「か」から始まるボカロ曲
ボカロシーン、盛り上がり続けていますね!
「マジカルミライ」など例年開かれているオフラインイベントに加え、きんねんネット上では「The VOCALOID Collection」通称ボカコレが開催されるたびに大きな話題に。
若い世代のボカロファンを指す「ボカロネイティブ世代」という言葉も出来ました。
いち音楽ジャンルとして合成音声の世界が定着した、と言っても過言ではないでしょう。
さて今回これからご紹介していくのは「か」から始まるボカロ曲です!
ぜひ新しい音楽に出会っていってください!
「か」から始まるボカロ曲(41〜50)
彼の作品にはすべてタイトルがついておらず、作品の理論付けや詮索を非常に嫌ったぱりぱりさらうどん

目を見張るタイトルと、独特な世界観にやられてしまいます。
ぱりぱりさらうどんさんによる楽曲で、2024年11月に公開。
ポーランドの画家ベクシンスキーの作品や哲学にインスパイアされた曲です。
芸術への過度な解釈や理論付けへの批判が込められており、聴けば「耳が痛いな」なんて感じてしまう方もいるのかも。
曲調は、スピード感のあるエレクトロニックサウンドと重音テトSVの歌声とが相まって、クセになってしまう仕上がりです。
リピート必至なこの曲、ぜひチェックしてみてください!
型落ち歩く人

社会から取り残された感覚、時代の流れに置いていかれる不安感……現代を生きる誰もが抱える複雑な心情を優しく包む作品です。
歩く人さんによる本作は、2025年2月に発表され、ボカコレ2025冬TOP100ランキングで25位にランクインしました。
ピアノの繊細な旋律と浮遊感のあるシンセサウンドが融合し、幻想的な世界を作り上げています。
またミクの声がやわらかくて、心が落ち着くんですよね。
静かな夜、物思いにふける時間に、ぜひ耳を傾けてみてください。
神様じゃなくてごめんねAliey:S

Aliey:Sさんが2024年8月に発表したこの作品は、自己の限界や他者への期待に応えられない葛藤を描いています。
幻想的なシンセサウンドが特徴的で、切ない世界観、初音ミクの淡々とした歌声には胸がぎゅっと締め付けられます。
自分の弱さや不完全さ吐露する歌詞に共感してしまう人は多いんじゃないでしょうか。
悩みを抱えている時、自分自身と向き合いたい時に聴いてみてください。
カーテンコール藤原ハガネ

青春の終わりと新たな始まりを象徴する楽曲です。
藤原ハガネさんが2024年2月に発表した作品で、複数のボカロを起用し、壮大な世界観を描き出しています。
過去への未練や後悔、そして未来への希望が歌詞に込められており、聴く人の心に深く響きます。
そしてエモーショナルなメロディーとにぎやかなサウンドが、歌詞の内容をより一層引き立てているんです。
新しい人生のステージに進む前に聴いてみてください!
花瓶に触れたバルーン

繊細な感情を描いた楽曲です。
バルーンさんによる作品で、2016年に公開されました。
曲調は切なさを含んだミディアムテンポのロックで、エモーショナルなメロディーと感情的な歌詞が特徴的。
恋愛における相手との微妙な関係性に対するいらだちや、不安定なコミュニケーションによる葛藤が歌詞に反映されているんです。
深夜の静けさや孤独感を背景に、心の中で揺れ動く感情を巧みに表現しているのがわかります。
大人っぽい曲を歌いたい方にぴったりですよ。
CaramelldansenLEON/権利者削除P

スウェーデンの音楽アーティスト「Caramell」の楽曲をLeonがカバーしました。
ニコニコ動画では「ウッーウッーウマウマ(゜∀゜)」と空耳がついたことで有名になった曲ですが、さすが海外VOCALOID、違和感がないですね。
Calc.ジミーサムP(OneRoom)初音ミク

聴いているこちら側も辛くなるような失恋ソングです。
楽しく幸せだった事を思い出しては辛くなる、でもそれは自分のエゴが生んでしまった結果だとわかっているから余計に辛い時にグサリと心に刺さると思います。
長く付き合った恋人と別れた時に聴きたくなる一曲です。