ボカロシーンにはさまざまな造語があるのですが、その中でボカロのロック曲は「VOCAROCK」と表記されます。
今回この記事では、VOCAROCKの人気曲をまとめてみました。
定番のものから新しめなものまで、多角的に集めてあります。
なので「ロック好きにもボカロ好きにも刺さる内容」だと断言します!
これを最後までチェックすれば、ボカロのロック史が見えてくるかもしれません。
ぜひともあなたのお気に入りの1曲を探してみてくださいね!
【最新・定番】ロックなボカロ曲特集【VOCAROCK】(1〜10)
黙ってロックをやれって言ってんの猫舘こたつ

エネルギッシュでパワフルなロックサウンドに心を奪われます!
猫舘こたつさんによるこの楽曲は、2024年6月にリリースされたボカロック。
初音ミクのボーカルが力強く響き渡り、ギターリフとドラムビートがグイグイ引き込んでいきます。
歌詞には現代の音楽シーンへの皮肉や、ロックの本質を問うメッセージが込められていて、聴く者の琴線に触れること間違いなし。
ロック魂を感じたい人、バンドサウンドが好きな方はハマること間違いなし!
デッドリーランペイジNEW!ぐちり

SNS時代の正義や断罪をテーマにした、攻撃的なロックナンバーです。
ぐちりさんによる楽曲で、2023年のアルバム『おやすみ、ジュブナイル』に収録、2025年12月に鏡音リンをボーカルに迎えたMV版が公開されました。
他者を指差す行為への疑問、それでも自分の道を進むしかないという葛藤が、苛烈な言葉と激しいサウンドで畳みかけられます。
ギターの推進力がすさまじく、聴いているうちに胸の奥がたぎるんですよね。
モヤモヤを抱えている方に、ぜひ聴いてほしい1曲です。
インパルスNEW!ねじ式

焦燥と決意が交錯する、疾走感あふれるロックナンバーです。
ボカロPのねじ式さんが手がけた本作は、2025年12月に公開。
VTuber藍月すりっぷさんへの書き下ろし曲のボカロ版で、VoiSonaの機流音が歌唱を担当しています。
自己否定や同調圧力へのいらだちを鋭い言葉で叩きつけながら、他者の声に惑わされず自分の欲しいものだけを狙い撃つ、という決意を歌っています。
クールなサウンドから、冷えた怒りや諦めきれない執念がひしひしと伝わってくるんですよね。
タランチュラNEW!ナナホシ管弦楽団

ポップなのに毒がある、絶妙なバランス感覚が光るボカロ曲です。
ボカロP、ナナホシ管弦楽団さんの作品で、2025年12月にアルバム『LADY BUG』のリード曲としてリリースされました。
耳に残る擬音フレーズと、甘さの中にざらつきを忍ばせた歌詞が印象的。
他者からの言葉が自分を縛ってしまう感覚をキャッチーなメロディーに乗せているんですよね。
自己表現や変身願望について考えたい人はぜひ!
リレイアウター稲葉曇

淡々とした中にも熱量を感じる、独特の世界観を持つボカロ曲です。
『ラグトレイン』でも知られる稲葉曇さんによる作品で、2023年8月に発表されました。
ボカこれ2023夏のTOP100ランキングで1位を獲得して話題に。
リズムとはかなさを両立させたサウンドに、情緒ある歌詞を乗せた楽曲です。
歌愛ユキの繊細な歌声が、物憂げな世界観をさらに引き立てていて、没入感がすごいんですよね。
これぞ稲葉さんの音楽、と言えるロックチューンです。
アガリ症にほしか

ステージに立つ緊張感が染み出るようなボカロ曲。
にほしかさんの『アガリ症』は2024年5月にリリースされた作品で、心の動揺を鮮やかに描き出しています。
重音テトSVの歌声が、うねるような不安感をぎゅっと伝えてくれるんです。
アップテンポなリズムとは裏腹に、歌詞から伝わってくる葛藤がどこか切ない。
人前に出る恥ずかしさや、自分を疑ってしまう気持ちも痛いほどよく分かります。
聴けば聴くほど、共感せずにはいられなくなりますよ。
エスパーエスパーナユタン星人

心の奥を覗き込むような不思議な感覚が癖になる、キャッチーなロックチューンです。
ナユタン星人さんが初音ミクをフィーチャーして2024年3月にリリースしました。
『ポケットモンスター』とのコラボ企画の一環として制作された本作。
エスパータイプを題材にしたユニークなラブソングで、サウンドも歌詞もナユタン星人さんらしいアプローチが光ります。
恋愛に悩む人にこそ聴いてほしい、心の中をのぞき見るような感覚を味わえる1曲です。






