は、美しさと切なさが感じられます。
キラキラと光る幻想的な、キレイな風景がイメージできて、なんだか泣けてきます。
怪電話r-906

r-906さんの『怪電話』は、疾走感あふれるドラムンベースなビートと、物語を淡々とつむいでいくようなボーカルが特徴。
リスナーを惹きつけるリズムと、先の予想できない展開が、まるで映像作品を観ているかのような気分にさせてくれるんです。
ROSEとPOPYの表現力と、電子音が織りなすサウンドが融合し、聴く者の心に深く響く曲に仕上がっています。
ぜひ最後まで味わい尽くしてみてください。
カルバンクラインで自撮りsavasti

ボカロP、savastiさんが2025年7月に公開した楽曲です!
この曲は、やる気の出ない日常や不安定な生活の中でもがく主人公の姿を、ヒップホップビートに乗せて表現。
刹那的な生き方を渇望する、その感情のリアルに表現しています。
毎日がつらいと感じる時や自己肯定感が低い時に聴くと、やるせない気持ちにそっと寄り添ってくれるかのよう。
ぜひこの音の波に飲まれてみてください。
カレシのジュードsyudou

物語調で展開する恋人同士の危ない関係を描いた『カレシのジュード』。
『うっせぇわ』のコンポーザーとしても知られるボカロP、syudouさんが2021年に制作しており、ゴシックな世界観が深く味わえる楽曲です。
軽快なリズムに刻まれるスリリングな初音ミクの歌声がクール。
「焦り」や「不安」を感じさせるシニカルな歌詞に仕上がっています。
ポップなメロディーからは想像できないほどのダークな心を描いたヤンデレソング。
エッジの効いたアレンジにも注目して聴いてみてください。
カモフラージュszri

ゲキヤク、可不、ナースロボ_タイプTをフィーチャーしたszriさんの楽曲で、2024年11月に発表されたコンピアルバム『Aspitency』収録曲。
同年12月27日にMV公開されました。
1秒先の展開も読めないハードコアなナンバーで、緊張感のあるリズムにグリッチされたボーカルワークがめちゃくちゃかっこいい!
途中のポエトリーリーディングパートにも引き込まれます。
聴くたびに発見のある先鋭的な作品です!
過干渉szri

良かれと思った行動が、いつしか相手を縛る「正しさ」の押し付けになってしまう……そんな人間関係の危うさを表現しています。
2025年7月に公開されたこの作品はスタイリッシュなサウンドアレンジと、モノローグのような語りが挿入される歌構成が特徴。
主人公の行き場のない感情が、音とともに聴く人の胸にストレートに響きます。
誰かとの距離感に悩んだり、自分の正しさに不安を覚えたりしたときに、本作が深く刺さるかもしれません。
片方だけが燃えているueil

『片方だけが燃えている』はボカロPであるueilさんが2024年1月にリリースした作品です。
ueilさんは2022年から活動を開始し、さまざまなアーティストに楽曲提供をおこなう作曲家としても活躍しています。
エレクトロニカ風のアンビエントな雰囲気が特徴的で、初音ミクのささやくような歌声も曲の世界観にピッタリ。
切なく寂しくノスタルジーも感じさせるサウンドが、聴いているとじんわり心に染みてくるようです。
ぜひ聴いてみてください!
影炎≒Variationyairi

かっこいいギターサウンドとともに歌うのは、生きる意味や心のなさ。
悲しみに暮れて、狂気に落ちるさまが浮かぶ病みソングです。
激し目な曲調とダークな内容の歌詞ですが、どこか落ち着いて聴いてしまうような、不思議な感覚を覚えます。
何かに裏切られることは、誰しも一度は体感したことがあるはずです。
そんな時の心の叫びを包み込んでくれます。
カオスオブザイヌΔ

サイケデリックなMVにもひかれる、とてもハイセンスな作品です。
『青色が怖くなったんだ』『雪にひまわり』などの作者としても知られているボカロP、Δさんによる楽曲で、2023年3月に発表されました。
ローファイでファンキーなサウンドアレンジ、めちゃくちゃオシャレなんですよね。
言葉もフロウもまるで飛び跳ねるよう。
聴けば聴くほどに味が増していきます。
ニュース番組風ナレーションパートがあるのも特徴の一つ。
挑戦的なボカロ曲をぜひ歌ってみてください!
「か」から始まるボカロ曲(151〜160)
怪獣Z⌘ハイノミ

メッセージ性に富んだボカロ曲『怪獣Z』見逃せません。
こちらは、スタイリッシュな楽曲を多く手がける⌘ハイノミさんが発表した作品。
曲中では怪獣に苦しめられる主人公が描かれています。
また、怪獣が実は主人公の味方なのではないのかとう疑問も歌われています。
果たして怪獣は何のメタファーなのか、主人公はどんな状況なのか、想像をめぐらせながら聴いてみてください。
脱力感のある歌唱に仕上げられているのも聴きどころですよ。
かえせ本命■37

