【2025年10月】最新の人気ボカロ曲まとめ【新曲】
10代の人を「ボカロネイティブ世代」なんて呼ぶぐらい、ボカロシーンって身近な存在として定着しましたよね。
リスナーはもちろんのこと「自分で曲を作りたい」という意気込みとともに新人ボカロPたちもすごい勢いで増えていますし、プロの作曲家が合成音声ライブラリを使って作品を発表することも。
これを読んでいるあなたももしかして?
さて今回この記事では、最新の人気ボカロ曲をまとめてみました!
「新曲」というテーマでピックアップしていますので、今まで聴いたことがないような作品に出会えるかもしれません。
ぜひじっくりチェックしてみてください!
ボカロ最新リリース(211〜220)
ログアウトsasaki

しょっぱなからファンキーなスラップベースがたまらない、中毒性の高いボカロ曲です。
sasakiさんによって2025年7月にリリースされたこの作品。
キレのあるエレクトロニックサウンドに乗せて歌われているのは、ぐちゃぐちゃになってしまった心の内。
自分という存在が曖昧になってしまっている様子は、特に10代の方にとっては共感できるものがあるのではないでしょうか。
動静の効いた音像とテトのクールな歌声の相性もぴったり!
ノリノリになるもよし、聴いてもの思いにふけるもよしです!
杏仁dopeなみぐる

思わず体が揺れるビートに、ファンキーなギターやピアノが絡むダンサブルな1曲です。
なみぐるさんが2025年8月にMV公開した作品で、もともとはコンピレーションアルバム『cut(e) vol.2 カワイイカッティング』収録曲。
テーマは「一度満ちを知った後の満たされない乙女心」で、甘い杏仁豆腐に少しだけ毒を忍ばせたような、恋の陶酔感と不安が入り混じる危うい気持ちを巧みに描いています。
好きな人に嫌われたらどうしよう、という焦燥感をワンコードで表現したパートもお見事。
わかばやしさんとみょみょさんが歌ったバージョンもぜひ聴いてみてくださいね!
鏡のむこうでは晴いちばん

ボカロP、晴いちばんさんが2025年7月に公開した作品です。
本作は、鏡の向こうにいるもう一人の自分と対話するかのような、内省的な世界観に引き込まれます。
洗練されたサウンドと初音ミクの繊細な歌声が、理想と現実の狭間で揺れる主人公の心の機微を丁寧に描き出しているんです。
ラストサビへの転調など、聴きどころも満載。
自分自身と静かに向き合いたい時や、物思いにふけりたい夜に寄り添ってくれる1曲かもしれません。
春難色稲葉曇

春という季節に、希望だけではなくどこか複雑な気持ちを抱いてしまうことはありませんか。
『ラグトレイン』などで知られる稲葉曇さんが手がけた、心の機微にそっと寄り添う1曲です。
2025年8月にSynthesizer Vの音源、彩澄しゅおと彩澄りりせの公式デモソングとして公開されました。
春の穏やかさの裏にある、ままならない感情が繊細なセサウンドに乗せて描かれています。
2人のボーカルが織りなすハーモニーは、まるで心の中で自分自身と対話しているかのよう。
聴けば聴くほど味が深くなるボカロ曲です。
BELIEVE DAY針原翼 (はりーP)

『泥中に咲く』や『ぼくらのレットイットビー』で多くのリスナーの心を掴んできたボカロP、はりーPこと針原翼さんの作品です。
本作は2025年7月に公開、ソニーのワイヤレスイヤホン「LinkBuds Fit」と初音ミクとのコラボ公式イメージソングに起用され、大きな話題となりました。
歌詞には「自分自身の可能性を信じて未来へ進もう!」という、まぶしいほどに前向きなメッセージが込められています。
何か新しいことを始めたいときや、ちょっと落ち込んだときに聴けば、背中を押してくれること間違いなしです!
透明少女LadyMonsters.

妖怪や怪物をテーマに物語性の高い楽曲を手がけるボカロPユニット、LadyMonsters.が2025年7月に公開した作品です。
孤島の因習によって姿が見えなくなってしまった少女の悲劇を描いた歌詞が特徴。
そしてダウナーなサウンドアレンジとv flowerのノイジーで悲痛な歌声の組み合わせが相性ばつぐんなんです。
ダークで切ない物語にひたりたい方にぴったりの1曲です。
ヲチラレSTEAKA

独創的なサウンドが脳裏に焼き付いて離れない、そんな方も多いのではないでしょうか?
STEAKAさんが手がけた楽曲で、2025年7月に公開。
体験型ホラーイベント「オバケン」のテーマソングとして書き下ろされました。
ダークでありながらポップなサウンドに乗せて描かれるのは、何者かの視線を感じる、その緊迫した空気感。
聴く者の心を削るような映像的フレーズが詰め込まれており、まるでホラー作品の主人公になったかのようなスリルを味わえます。
謎解きやホラーが好きな方はもちろん、日常から少しだけ逸脱した音楽を聴きたい方にオススメ!