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【2025年10月】最新の人気ボカロ曲まとめ【新曲】

10代の人を「ボカロネイティブ世代」なんて呼ぶぐらい、ボカロシーンって身近な存在として定着しましたよね。

リスナーはもちろんのこと「自分で曲を作りたい」という意気込みとともに新人ボカロPたちもすごい勢いで増えていますし、プロの作曲家が合成音声ライブラリを使って作品を発表することも。

これを読んでいるあなたももしかして?

さて今回この記事では、最新の人気ボカロ曲をまとめてみました!

「新曲」というテーマでピックアップしていますので、今まで聴いたことがないような作品に出会えるかもしれません。

ぜひじっくりチェックしてみてください!

ボカロ最新リリース(201〜210)

イモートワーク子牛

在宅勤務と妹をかけた言葉遊びから生まれた、ボカロPの子牛さんによる1曲です。

本作は、お兄ちゃんが大好きな妹目線のピュアで一途な思いを、ハイテンポなサウンドに乗せて表現。

あまりにも真っすぐすぎるこのメッセージ性は、子牛さん自身が「気持ちの悪い曲を作りました」と書くほど。

もともとは2023年11月頒布のアルバム『Super Qte!』収録曲、2025年7月にMV公開。

かわいさとユーモア、そして少しの狂気が混ざり合った世界観をぜひ堪能していってください。

サ終あざしたあばらや

「サービス終了」という言葉を題材にした、ボカロPあばらやさんの作品です。

いつか自分が終わってしまうという危機感と、それを持ちながらも前へ進んでいく意志、その2つが伝わってくる歌詞世界が印象的。

ユーモアの効いた言葉遣いの奥から深い感情がただよってくるんです。

またクールなエレクトロニックサウンドは中毒性ばつぐんで、リピート必至。

考えにふけるときも、音楽に身を委ねたいときも、この曲が合います。

KUCHISAKE鬱P

Utsu-P – KUCHISAKE feat. 重音テト
KUCHISAKE鬱P

重厚なサウンドと、胸をえぐるようなシャウトが鼓膜を激しく揺さぶる、鬱Pさんの楽曲です。

本作は2025年7月に重音テトをボーカルに迎えて公開された作品。

誰もが知る都市伝説「口裂け女」を題材にしており、見た目へのコンプレックスや社会に対する歪んだ承認欲求を抱えた主人公のさけびが痛いほど伝わってきます。

そして荘厳なコーラスが、曲の怪しさと神秘性を引き立てているんです。

ダークで刺激的な世界観に、ぜひどっぷりとひたっていってください!

クローンクローンAtena

クローンクローン / GUMI, 鏡音リン
クローンクローンAtena

2025年6月に公開された、Atenaさんの楽曲です。

この曲は、流行を追いかけるだけの自分を「クローン」になぞらえた作品。

ゲームのように人生をリセットしたいと願う姿を描いた歌詞に、思わず共感してしまう方も多いのではないでしょうか?

楽しいサウンドアレンジと、ボカロ文化への愛が詰まったMVも特徴。

落ち込んだ気持ちも吹き飛ばしてくれるポップソングです!

SOSMaino

唯一無二の世界観に心をわしづかみにさるかも。

2025年6月に発表された作品で、mainoさん自身が「ドリームコアっぽい」と語る、疾走感と浮遊感が合わさったサウンドが特徴。

まさに夢と現実の狭間をただよっているかのように思えます。

歌詞には孤独感、今いる場所から逃げ出したい気持ちが閉じ込められており、音像の持つイメージとぴったり。

誰にも言えない感情を吐き出したいとき、この曲が助けになってくれるかもしれませんよ。

リトルシスター40mP

「リトルシスター」40mP feat.彩澄しゅお,彩澄りりせ
リトルシスター40mP

『からくりピエロ』や『恋愛裁判』など、多くのヒット曲を手がけてきた40mPさんが、2025年8月に公開した作品です。

Synthesizer VのAI音声ライブラリの彩澄しゅおと彩澄りりせの公式デモソングとして制作されました。

軽快さと影を合わせ持ったサウンドに、繊細なツインボーカルが溶け込んだ楽曲です。

歌詞では姉妹というテーマを軸に、寓話のような世界観が広がっていきます。

ぜひそのストーリーに思いをはせながら聴いてみてくださいね。

なりきれなかったkyiku

なりきれなかった/カゼヒキ・ナースロボ_タイプT
なりきれなかったkyiku

理想の姿になれずにもがく、痛々しいほど正直な心のさけびを描いた一作です。

ボカロPのKyikuさんが2025年8月に公開した作品で、「羽化不全」をテーマにした仄暗い世界観が胸に迫ります。

作者が「できるだけ正直に書いた」と語る通り、独白的な感情の揺れがそのまま書かれた歌詞と、揺らぎのあるサウンドが聴く人を深い内省へと誘うんです。

どうしようもない無力感に沈んだ夜、一人でじっくり音楽にひたりたい時に、本作が寄り添ってくれるはずです。