「か」から始まるボカロ曲
音楽の楽しさを知れば知るほど、心の琴線に触れる特別な1曲に出会えるものです。
重厚なロックサウンドに惹かれたり、切ない恋心を綴ったメロディーに泣いたり。
生きていると出会う大切な瞬間を、あなたもきっと覚えているはずです。
一生心に残る「自分だけの1曲」は、ある日突然姿を表します。
そんな運命の出会いのきっかけになるような音楽との素敵な巡り合わせを、あなたにお届けできたらと思います。
「か」から始まるボカロ曲(21〜40)
カーテンコール藤原ハガネ

青春の終わりと新たな始まりを象徴する楽曲です。
藤原ハガネさんが2024年2月に発表した作品で、複数のボカロを起用し、壮大な世界観を描き出しています。
過去への未練や後悔、そして未来への希望が歌詞に込められており、聴く人の心に深く響きます。
そしてエモーショナルなメロディーとにぎやかなサウンドが、歌詞の内容をより一層引き立てているんです。
新しい人生のステージに進む前に聴いてみてください!
彼の作品にはすべてタイトルがついておらず、作品の理論付けや詮索を非常に嫌ったぱりぱりさらうどん

目を見張るタイトルと、独特な世界観にやられてしまいます。
ぱりぱりさらうどんさんによる楽曲で、2024年11月に公開。
ポーランドの画家ベクシンスキーの作品や哲学にインスパイアされた曲です。
芸術への過度な解釈や理論付けへの批判が込められており、聴けば「耳が痛いな」なんて感じてしまう方もいるのかも。
曲調は、スピード感のあるエレクトロニックサウンドと重音テトSVの歌声とが相まって、クセになってしまう仕上がりです。
リピート必至なこの曲、ぜひチェックしてみてください!
カーニバルotetsu

ゴシックな世界観に孤独や嫉妬を織り交ぜた楽曲です。
otetsuさんが2011年3月に発表したこの作品は、ロックサウンドとメリーゴーランドを連想させる旋律が印象的。
そして歌詞に落とし込まれた寂しさが、聴く人の心に強く響きます。
アルバム『EXIT TUNES PRESENTS GUMism from Megpoid』に収録され、カラオケでも配信されている本作。
ぜひともじっくり、世界観にひたってみてください。
かわいそうもふもふムシぴ

かわいさの中に悲壮感がにじむ楽曲です。
ムシぴさんによる『かわいそうもふもふ』は、2025年1月にリリースされました。
初音ミクと可不のボーカルが織りなす世界観は、あどけなさと狂気性が入り混じった仕上がり。
何も知らないもふもふがすべての責任を負わされる……心がぎゅっと締め付けられるんです。
一度ハマれば抜け出せなくなるムシぴワールド、ぜひあなたも体感してみてください。
かんせい大漠波新

VOCALOIDのゲキヤクVとカゼヒキVによるデュエットナンバーです。
大漠波新さんの楽曲で2024年7月にリリースされました。
これぞ大漠波新ワールド!
と言いたくなる音像、歌詞がたまりません。
サビのキャッチーなメロディーも聴いていて気持ちいいです。
そして機械と人間の関係性をテーマにした歌詞が、壮大かつエレクトロニカな音像とマッチしています。
デジタル社会に生きる人々の共感を呼ぶ1曲です。