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「N」から始まるタイトルの洋楽まとめ

「N」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?

普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。

ですが、「N」から始まる英単語には「New」「No」「Night」「Need」などさまざまで、どれも曲のタイトルに使われていそうです。

この記事では、そうした「N」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね!

これまでやってこなかった視点で音楽を探してみることで、新しい楽曲との出会いがあるかもしれません。

「N」から始まるタイトルの洋楽まとめ(61〜70)

Noam’s Song 2Maor Ashkenazi & Noam Cohen

מאור אשכנזי & נעם כהן – השיר של נעם 2 / Maor Ashkenazi & Noam Cohen – Noam’s Song 2
Noam's Song 2Maor Ashkenazi & Noam Cohen

イスラエルのラッパー、マオル・アシュケナージさんと、2023年10月の音楽祭襲撃で友人を失いながらも生き延びたノアム・コーエンさん。

二人が共作した本作は、あまりにも痛切な体験を伝えるドキュメンタリーのような一曲です。

銃声と爆音が鳴り響く極限状況と、そこから生還した個人の記憶が、重く冷たいドリルビートに乗せて克明に描かれています。

これは単なる告発ではなく、死の淵から立ち上がろうとする人間の魂の叫びそのもの。

2023年11月に公開されると、イスラエル国内のチャートで10位を記録しました。

遠い国の出来事ではなく、一個人の物語として平和の尊さを考えてみませんか。

NEVER FAIR (feat. Lena Scissorhands)SEAS ON THE MOON

SEAS ON THE MOON (feat. Lena Scissorhands) – NEVER FAIR (OFFICIAL MUSIC VIDEO 2025)
NEVER FAIR (feat. Lena Scissorhands)SEAS ON THE MOON

モルドバを拠点に活動するヴァレンティン兄弟のプロジェクト、シーズ・オン・ザ・ムーン。

世界中の音楽家と協業する彼らが、インフェクテッド・レインのレナ・シザーハンズさんを迎えた一曲は、「世の中は決して公平ではない」という痛切な叫びを描いたプログレッシブ・メタルです。

レナさんの激しいスクリームと美しいクリーンボイスの対比は、まるで理不尽な運命への怒りと、その中で見出す一筋の光を表現しているかのよう。

2016年から続く二組の共作の中でも、本作の感情の深みは格別です。

どうしようもない不条理に立ち向かう勇気が欲しい時、この曲があなたの心を奮い立たせてくれるかもしれませんね。

No One KnowsSamantha Ebert

Samantha Ebert – No One Knows (Official Lyric Visualizer)
No One KnowsSamantha Ebert

信仰と実体験を織り交ぜた音楽で注目を集めるカナダ出身のシンガーソングライター、サマンサ・エバートさんが2025年8月に公開した作品です。

2023年8月にライム病と診断された彼女自身の闘病経験から生まれた本作は、繊細なサウンドプロダクションに乗せて、外からは見えない痛みや孤独を抱える人々の心に深く寄り添います。

友人との約束を断らざるを得ない葛藤など、彼女が経験したであろうリアルな日常が、その柔らかな歌声で綴られ聴く者の胸に迫ります。

前作『Flowers』はBillboardのChristian Airplayで26位に入るなど評価も高く、その世界観はさらに深まりました。

誰にも分かってもらえないと感じる夜に、静かに耳を傾けたいヒーリングソングではないでしょうか。

Never MeantAmerican Football

American Football – Never Meant [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
Never MeantAmerican Football

絡み合う2本のギターが生み出す繊細なフレーズが、心の奥まで染み渡る感動的な1曲。

アメリカのインディ・ロック・バンド、アメリカン・フットボールが1999年に発表したアルバム『American Football』のオープニングを飾る楽曲です。

終わりかけの恋の切ない心情が描かれていますが、変拍子を基調としたアンサンブルと、終盤で静かに響くトランペットの音色が、感傷的な気持ちを優しく包み込んでくれますよね。

リリースから15年後の2014年に公式MVが公開され話題となりました。

この楽曲のように、過ぎ去った思い出に静かに浸りたい夜に聴けば、切なさの中にどこか温かいカタルシスを感じられるでしょう。

Nina.Feast

.Feast – Nina (Official Lyric Video)
Nina.Feast

社会の不正に鋭く切り込むサウンドが強烈!

インドネシアのジャカルタで結成されたドット・フィーストは、ロックを基盤にヒップホップやメタルまで融合させた、ジャンルの枠にとらわれない音楽性が魅力です。

2014年に活動を開始し、2019年に公開された楽曲『Peradaban』が学生デモで歌われるなど、その影響力は絶大!

さらに同年、The Panturasとの共作『Gelora』は東南アジア大会の公式ソングに起用され、大きな話題となりました。

国内有数の音楽賞AMI Awardsに複数回ノミネートされるなど、その実力は折り紙付きですよね。

骨太で知的なロックを求めるなら、彼らの音楽に触れるのがオススメ!

きっとあなたの価値観を揺さぶってくれるはずです。

not the mayorDestroy Lonely

Destroy Lonely – not the mayor (official music video)
not the mayorDestroy Lonely

アトランタ出身で独自の世界観を築くラッパー、デストロイ・ロンリーさんによる楽曲です。

プレイボーイ・カーティさんが主宰する先鋭的なレーベル「Opium」の一員としても知られていますよね。

本作は、レイジの攻撃的なビートに、ビデオゲームを彷彿とさせる幻想的なシンセが絡み合うサウンドが印象的。

社会的な役割を拒み、孤独な魂が自身のルールで突き進むという、彼の美学が見事に表現されているのではないでしょうか。

デビューアルバム『If Looks Could Kill』はゴールド認定を獲得し、収録曲がホラー映画で使われるなどその勢いも話題に!

2025年7月にリリースされた本作は、夜のドライブでダークな世界に没入したいときにピッタリの一曲です。

No G.D.M.Gina X Performance

ドイツの音楽プロジェクト、ジーナ・エックス・パフォーマンスが1979年に発表したデビューシングル。

当時のロンドンのクラブシーンで熱狂的に支持され、ニューロマンティックを象徴する一曲になったことでも知られています。

ジーナ・キコインさんの氷のように冷たいナレーション風のボーカルと、ミニマルで洗練されたシンセサウンドが際立つ楽曲です。

「偉大な救世主なんていない」と繰り返される歌詞には、誰かが求める理想像をきっぱりと拒絶し、ありのままの自分を貫くという強いメッセージが込められています。

他人の価値観に惑わされず、自分自身でいることの尊さを、この無機質で美しいサウンドが教えてくれているのかもしれませんね。