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冬の童謡・民謡・わらべうたまとめ。たのしい冬の手遊び歌も

あなたは冬が好きですか?

冬はとても寒いですが、真っ白な雪が作り出す美しい銀世界が見られたり、お鍋やかまくらなど冬にしか味わえない貴重な温もりを感じられたり、と冬ならではの楽しみ方がたくさんありますよね。

また冬はクリスマスやお正月など、楽しいイベントもたくさん!

子どもたちは雪だるま作りや雪合戦、クリスマスのプレゼントやケーキを楽しみにしているのではないでしょうか?

この記事では、さまざまな「冬」をテーマにした童謡や民謡、わらべうた、手遊び歌を紹介します。

寒いだけの冬をステキな思い出に変えてくれる歌がたくさんあるので、ぜひ聴いてみてくださいね!

冬の童謡・民謡・わらべうたまとめ。たのしい冬の手遊び歌も(1〜20)

一月一日

一月一日 文部省唱歌 平成の録音
一月一日

こちらの曲は1893年に文部省が発行した『小学校祝日大祭歌詞並楽譜』として発表されました。

作詞は千家尊福さん、作曲は上真行さんによるもので、昔は学校でよく歌われたそうです。

それより少し若い世代の人にとっては『新春かくし芸大会』のテーマソングとして知られているのではないでしょうか。

歌詞が古い文体なので、現代の子供たちにとってはなじみが薄いかもしれません。

ですがこれからも歌いつがれていくことを願いたいですね。

冬の夜文部省唱歌

『尋常小学唱歌第三学年用』で発表された文部省唱歌です。

作詞・作曲者は不明とされています。

吹雪が吹き荒れ一面雪におおわれた厳しい冬。

テレビどころかラジオすらなかった時代に、いろりの周りで家族みんな寄り添って団らんをしたときの光景が描かれています。

冬の星座

1871年にウィリアム・ヘイスが作ったポピュラー・ソング『愛しのモーリー』に歌詞をつけた曲がこちらです。

堀内敬三さんが作詞され、1947年に国定教科書『中等音楽』の中の1曲として発表されました。

原曲はモーリーへの愛を歌った甘い歌詞で、この『冬の星座』と歌詞の内容は全く違いますが、まるでこの歌詞のために作られたような美しいメロディーです。

2007年に日本の歌百選にも選ばれました。

原曲と聴き比べてみるのも楽しくてオススメですよ。

雪の降る町を作曲:中田喜直

雪のふる町を/東京放送児童合唱団〔朝日ソノラマ版〕
雪の降る町を作曲:中田喜直

雪が降っている街を1人で歩いている自分を空想して詞を書いたという『雪の降る街を』。

しんしんと降る雪を思わせる伴奏の中を静かに進んで行くメロディーには冬の冷たさを感じますが、ラストところではやがてやって来る春を予感させます。

劇作家の内村直也さんがつむぐ言葉と、中田喜直さんの奏でるメロディーが見事にマッチした昭和の名曲です。

雪山賛歌

雪山賛歌/西六郷少年合唱団〔朝日ソノラマ版〕
雪山賛歌

こちらの曲はアメリカ民謡の『いとしのクレメンタイン』に歌詞をつけて山岳部の歌としたもの。

1926年に雪山で京都帝國大学山岳部の仲間と鹿沢温泉に来ていた西堀榮三郎さんが、退屈しのぎに作ったものだといわれています。

山を好きな気持ちが伝わってくるステキな歌詞ですよね。

鹿沢温泉には『雪山讃歌』の歌碑がたてられています。

たくさんのアーティストがこの曲を録音していますが、ダークダックスのものが最も知られているのではないでしょうか。

ジングルベル作曲:ジェームズ・ロード・ピアポント

クリスマスの時期に全世界で流れている代表的な曲といえば、こちらの『ジングルベル』ではないでしょうか。

この曲は1857年に大財閥で有名なジョン・モルガンの叔父で、牧師のジェームズ・ロード・ピアポントが作りました。

もともとの曲名は『One Horse Open Sleigh』だったそうです。

自分の教会で歌うために作ったそうですが、大変人気が出たことでアメリカ中で歌われるようになりました。

日本で最初に訳詞がつけられたのは1941年で、その後もたくさんの訳詞がつけられました。