冬の童謡・民謡・わらべうたまとめ。たのしい冬の手遊び歌も
あなたは冬が好きですか?
冬はとても寒いですが、真っ白な雪が作り出す美しい銀世界が見られたり、お鍋やかまくらなど冬にしか味わえない貴重な温もりを感じられたり、と冬ならではの楽しみ方がたくさんありますよね。
また冬はクリスマスやお正月など、楽しいイベントもたくさん!
子どもたちは雪だるま作りや雪合戦、クリスマスのプレゼントやケーキを楽しみにしているのではないでしょうか?
この記事では、さまざまな「冬」をテーマにした童謡や民謡、わらべうた、手遊び歌を紹介します。
寒いだけの冬をステキな思い出に変えてくれる歌がたくさんあるので、ぜひ聴いてみてくださいね!
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冬の童謡・民謡・わらべうたまとめ。たのしい冬の手遊び歌も(21〜30)
もみの木

冬の季節を彩る名曲として親しまれているこの楽曲は、ドイツ発祥のクリスマス・キャロルとして世界中で愛されています。
もともとは恋愛をテーマにした民謡でしたが、1824年にエルンスト・アンシュッツさんによって現在の形に改編されました。
本作は、緑豊かなもみの木を通して、誠実さや希望、そして不変の美しさを表現しています。
日本でも多くのアーティストによってカバーされ、クリスマスシーズンには欠かせない曲となっています。
NHKの『名曲アルバム』でも取り上げられ、東京少年少女合唱隊と東京フィルハーモニー交響楽団による演奏が放送されました。
冬の寒さを忘れさせてくれるような温かな雰囲気を持つこの曲は、家族や友人と過ごすクリスマスの時間を特別なものにしてくれることでしょう。
まきびとひつじを

冬の季節に歌われるクリスマスキャロルでありながら、日本でも親しまれている童謡ですね。
イエス・キリストの誕生を祝う内容で、羊飼いたちに天使が救世主の誕生を告げる場面が描かれています。
17世紀以前からイングランド西部地方に伝わる民謡に由来し、1833年にウィリアム・サンズさんが発表したことで広く知られるようになりました。
穏やかで荘厳な曲調は、クリスマスの雰囲気にぴったりです。
日本語訳は津川主一さんによるもので、1954年版の『讃美歌』では103番として収録されています。
クリスマスの季節に教会や家庭で歌われる、伝統的な賛美歌として多くの人々に愛されていますから、ぜひご家族でも歌ってみてくださいね。
春よ来い

歩き始めたばかりだという、みいちゃん。
きっと雪が残っていて、まだ小さな彼女はお外に出してもらえないのでしょうね。
ぞうりという意味の「じょじょ」や、外のことを指す「おんも」などの幼児語が、春を待ちわびる子どもの姿や表情をよりくっきりと思い起こさせますね。
庭先の桃のつぼみがふくらむ様子が「春は目の前だよ」そう教えてくれているようです。
雪祭り作曲:みなみらんぼう

NHK『みんなのうた』で、1984年に放送された『雪祭り』。
俳優としても活躍した、みなみらんぼうさんが作詞・作曲を手がけました。
壮大な雰囲気のあるサウンドに仕上がっており、華やかな祭りの場面を歌っています。
日本ならではの冬のイベントを歌った歌詞からも、子供たちの元気な姿が伝わってきますね。
冬の寒さを吹き飛ばすほどの、情熱的なメロディーが響く楽曲です。
ポカポカとした陽気が温かい春を待ち望む、人々の姿を描いた童謡を聴いてみてくださいね。
星に願いを

原題「When You Wish upon a Star」、1940年のディズニー映画「ピノキオ」の主題歌としてジミニー・クリケットが歌い、アカデミー賞の歌曲賞に輝きました。
スウェーデンとノルウェーではベツレヘムの星について歌うクリスマスソングです。
まめまき

節分といえばこの曲を思い出す人も多いのではないでしょうか。
『豆まき』は昭和8年に出版された『ヱホンシャウカ第1輯フユノマキ(絵本唱歌第1集冬の巻)』という本に掲載されました。
パラパラという豆の音に、こっそりと逃げていく鬼の姿。
なんだかほっこりかわいらしい感じがしますね。
節分は無病息災を祈る伝統行事。
いつもはやらないという人も、この曲を聴けば「鬼は外、福は内」と豆まきをしたくなっちゃうかも。
ひいらぎかざろう

冬の寒さを吹き飛ばすような、明るく軽快な旋律が印象的な楽曲ですね。
ウェールズの伝統的な祝祭の歌を原曲とし、クリスマスの喜びや祝祭の雰囲気を象徴する曲として広く親しまれています。
「ファララ」という反復的なフレーズが楽しさを引き立て、心温まる雰囲気を醸し出していますよ。
英語圏を中心に世界中で歌われており、日本では松崎功さんによる日本語訳が『賛美歌第二編』第129番に収録されています。
映画『アダムス・ファミリー』の冒頭シーンでも使用されるなど、ポップカルチャーにも影響を与えている作品です。
クリスマスシーズンに家族や友人と一緒に歌って楽しむのにぴったりの曲ですから、ぜひ皆さんで歌ってみてくださいね。