「か」から始まるボカロ曲
ボカロシーン、盛り上がり続けていますね!
「マジカルミライ」など例年開かれているオフラインイベントに加え、きんねんネット上では「The VOCALOID Collection」通称ボカコレが開催されるたびに大きな話題に。
若い世代のボカロファンを指す「ボカロネイティブ世代」という言葉も出来ました。
いち音楽ジャンルとして合成音声の世界が定着した、と言っても過言ではないでしょう。
さて今回これからご紹介していくのは「か」から始まるボカロ曲です!
ぜひ新しい音楽に出会っていってください!
「か」から始まるボカロ曲(81〜90)
完全犯罪ラブレター150P
かっこいいロック調の曲なんですが、歌詞を追っていくうちに背中がぞくぞくし始めます。
ボカロP、150Pさんの楽曲で、2012年に公開されました。
『終焉ノ栞プロジェクト』シリーズ作品の一つです。
ギターのカッティングが映えるクールな音像が魅力的。
そこにIAの歌声が合わさり、スタイリッシュな世界観が作り上げられています。
そして歌詞は怪談話『メリーさん』を題材にしている、ホラーな内容。
ぜひ最後まで聴いてみてください、衝撃の展開が待っています。
片割れオルゴール3939radits
これからドラマが始まるのか、というようなスタートを切ります。
歌詞が示す物語はドロドロな愛と裏切りなのですが、伴奏はそれを感じさせないほどオシャレなものです。
ミクの高音がトゲのように耳を刺し、不思議な調和が中毒になります。
後半の変調、そして盛り上がりに注目です。
カロンKulfiQ
KulfiQさんが2011年に発表した楽曲は、初音ミクの切ないボーカルと疾走感あるメロディが特徴的。
ギリシャ神話の冥界への渡し守をモチーフに、生と死、別れと再会をテーマにした歌詞が心に響きます。
聴く人それぞれの解釈ができる奥深さも魅力の一つ。
ボカロファンの間で高い評価を受け、多くのリスナーの心を掴んでいます。
人生の旅路や愛する人との別れを経験した人にぴったり。
深い感動と共に、自分自身の人生について考えるきっかけを与えてくれる一曲です。
Culletshr
クールなエレクトリックチューンはいかがでしょうか。
『愛惜ヒエラルキ』『レコード・レド』などの作者としても知られているボカロP、shrさんの作品で、2012年に公開されました。
かなり難しい言葉が並んだ歌詞ですが、読み解いていくと自分への諦めのような感情が伝わってきます。
そして、それでもやめられない、やめたくないという思いも。
創作することが好きな人、つまりクリエイターさんにこそ刺さる曲かもしれません。
カラクリアゲハ骨盤P
ヤンデレ要素のあるボカロのラブソングはどうでしょう。
ロック調の音楽性に定評のあるボカロP、骨盤Pさんによる楽曲で2009年に発表されました。
ダークな雰囲気のサウンドアレンジに切れ味するどいミクの歌声がマッチしていて、とてもかっこいいです。
このクールな感じが風吹き抜ける秋という季節にぴったりではないでしょうか。
歌詞は主人公の切実な思いが詰め込まれている、胸がぎゅっと締め付けられる仕上がり。
恋愛で何か失敗したとき、聴くのもありかもしれません。
かきもち1/366

「新年を迎えたものの、昨年のできごとを引きずってしまっている」なんてこともありますよね。
そんな時に聴いてみてほしいのが『1/366』です。
こちらは新進気鋭のボカロP、かきもちさんが手がけた楽曲。
思うような結果を残せなかった前年の自分を受け入れ、新しい1年を前向きな気持ちでスタートさせる様子を歌う内容に仕上がっています。
この曲を聴けば、気持ちをリセットできると思いますよ。
インストゥルメンタル版があるので、歌いたい時にもぜひ。
「か」から始まるボカロ曲(91〜100)
からくりピエロ40mP ft. vip店長

失恋ソングです。
来るはずのない相手を想い、待ち続ける私=ピエロという例えですね。
失恋した人なら誰でも共感できる内容ですが、歌詞からヒシヒシと伝わってくる悲しみが重くなり過ぎず聴かせてくれるのは、歌い手さんが重くなり過ぎないようにテンポ良く歌い上げているからですね。






