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リヒャルト・ワーグナーの名曲。人気のクラシック音楽

「楽劇王」の名前で知られる19世紀のドイツの作曲家、リヒャルト・ワーグナーの名曲を集めました!

ほとんどの自作歌劇=オペラで台本を書き、作曲家だけではなく文筆家としても知られており、19世紀後半のヨーロッパに広く影響を及ぼした人物のひとりです。

楽劇王と言われるだけあって、非常に楽劇が多いのですが、「交響曲 ハ長調」など交響曲も残しており、ピアノ曲や歌曲も多く残っています。

また、吹奏楽になじみある方は『エルザへの大聖堂への行列』でこのワーグナーの名前を見たことがあるかと思います。

今回はそのワーグナーの名曲をセレクトしました。

ぜひご視聴ください!

リヒャルト・ワーグナーの名曲。人気のクラシック音楽(76〜80)

M(メッテルニヒ)公爵夫人のアルバムに ハ長調 WWV94Richard Wagner

リヒャルト・ワーグナー、オペラや楽劇で名をはせる彼ですが、『M(メッテルニヒ)公爵夫人のアルバムに ハ長調 WWV94』では、別の側面を見せています。

このピアノ曲は、1861年に作曲され約10年後に出版された作品で、パリでの『タンホイザー』上演をサポートしてくれたメッテルニヒ侯爵夫人にささげられました。

芸術性の高さだけでなく、感謝や敬意といった人間的な感情を強く感じさせる本作は、ワーグナーの音楽を深く知りたい方、または普段ピアノ曲を聴かない方にもぜひオススメしたい、美しく心温まる曲です。

ピアノソナタ 変ロ長調 WWV 1 Op.1Richard Wagner

Richard Wagner – Piano Sonata in B flat, Op. 1, WWV 21 (1/3)
ピアノソナタ 変ロ長調 WWV 1 Op.1Richard Wagner

リヒャルト・ワーグナーの『ピアノソナタ 変ロ長調 WWV 1 Op.1』は、その華やかな楽劇やオペラとは一線を画す穏やかで素朴な響きを持つ作品です。

1831年、わずか18歳で作曲されたこの作品は、ワーグナーがまだ音楽の道を切り開こうとしていた初期の才能を垣間見ることができます。

技巧を競うような見せ場は少ないものの、彼の音楽的根底に流れる表現の豊かさと情熱が、細やかな旋律線の中に息づいています。

若きワーグナーの才能が、さまざまな音楽的探求の初歩を刻んだこの曲は、後に彼が創り出す楽劇の壮大な世界とはまた違った魅力を持ち、ピアノ愛好家はもちろん、ワーグナーの音楽を新たな角度から味わいたい方にもオススメです。

おわりに

さすがに楽劇王と言われるだけあって楽劇=オペラの作品が非常に多いですね。

『ニュルンベルク』、『タンホイザー』、『ローエングリン』、『ニュルンベルク』など少し名前を挙げるだけでもこれもワーグナーの作品だったんだと思い知らされます。

ワーグナーは作曲だけではなく、自作歌劇で台本を単独執筆しており、音楽界だけでなく19世紀後半のヨーロッパに広く影響を及ぼした中心的文化人の一人でもあるため、これがロマン派オペラ楽劇王と言われる由縁となっています。

曲調も派手でありつつオーケストラの美しさと華やかさ、荘厳さもある曲が多く、それこそが聞いた人、見た人を魅了するワーグナーの魅力なのでしょう。

これからもさまざまな人を魅了するワーグナーの作品をぜひ聞き続けてください。

以上、楽劇王ワーグナーの作品をお届けしました。