「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「I」から始まる楽曲に込められた思いは、時に切なく、時に力強く響きます。
エド・シーランさんとジャスティン・ビーバーさんが歌う心温まる共感、スイスのペイルフェイス・スイスが轟かせる魂の叫び、ウェールズのマリーナさんが解き放つ自己肯定のメッセージ。
アーティストたちの内なる声が、デスコアからエレクトロポップまで、多彩な音色となって心に届きます。
「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ(381〜400)
Into Your RoomHolly Humberstone, MUNA

イギリス発の新世代シンガー、ホリー・ハンバーストーンさん。
彼女のデビューアルバム『Paint My Bedroom Black』に収録されている『Into Your Room』は聴きましたか?
EDM調のポップソングで、切ない片思いを描く歌詞も話題となりました。
そんな本作をポップバンド、MUNAとともに手掛けている新バージョンがリリースされたんです。
原曲に比べ、よりスローかつ、リラックスした雰囲気に仕上がっています。
IsolationHypothermia

Life Is PainやLifeloverの活動でも知られている、Kim Carlssonさんを中心とするスウェーデンのブラックメタルバンド、Hypothermia。
2001年に結成されて以来精力的に作品を発表していましたが、2024年の現時点では2017年にアルバム『Kaffe & Blod II』を発表後の作品リリースは途絶えているようです。
「低体温症」という意味を持つバンド名の如き寒々しいリフ、地下室の奥から鳴り響く悲鳴のようなボーカルが、20分超えは当たり前の長尺な楽曲の中で延々と繰り返される様は、まさに触れてはいけない闇そのもの。
劣悪なサウンドプロダクションも相まって、一筋の光すら存在せず、ひたすら重苦しい深い深い絶望だけが込められた、聴く者の心身を蝕んでいく危険すぎる音楽ですね。
初めてこういった音楽を聴く人が最後まで聴き通せる確率は限りなく低いですし、デプレッシブブラックメタルそのものでありながら、このジャンルに興味を持った方が最後に聴くべきバンドと言えるかもしれません。
Ikuinen VirtaINDICA

フィンランド出身のIndicaは、北欧といえば思い浮かぶメロディアスなハードロックの新たな可能性を示しています。
その代表作であるデビューソング『Ikuinen Virta』は、哀愁を帯びたアレンジとフィンランド語の独特な響きが絶妙に融合しており、リスナーを幻想的な世界観へと誘います。
この曲が生まれた2000年代初頭、オンラインでの音楽の楽しみ方が変容していく中で、Indicaはその唯一無二のサウンドを世界に届けました。
忘れ去られがちな時代の片隅で、彼女たちの音楽は今なお多くの人々の心に深く響くものがあります。
Indicaの音楽が、今を生きる若い世代にも新鮮な魅力を放つことは間違いありません。
I Shot the SheriffInner Circle

ジャマイカ出身のレゲエバンド、インナー・サークルによる『I Shot the Sheriff』のカバーは、ボブ・マーリーさんの不朽の名作を彼ら独自のスタイルで表現したものです。
1979年にリリースされたアルバム『Blame It On The Sun』に収録されたこの楽曲は、レゲエの魅力を再発見させる名曲として、今も多くのファンに愛されています。
本作のテーマは、警察による権力の乱用とある男の争いを描き、深い社会的メッセージを持っています。
インナー・サークルのバージョンは、オリジナルの精神を保ちつつ、彼らの音楽性を加えることで、新鮮な聴き心地を提供します。
レゲエをこれから深く探求したいリスナーや、平和と愛のメッセージを大切にしたい方々にオススメです。
I Don’t Have the HeartJames Ingram

アラン・リッチとジャド・フリードマンによる心に響く名曲『I Don’t Have the Heart』。
1980年代の終わりにジェームス・イングラムさんが届けたこのバラードは、多くのリスナーや批評家から高い評価を集めました。
愛する人に対して「傷つけたくないけれど愛することもできない」という葛藤を、温かみのあるボーカルで表現する歌詞が胸を打ちます。
ジェームス・イングラムさんの繊細な声は、リバイバルブームの今、再度注目されるべき楽曲と言えるでしょう。
ぜひチェックしてみてください。