「か」から始まるボカロ曲
ボカロシーン、盛り上がり続けていますね!
「マジカルミライ」など例年開かれているオフラインイベントに加え、きんねんネット上では「The VOCALOID Collection」通称ボカコレが開催されるたびに大きな話題に。
若い世代のボカロファンを指す「ボカロネイティブ世代」という言葉も出来ました。
いち音楽ジャンルとして合成音声の世界が定着した、と言っても過言ではないでしょう。
さて今回これからご紹介していくのは「か」から始まるボカロ曲です!
ぜひ新しい音楽に出会っていってください!
「か」から始まるボカロ曲(31〜40)
カワルガワル過言

アンニュイで知的な印象の楽曲です。
過言さんが2023年3月に公開した作品で、初音ミクと音街ウナが歌っています。
曲のテーマである「変化」を体現するように2人のボーカルが高度なハーモニーを織りなしており、聴いていると曲の中に自分がどんどん入り込んでしまうような仕上がり。
レトロな雰囲気を持ったサウンドアレンジと、モダンな歌詞世界もそうなる理由でしょう。
聴けば聴くほど味が増すようなボカロ曲です。
重ねトマト缶原口沙輔

原口沙輔さんが手がけた本作は、2025年4月に公開された重音テト曲。
音の断片を織り交ぜた独創的なサウンドスケープが、聴く者を引き込んでいきます。
歌詞の韻の踏み方、そこだけ取っても中毒性があり、聴けばこの世界観から抜け出せなくなるんです。
魅力を余すところなく味わうならイヤホンかヘッドホンがオススメ。
「新しい音楽」を聴きたいならぜひともチェックしていってください!
花弁、それにまつわる音声あばらや

デジタル世界の中で生きる人間の本質を鋭く切り取った作品です。
2025年2月に公開されたあばらやさんの楽曲で、ボカコレ2025冬のTOP100ランキング1位を獲得し、話題になりました。
都会的なニュアンスを持ったサウンドアレンジにミクのクールな歌声がよく合っている印象。
そしてシニカルな歌詞が織りなす世界観はボカロシーン、ひいては私たちが触れている文化そのものを映し出す鏡のようです。
自分の存在価値を見失いそうになっている人の心に、深く響く1曲だと思います。
紙飛行機囚人P

胸を締め付けられるような、泣けるボカロ曲の名作です。
囚人Pさんの代表曲の一つで、2009年に公開。
収容所の少年と病院に入院している少女との、柵越しの交流を描いた作品です。
壮大なサウンドアレンジが、純粋な重いをより一層引き立てている印象。
歌詞を読むだけでも泣けてきてしまうんですよね。
ぜひともこのストーリー、ご自身の目と耳で体感してみてください。
歌唱するキカイ阿修

鏡音リン、レンの力強い歌声が心に響きます。
ボカロP阿修さんによる作品で、2025年2月に公開されました。
バンドサウンドとEDMを融合させたサウンドスケープが印象的。
歌詞には音声ライブラリとクリエイターの関係性が繊細に描かれており、とくにボカロP活動をしている方にとって来るものがある仕上がり。
この温かみのある曲に、身も心も委ねていってください!
「か」から始まるボカロ曲(41〜50)
カラフル柊マグネタイト

『カラフル』は柊マグネタイトさんによる作品で、2025年3月に公開されました。
アルファポリスの「青春小説×ボカロPカップ大賞」受賞作である『#消えたい僕は君に150字の愛をあげる』をもとに制作されています。
エネルギッシュなロックサウンドに宮舞モカの芯のある歌声が映えた仕上がり。
青春ドラマのような曲なので、体育祭や運動会で流すのにぴったりですよ。
怪盗ハッチさん謎J

『怪盗ハッチさん』は謎Jさんが2024年10月にリリースした楽曲。
愛のために世界中の宝を集める大怪盗の物語を描いています。
シャレた雰囲気のサウンドアレンジ、巡音ルカの大人っぽい歌声がよく合っている印象。
テンポが程よく、メロディーの区切り、語感がいいので楽しく歌えます。
早口パートは練習が必要ですが、だからこそ歌いきれたら気持ちいいはずですよ!