不思議な浮遊感を持ったボカロ曲はいかがでしょうか。
■37さんによる本作は2024年9月13日にリリースされました。
3人の音声ライブラリによる独創的なハーモニーが印象的。
何かを取り戻そうとする強い意志と裏切りの狭間で揺れ動く心情が、緻密なメロディーラインに乗せて表現されています。
緊張感のあるコード進行、予想できない曲展開も聴く人の心をつかんで離しません。
新しい音楽体験を求めている方にオススメです。
かなしばりに遭ったらあばらや

夢と現実の狭間を彷徨う、幻想的なボカロ曲です。
あばらやさんが手がけた楽曲で、2024年9月にリリースされました。
歌愛ユキとナースロボ_タイプTのボーカルが織りなす世界観に、思わず引き込まれてしまいます。
歌詞には自己と他者の関係性、現実の束縛からの解放が。
前衛アートめいたハイセンスなサウンドも魅力的。
深夜に1人、静かに聴いてみるのはいかがでしょうか。
カウントダウン・ドカーン!!!!!!!!!!いめ44

シリアスでありながらポップな魅力が詰まった一曲。
いめ44さんが手がけたこの楽曲は、人生の複雑さや感情の乱れをダイナミックに表現しています。
2024年1月にリリースされた本作は、ニコニコ動画やYouTubeで大きな話題に。
いめ44さんといえば『ギターヒーローになりたいいめちゃん』など、独特の感性で知られるボカロPです。
歌詞には「自分らしく生きていく」という強いメッセージが込められており、10代の方々の心に響くこと間違いなし。
人生の岐路に立たされたとき、この曲を聴いてみてはいかがでしょうか。
カーニバルハッピーかいりきベア

キャッチーな出だしから一転、ダークな世界観が展開するボカロックです。
『ベノム』『ダーリンダンス』などのヒットを飛ばした人気ボカロP、かいりきベアさんによる作品で2021年に公開。
サンリオによるメディアミックス作品『まいまいまいごえん』そのタイアップソングです。
こういうカオスな曲調、好きな人は多いんじゃないでしょうか。
予想できない曲展開にどんどん引き込まれてしまいます。
リピートボタンを押す指が止まりませんね。
リズムにノって軽快に歌いましょう!
カエルのおどりきくお

その独創性から海外からも注目を集めているボカロP、きくおさん。
彼が2023年に3月に発表したのが、オリエンタルな空気感にひきこまれる『カエルのおどり』。
民族音楽調の奥行きのあるサウンドアレンジに聴き入ってしまいます。
音楽を聴いているのに何か、神話がつづられた本を読んでいる気分になるというか。
後半にかけてのハードコアな展開にも注目。
きくおさんワールドにぜひひたっていってください!
クオリティの高いアニメーションMVも必見ですよ。
カニヴァラスプラネットぐちり

消化と浄化というテーマが印象的な、ダークでドラマチックなボカロ曲です。
コンピレーションアルバム『植物園』収録曲で、2025年5月にMVが公開されました。
檀上大空さんのイラストを題材に制作された、この曲。
ぐちりさんならではのロックサウンドに、CeVIO AIさとうささらの真っすぐな歌声がよく合っています。
歌詞の世界観は、ゴシックな雰囲気やちょっと怖めなファンタジーが好きな方なら刺さるはず。
ぜひじっくりと聴いて、物語を考察してみてください!
神も救わぬ魂より、神にも成し得ぬ復讐をしとお

サウンドだけでも壮大なストーリーが見えてくる作品です。
『404:虚像』『一ツ眼リッパー殺人事件』などを手がけたボカロP、しとおさんによる楽曲で、2023年3月に発表。
YouTubeで公開されているボイスドラマ『全知無能の神に代わって』のテーマソングとして書き下ろされました。
荘厳な曲調と意味深な歌詞がぴたりとハマっていますね。
もちろん曲単体でも素晴らしいですが、ぜひボイスドラマも合わせて。
登場人物たちの関係性を思い描いて聴くと、世界観への理解がより深まります。
完全犯罪伝授しますじょるじん

怖いのに耳が、目が離せなくなってしまうボカロ曲です。
暗黒童話P名義でも知られているボカロP、じょるじんさんによる作品で、2023年3月に発表。
島田荘司さんの小説『占星術殺人事件』に登場するトリックをもとに作られた歌詞の世界観は……かなりバイオレンスな内容ですし、ネタバレになるのでここに詳細は書けません。
不穏なタイトルからして興味をひかれると思います、その真相はぜひご自身で確かめてみてくださいね。
推理小説好きの方ならかなり刺さるはずです!
完全犯罪伝授します参〜八つ墓篇〜じょるじん

ミステリーの金字塔をボカロ曲に!
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2025年5月に公開された、じょるじんさんによる「完全犯罪伝授します」シリーズ第3弾です。
横溝正史さんの名作『八つ墓村』をモチーフにしたダークサスペンスな楽曲で、ボカロたちを登場人物に置き換えた重層的な物語構造が圧巻。
そしてミステリアスなサウンドと緊張感あふれるメロディーが、村に伝わる八つ墓の祟り、財宝をめぐる因縁を見事に表現しています。
ネタバレもありますので、まだの方は先に原作を読んでみては!


