「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「I」で始まる英単語といえば「私」を意味する「I」のほか、仮定を表す「If」、「Imagine」や「Idea」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「I」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
普段、タイトルの頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、その分、これまではあまり目につかなかった曲と出会えるかもしれません。
どんな曲があるのか楽しみにしながら記事をご覧ください。
「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ(121〜130)
In RiversTracer AMC

1999年に北アイルランドで結成されたトレーサーAMCは、インストゥルメンタルを軸に、叙情的で構築的なサウンドを奏でるポストロックバンドです。
2000年に世に出た初期のシングルは、BBCの名物DJジョン・ピールさんが紹介したことをきっかけに、じわじわと評価を高めていきました。
大きなヒット曲こそありませんが、The Wire誌に「壮大な技巧」と評されたアルバム『Flux & Form』や、日本でも高く評価された名盤『Islands』は必聴!
透明感あふれるツインギターと感情を揺さぶるリズム隊が織りなすサウンドは、まるで音で描かれた物語のようです。
歌のない音楽で、どこまでも広がる壮大な世界観に浸りたい…そんな気分の時に聴いてみてはいかがでしょうか?
I Wanna Be Your DogThe Stooges

グランジの源流を語る上で欠かせない存在が、アメリカのバンド、ザ・ストゥージズです。
1967年にミシガン州で結成され、プロトパンクやガレージロックに分類されるそのサウンドは、後のパンクやグランジの設計図になったといわれています。
ボーカルのイギー・ポップさんによる、客席へ飛び込むなどの過激なパフォーマンスはあまりにも有名。
1969年当時のデビューアルバム『The Stooges』は商業的には振るいませんでしたが、その原始的なエネルギーはデヴィッド・ボウイをも魅了しました。
2010年にはロックの殿堂入りを果たしており、時代がようやく彼らに追いついた証なのかもしれませんね。
ニルヴァーナなどが愛した、荒々しくも純粋なロックの初期衝動に触れたい方におすすめです。
I Dreamt of a Room with All My Friends I Could Not Get InLa Dispute

スポークンワードと激情的なシャウトを融合させる表現で知られる、アメリカ出身のバンド、ラ・ディスピュート。
2025年9月に公開される5枚目のアルバム『No One Was Driving the Car』に収録された一曲です。
親しい仲間たちが集う輪の中に、自分だけが入れない夢を見る。
そんな痛烈な疎外感や集団の中で感じる孤立感が、本作のテーマとして描かれています。
自分の居場所はどこなのかと深く思い悩む様子に、共感する方もいるのではないでしょうか?
この物語は、2019年3月の名盤『Panorama』以来となる作品で、映画『First Reformed』の世界観から着想を得ています。
どうしようもない孤独に押しつぶされそうな夜、自分の心と深く向き合いたい時に耳にしたいですね。
i’m not good at thisSunwich

「Sunday With Chocolate」つまり「日曜をチョコと共に」というバンド名そのままに、甘く心地よい時間を届けてくれるのがインドネシア出身のサンウィッチです。
2019年の活動開始後、EP『Storage』に収録の『Twenty』は公開わずか3日間で1万ストリームを超えるなど、アジアで注目を集めるきっかけとなりました。
日本でも音楽ファンの間で注目度が高く、2025年1月には日本4都市を巡るツアーを成功させています。
軽やかでグルーヴィーなサウンドは、まさにご褒美のよう。
女性ボーカルのインディポップファンであれば、確実にチェックすべきバンドですよ!
「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ(131〜140)
i walk this earth all by myselfEKKSTACY

カナダ・バンクーバーから登場したZ世代のシンガーソングライター、エクスタシーさん。
自身の壮絶な過去を音楽制作の原動力とした、今世界が注目するアーティストです。
深刻な精神状態に陥った際、音楽が彼の救いになったという経験から生まれる楽曲は、痛々しいほど正直で、聴く人の心に深く突き刺さります。
ポストパンクやゴシックロックを基調としながらも、インディーやトラップの要素が絶妙に溶け込んだダークでメランコリックなサウンドが特徴。
ザ・ドラムスやトリッピー・レッドといったアーティストとのコラボも実現し、その才能は折り紙付きです。
孤独や痛みに寄り添う彼の音楽に、救いを感じる人も多いのではないでしょうか?
I’m Not Hungry AnymoreMARINA

ウェールズ出身のシンガーソングライター、マリーナさんによる、長年ファンが待ち望んだ一曲です。
この楽曲は、名盤『Froot』の制作時に生まれながら、2019年のツアーで披露されるまで幻となっていた作品。
他者からの承認や社会的な期待という「飢え」から解放され、自分自身の力で満たされたいと願う力強い決意が、鮮やかなシンセサウンドに乗せて歌われています。
初期のオルタナティブな雰囲気と、近年のポップなプロダクションが見事にマッチしていますよね!
2025年7月にファン待望の公式リリースとなった本作。
何かを乗り越えて新しい自分に生まれ変わりたい時、背中を押してくれるようなポジティブな気分にさせてくれる作品です。
I Still…Backstreet Boys

ロックサウンドへと舵を切り、より成熟した魅力でファンをとりこにしたバックストリート・ボーイズ。
2005年発売のアルバム『Never Gone』に収録された本作は、そんな彼らの新境地を象徴する一曲です。
終わってしまった恋にもかかわらず、相手を今でも鮮明に感じてしまう…。
そんな痛いほど切ない未練を、5人の美しいハーモニーが歌い上げます。
この曲を最後にメンバーのケヴィンが一時的にグループを離れたこともあり、ファンにとっては思い出深い作品なのではないでしょうか。
忘れられない恋の痛みを抱えている時に聴くと、その感傷にそっと寄り添ってくれる、そんな1曲です。





