「か」から始まるボカロ曲
ボカロシーン、盛り上がり続けていますね!
「マジカルミライ」など例年開かれているオフラインイベントに加え、きんねんネット上では「The VOCALOID Collection」通称ボカコレが開催されるたびに大きな話題に。
若い世代のボカロファンを指す「ボカロネイティブ世代」という言葉も出来ました。
いち音楽ジャンルとして合成音声の世界が定着した、と言っても過言ではないでしょう。
さて今回これからご紹介していくのは「か」から始まるボカロ曲です!
ぜひ新しい音楽に出会っていってください!
「か」から始まるボカロ曲(91〜100)
片割れオルゴール3939radits
これからドラマが始まるのか、というようなスタートを切ります。
歌詞が示す物語はドロドロな愛と裏切りなのですが、伴奏はそれを感じさせないほどオシャレなものです。
ミクの高音がトゲのように耳を刺し、不思議な調和が中毒になります。
後半の変調、そして盛り上がりに注目です。
カロンKulfiQ
KulfiQさんが2011年に発表した楽曲は、初音ミクの切ないボーカルと疾走感あるメロディが特徴的。
ギリシャ神話の冥界への渡し守をモチーフに、生と死、別れと再会をテーマにした歌詞が心に響きます。
聴く人それぞれの解釈ができる奥深さも魅力の一つ。
ボカロファンの間で高い評価を受け、多くのリスナーの心を掴んでいます。
人生の旅路や愛する人との別れを経験した人にぴったり。
深い感動と共に、自分自身の人生について考えるきっかけを与えてくれる一曲です。
「か」から始まるボカロ曲(101〜110)
Culletshr
クールなエレクトリックチューンはいかがでしょうか。
『愛惜ヒエラルキ』『レコード・レド』などの作者としても知られているボカロP、shrさんの作品で、2012年に公開されました。
かなり難しい言葉が並んだ歌詞ですが、読み解いていくと自分への諦めのような感情が伝わってきます。
そして、それでもやめられない、やめたくないという思いも。
創作することが好きな人、つまりクリエイターさんにこそ刺さる曲かもしれません。
カラクリアゲハ骨盤P
ヤンデレ要素のあるボカロのラブソングはどうでしょう。
ロック調の音楽性に定評のあるボカロP、骨盤Pさんによる楽曲で2009年に発表されました。
ダークな雰囲気のサウンドアレンジに切れ味するどいミクの歌声がマッチしていて、とてもかっこいいです。
このクールな感じが風吹き抜ける秋という季節にぴったりではないでしょうか。
歌詞は主人公の切実な思いが詰め込まれている、胸がぎゅっと締め付けられる仕上がり。
恋愛で何か失敗したとき、聴くのもありかもしれません。
かきもち1/366

「新年を迎えたものの、昨年のできごとを引きずってしまっている」なんてこともありますよね。
そんな時に聴いてみてほしいのが『1/366』です。
こちらは新進気鋭のボカロP、かきもちさんが手がけた楽曲。
思うような結果を残せなかった前年の自分を受け入れ、新しい1年を前向きな気持ちでスタートさせる様子を歌う内容に仕上がっています。
この曲を聴けば、気持ちをリセットできると思いますよ。
インストゥルメンタル版があるので、歌いたい時にもぜひ。
「 」5:55

シンプルとも言える曲構成なのに、いつのまにかその世界観から抜け出せなくなってしまいます。
ボカロP、午前5時55分さんによる楽曲で、2024年7月に公開されました。
言語としてはなかなか理解できない歌詞は「何を言ってるのかわからない世間」を表現しているそう。
それを聞いたミクが生返事を返している、という内容です。
MVは、YouTubeをダークモードで使っているときに、サムネの黒枠にミクが手をかけているよう見える仕掛け。
細やかなアイデアが光る作品です。
カルマATOLS

陶酔感のあるエレクトリックサウンドをぜひとも!
独創的な音楽性がファンの心をつかんで離さないボカロP、ATOLSさんの楽曲で2022年に公開されました。
低音の圧に対するキャッチーなメロディーやウワモノシンセのフレーズ、そのギャップのある音像に引き込まれます。
歌詞の世界観や「業」を冠したタイトルも、その曲調で表現されているような気がしますね。
イヤホン、ヘッドホンで聴けばより『カルマ』にどっぷりとひたれるかも。






