【1980年代】伝説の洋楽ロックバンドの名曲・ヒット曲
1980年代といえば、洋楽ロックにおいて「黄金期」と呼ばれる時代です。
ロック・バンドという観点で見ると、今も活躍するベテランのロック・バンド勢が多くデビューを果たし、歴史に残る世界的なヒット曲が多く生まれた時期でもありますよね。
今回は、そんな1980年代の洋楽ロック・バンドにフォーカスしたヒット曲、名曲の数々をご紹介!
80年代らしいエネルギッシュなロック・ナンバーやスタジアム映えするバラード曲はもちろん、既存のロックにとらわれないニューウェーブと呼ばれる存在や、90年代へとつながるオルタナティブ・ロックが生まれた時代でもある、という点も踏まえたバラエティに富んだラインアップとなっておりますよ。
【1980年代】伝説の洋楽ロックバンドの名曲・ヒット曲(101〜110)
Hand In GloveThe Smiths

ザ・スミスを結成する前はライターをしていたボーカル、モリッシー。
文学的な歌詞が多くの若者の共感を得て支持されたポスト・パンクバンドです。
ザ・スミスを語る上で、サウンドの制作を手がけているギタリスト、ジョニーマーの存在も欠かせません。
82年から87年までの、たった5年と短い活動期間でしたが、たくさんの名曲を残したロックバンドです。
Just Like HoneyThe Jesus and Mary Chain

甘美な愛の世界を描き出す1985年11月リリースの楽曲。
The Jesus And Mary Chainのデビューアルバム『Psychocandy』収録の本作は、フィードバックノイズと美しいメロディの融合が印象的です。
Phil Spectorの影響を感じさせる壮大なサウンドの中に、恋愛の甘さと苦悩が見事に表現されています。
Jim Reidさんの感情豊かなヴォーカルが心に響きますね。
映画『Lost in Translation』のエンディングで使用されたことでも知られる本作は、ノイズポップの金字塔として今もなお多くの音楽ファンを魅了し続けているのです。
InnuendoQueen

14枚目のアルバムの表題曲にもなっているのがこちら『Innuendo』。
このアルバムは1991年リリースですが、1989年に製作さています。
Queenの原点回帰とも言われた複雑かつ、曲をつなぎ合わせた手法で作られたナンバーです。
まさかのフラメンコソロやその直後の三拍子など、聴きごたえのある楽曲ですよ!
80年代の大スター、Queenのラストアルバムでもあります。
Born in the U.S.ABruce Springsteen

ブルース・スプリングスティーンさんの1984年のヒット曲です。
ベトナム戦争の帰還兵のことが歌われています。
国のために戦地へ向かい、さまざまな傷を追いながらも祖国へ戻った兵士たちが、帰還後にあちこちで厄介者扱いされ不遇な扱いを受ける様子がリアルに語られており、数十年前の出来事とはいえ考えさせられる内容に仕上がっています。
そうした歌詞の内容とは相反して、ポジティブなエネルギーを感じる曲調とブルース・スプリングスティーンさんのパワフルな歌声は、多くのリスナーの心を鼓舞してきました。
Karma ChameleonCulture Club

ボーイ・ジョージが率いるイギリスノバンド、カルチャークラブの代表曲です。
1983年のアルバム『Colour by Numbers』に収録されてシングルカットされました。
日本ではボーイ・ジョージのビジュアルとゲイであることに加えての歌詞の「カーマ、カーマカマカマ」というのがあいまって、完全に「おかま」の曲になっています。