「N」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「N」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「N」から始まる英単語には「New」「No」「Night」「Need」などさまざまで、どれも曲のタイトルに使われていそうです。
この記事では、そうした「N」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね!
これまでやってこなかった視点で音楽を探してみることで、新しい楽曲との出会いがあるかもしれません。
「N」から始まるタイトルの洋楽まとめ(21〜30)
Nuclear (Hands Up)Zomboy

ロックやメタルにルーツを持つ音楽プロデューサー、ゾンボイさん。
こちらは2012年9月に公開されたEP『The Dead Symphonic』のオープニングを飾る、彼のキャリア初期を代表する一曲です。
そんなこの曲の魅力はなんといっても、フロアを揺るがす強烈なドロップでしょう。
静寂を破って爆発する、ギターのようにも聞こえる金属的なベースサウンドがとにかく攻撃的ですよね。
さらに、オーディエンスに呼びかけるような掛け声が一体感を生み出し、ライブ会場さながらの興奮を味わえます。
エネルギッシュなサウンドでアドレナリンを全開にしたい時にピッタリですよ。
ブロステップの激しさと楽しさが詰まったアンセムです。
Narra MineGenaside II

90年代ロンドンの熱気を凝縮したようなサウンドで魅了する、イギリスの電子音楽ユニット、ジェナサイドII。
硬質でヘビーなブレイクビートの上を、切なく甘い女性ボーカルが漂う、この対照的な魅力のとりこになる人続出の中毒性の高い楽曲です。
都会の荒々しさとソウルフルな感性が生み出す独特のグルーヴは、一度聴くと頭から離れなくなる方も多いのではないでしょうか?
1991年に公開された本作は、のちにザ・プロディジーが名盤『Music for the Jilted Generation』でビートを引用したというエピソードも有名です。
初期レイブの衝動と、洗練されたサウンドデザインを体感したい時に最適。
まずはこの硬派で官能的な世界観に身を委ねてみてください。
「N」から始まるタイトルの洋楽まとめ(31〜40)
Not Like The RestGIRLBAND!

今、イギリスのロックシーンで注目を集めているバンド、ガールバンド。
ノッティンガム出身の彼女たちは、ライオット・ガールを彷彿とさせる強さとポップな感性をあわせ持つインディー・パンクが魅力です。
そんな彼女たちの作品のなかでも、ぜひ聴いてほしいのが2024年2月に発表したデビュー・シングル。
本作は、小さな町で感じる疎外感や自分らしさを見つけるまでの葛藤を、パワフルなサウンドに乗せて歌い上げています。
シンガロングしたくなるようなキャッチーなサビも印象的ですね。
女優のベラ・ラムジーさんが出演したミュージックビデオも話題となりました。
周りと違うと感じて悩んだり、自分を肯定したいと願う人の背中を押してくれる応援歌です。
NEED YOUNEMZZZ

マンチェスター出身の若手ラッパーとして注目を集めている2004年生まれのネムズさん。
UKドリルとヒップホップを掛け合わせたスタイルで人気です。
そんな彼のミックステープ『Do Not Disturb』から、青春のほろ苦さを感じさせる1曲を紹介します。
このミックステープは2024年3月に公開され、UKのR&Bアルバム・チャートで1位を記録しました。
本作は、ある特定の人との複雑な関係性を描いた作品です。
近づきたいけど近づけない、そんな青春時代のもどかしい気持ちが、少ない言葉と余白のあるビートで表現されています。
リリックと切ないメロディがすごくマッチしているので、すんなりと世界観に入り込めますよ。
忘れられない人がいる方や、少し感傷的な気分にひたりたい夜に聴くのがオススメです。
Nothing Would ChangeThe Linda Lindas

2021年5月に公開した一本のライブ映像で、世界中のロックファンの心を掴んだザ・リンダ・リンダズ。
日本映画からその名を取ったという彼女たちは、ロサンゼルスを拠点に活動する10代のメンバーで構成されたパンクバンドです。
そんな彼女たちのアルバム『No Obligation』から、きらめきと切なさが同居する青春ナンバーを紹介しましょう。
この楽曲で歌われるのは、何かを変えようとしても世界は何も変わらないかもしれない、という焦燥感や諦めにも似た感情です。
しかし、そんな無力感に優しく寄り添いながら、小さな抵抗や行動の積み重ねを肯定してくれる応援歌のような仕上がりになっています。
50年代ガールズポップのような甘酸っぱいコーラスと、疾走するパンクサウンドの対比が、そのほろ苦いメッセージを際立たせる本作。
自分の無力さに落ち込んだ時に聴けば、きっと前を向く勇気をもらえますよ。
Next To YouErykah Badu & The Alchemist

ネオ・ソウルの女王としてリスペクトされ続けるErykah Baduさんと、ヒップホップの名匠The Alchemist。
才能豊かな両者による素晴らしいケミストリーが生み出した、まさに夢のようなコラボレーションです。
The Alchemistが紡ぐ温かくもどこか懐かしいビートの上を、Baduさんの魂を揺さぶるジャジーで浮遊感に満ちた歌声が漂うサウンドは、聴く人を優しく包み込みますよね。
大切な人の隣で過ごす穏やかな時間を描いたような世界観は、心の深い部分をそっと癒やしてくれます。
この楽曲は、2025年6月にアルバム『Abi & Alan』から先行で公開された作品で、日本ツアーを盛り上げる一曲ともなりました。
深夜のドライブや休日のリラックスタイムに、じっくりと音の世界に身を委ねたい方にぴったりです。
Neighborhood #1 (Tunnels)Arcade Fire

多種多様な00年代ロックの中でも、カナダはモントリオール出身のアーケイド・ファイアがデビューした時の衝撃を覚えている方は、当時をよく知る音楽ファンであれば多くいらっしゃるのでは?
この楽曲は、2004年にリリースされた彼らの大傑作デビュー・アルバム『Funeral』の幕開けを飾る一曲。
静かなピアノの音色から始まり、ストリングスや多彩な楽器が重なって壮大な音世界を築き上げていく展開は圧巻です。
雪に閉ざされた街から二人で抜け出そうとする物語には、希望の中に潜む喪失の予感が漂い、聴く者の心を強く揺さぶりますよね。
アルバム制作中にメンバーの近親者が相次いで亡くなったことがタイトルに繋がったという背景も、本作の持つ切実な響きを深くしているのでしょう。
冬の夜、じっくりと物語に浸りたい時にぴったりの名曲です。





