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【2025】タイトルがBから始まる洋楽まとめ

こちらの記事では1950年代から2020年代の現在に至るまで、ロックやポップスなどポピュラー音楽を中心としたさまざまな洋楽の中から「B」で始まるタイトルの曲だけをまとめて紹介しています。

Bから始まる単語といえば「BABY」や「BORN」など、英語を知らずともぱっと思いつきそうなものばかりですし多くの曲に使われていそうですよね。

なかなか他のサイトでは見かけない企画ですし、曲名しりとりにも活用いただけますよ。

ぜひチェックしてみてください!

【2025】タイトルがBから始まる洋楽まとめ(131〜140)

BackwaterMeat Puppets

Meat Puppets – Backwater (Official Music Video)
BackwaterMeat Puppets

乾いた砂漠の空気を感じさせるサウンドが、グランジのイメージを塗り替えるミート・パペッツ。

アメリカのアリゾナ州で結成され、パンクにカントリーやサイケデリアを融合させた音楽性で、ニルヴァーナなど多くのバンドに影響を与えたのだそうです。

この楽曲は、よどんだ水辺のような停滞した状況で感じる焦燥感や、抜け出せない閉塞感をテーマにしているのかもしれませんね。

それでいて気だるさを纏ったカート・カークウッドさんの歌声と力強い演奏が、複雑な心境を巧みに表現しています。

本作は1994年に発売された名盤『Too High to Die』からのシングルで、全米のロックチャートで2位を記録しました。

王道グランジとは一味違う、乾いたロックに浸りたい時に聴いてみてはいかがでしょうか?

BrooklynMaisie Peters

Maisie Peters – Brooklyn [Official Music Video]
BrooklynMaisie Peters

イングランド出身のシンガーソングライター、メイジー・ピーターズさんは、日常の心のひだを丁寧に描く書き手です。

双子の姉へ向けた手紙のように語るこの楽曲は、ニューヨーク旅の記憶を糸口に、守りたい気持ちや離れてもつながる確信を、きらめくポップサウンドに編み上げます。

2021年8月にダブルA面の片翼として世に出て、同月のアルバム『You Signed Up for This』に収録。

本作は、離れて暮らす家族を思う夜や、思い出の街を歩く休日にしっくり。

姉妹の秘密を抱きしめるような余韻が、胸の奥をやさしく温めます。

Before & AfterAdnan Joubran

戦争によって失われた日常と、それでも祈るように奏でられる希望。

そんな音の情景を描き出したのが、パレスチナ出身のウード奏者、アドナン・ジョウブランさんです。

4世代にわたる音楽一家に生まれた彼が、この楽曲で試みたのは、破壊される前のガザの街の音や子供たちの声を織り込むことでした。

在りし日の穏やかな響きは、哀悼の念を込めたウードの音色と重なり、私たちが何を失ったのかを突きつけてくるかのようです。

2024年10月6日に公開された本作は、彼の痛切なメッセージが込められています。

遠い国の出来事だと片付けず、そこに確かにあった暮らしに思いを馳せ、平和の本当の意味を考えたいときに聴いてみてはいかがでしょうか。

BreathturnHammock

幾重にも重なるギターのレイヤーで、聴く人を幻想的な音の世界へと誘うアメリカのデュオ、ハンモック。

アンビエントやシューゲイザーの要素を溶け込ませた、美しくも奥深い音楽性が魅力です。

2005年のデビュー直後から注目され、2012年の2枚組LP『Departure Songs』は年間最優秀アルバムに選ばれるなど高い評価を得ています。

2010年の大洪水でメンバーの自宅がほぼ全壊するという悲劇を乗り越え、コメディアンのリッキー・ジャーヴェイスさんに「まるでRadioheadによる最高の映画音楽」と絶賛されたエピソードも有名です。

日々の喧騒から離れ、壮大で美しい音の波に身を委ねたいときにぴったりではないでしょうか。

Birds of FireMahavishnu Orchestra

マハヴィシュヌ・オーケストラは1971年にニューヨークで結成された、ジャズとロック、インド音楽を融合させた革新的グループです。

この楽曲は、変拍子とヴァイオリンとギターの緊密なユニゾンで飛翔と解放を描き、本作の主人公は内なる炎に導かれて高みに達します。

1973年3月に発売されたアルバム『Birds of Fire』の表題曲で、前作『The Inner Mounting Flame』に続く重要作。

1974年のグラミー賞でBest Pop Instrumental Performanceにノミネートされました。

気持ちを切り替えたい朝や夜のドライブ、集中したい作業時におすすめです。

Bajo los EscombrosResidente, Amal Murkus

Residente, Amal Murkus – Bajo los escombros (Live Session)
Bajo los EscombrosResidente, Amal Murkus

瓦礫の下から響く祈りのような歌声に、胸が締め付けられるようです。

プエルトリコ出身のラッパーであるレジデンテさんが、パレスチナの歌手アマル・ムルクスさんさんと共に作り上げた本作は、まさに魂の叫びそのもの。

アマル・ムルクスさんは、文化を通じて平和と権利を訴え続ける活動家です。

この楽曲では、レジデンテさんの告発するラップと、アマル・ムルクスさんのアラビア語の歌声が交差し、爆撃で日常を奪われた人々の悲痛な思いや故郷への愛を歌っているかのようです。

2024年2月に世に出たアルバム『Las Letras Ya No Importan』に収められたこの楽曲は、人道危機を受け当初の予定から発売が延期された作品です。

遠い国の出来事に無力感を覚える夜、一人静かに耳を傾けてみませんか?

Bible Silver CornerRodan

わずか3年という短い活動期間で、後のシーンに絶大な影響を与えたアメリカの伝説的バンドがロダンです。

1992年にケンタッキー州で結成され、ポストハードコアやマスロックを基盤にしたポストロックの先駆けとして知られています。

彼らの代表作といえば、1994年4月に世に出た唯一のスタジオ・アルバム『Rusty』でしょう。

この名盤は批評家から絶賛され、90年代アンダーグラウンドの金字塔と称されています。

1994年にはロードムービー『Half-Cocked』に出演したというユニークなエピソードもあります。

攻撃的な衝動と知的な構築美がせめぎ合うサウンドは、既存のロックに物足りなさを感じている方の感性を、きっと激しく揺さぶってくれるのではないでしょうか?