「か」から始まるボカロ曲
ボカロシーン、盛り上がり続けていますね!
「マジカルミライ」など例年開かれているオフラインイベントに加え、きんねんネット上では「The VOCALOID Collection」通称ボカコレが開催されるたびに大きな話題に。
若い世代のボカロファンを指す「ボカロネイティブ世代」という言葉も出来ました。
いち音楽ジャンルとして合成音声の世界が定着した、と言っても過言ではないでしょう。
さて今回これからご紹介していくのは「か」から始まるボカロ曲です!
ぜひ新しい音楽に出会っていってください!
「か」から始まるボカロ曲(121〜130)
カオスオブザイヌΔ

サイケデリックなMVにもひかれる、とてもハイセンスな作品です。
『青色が怖くなったんだ』『雪にひまわり』などの作者としても知られているボカロP、Δさんによる楽曲で、2023年3月に発表されました。
ローファイでファンキーなサウンドアレンジ、めちゃくちゃオシャレなんですよね。
言葉もフロウもまるで飛び跳ねるよう。
聴けば聴くほどに味が増していきます。
ニュース番組風ナレーションパートがあるのも特徴の一つ。
挑戦的なボカロ曲をぜひ歌ってみてください!
怪獣Z⌘ハイノミ

メッセージ性に富んだボカロ曲『怪獣Z』見逃せません。
こちらは、スタイリッシュな楽曲を多く手がける⌘ハイノミさんが発表した作品。
曲中では怪獣に苦しめられる主人公が描かれています。
また、怪獣が実は主人公の味方なのではないのかとう疑問も歌われています。
果たして怪獣は何のメタファーなのか、主人公はどんな状況なのか、想像をめぐらせながら聴いてみてください。
脱力感のある歌唱に仕上げられているのも聴きどころですよ。
かなしばりに遭ったらあばらや

夢と現実の狭間を彷徨う、幻想的なボカロ曲です。
あばらやさんが手がけた楽曲で、2024年9月にリリースされました。
歌愛ユキとナースロボ_タイプTのボーカルが織りなす世界観に、思わず引き込まれてしまいます。
歌詞には自己と他者の関係性、現実の束縛からの解放が。
前衛アートめいたハイセンスなサウンドも魅力的。
深夜に1人、静かに聴いてみるのはいかがでしょうか。
カウントダウン・ドカーン!!!!!!!!!!いめ44

シリアスでありながらポップな魅力が詰まった一曲。
いめ44さんが手がけたこの楽曲は、人生の複雑さや感情の乱れをダイナミックに表現しています。
2024年1月にリリースされた本作は、ニコニコ動画やYouTubeで大きな話題に。
いめ44さんといえば『ギターヒーローになりたいいめちゃん』など、独特の感性で知られるボカロPです。
歌詞には「自分らしく生きていく」という強いメッセージが込められており、10代の方々の心に響くこと間違いなし。
人生の岐路に立たされたとき、この曲を聴いてみてはいかがでしょうか。
「か」から始まるボカロ曲(131〜140)
カーニバルハッピーかいりきベア

キャッチーな出だしから一転、ダークな世界観が展開するボカロックです。
『ベノム』『ダーリンダンス』などのヒットを飛ばした人気ボカロP、かいりきベアさんによる作品で2021年に公開。
サンリオによるメディアミックス作品『まいまいまいごえん』そのタイアップソングです。
こういうカオスな曲調、好きな人は多いんじゃないでしょうか。
予想できない曲展開にどんどん引き込まれてしまいます。
リピートボタンを押す指が止まりませんね。
リズムにノって軽快に歌いましょう!
カエルのおどりきくお

その独創性から海外からも注目を集めているボカロP、きくおさん。
彼が2023年に3月に発表したのが、オリエンタルな空気感にひきこまれる『カエルのおどり』。
民族音楽調の奥行きのあるサウンドアレンジに聴き入ってしまいます。
音楽を聴いているのに何か、神話がつづられた本を読んでいる気分になるというか。
後半にかけてのハードコアな展開にも注目。
きくおさんワールドにぜひひたっていってください!
クオリティの高いアニメーションMVも必見ですよ。
神も救わぬ魂より、神にも成し得ぬ復讐をしとお

サウンドだけでも壮大なストーリーが見えてくる作品です。
『404:虚像』『一ツ眼リッパー殺人事件』などを手がけたボカロP、しとおさんによる楽曲で、2023年3月に発表。
YouTubeで公開されているボイスドラマ『全知無能の神に代わって』のテーマソングとして書き下ろされました。
荘厳な曲調と意味深な歌詞がぴたりとハマっていますね。
もちろん曲単体でも素晴らしいですが、ぜひボイスドラマも合わせて。
登場人物たちの関係性を思い描いて聴くと、世界観への理解がより深まります。