お年寄りが喜ぶ簡単折り紙。季節を感じる折り紙で心躍る時間を過ごそう
折り紙は季節の風情を楽しむ、すてきな趣味のひとつですね。
特に春のクローバー、夏のはっぴ、秋の紅葉など、季節を感じられる作品には不思議と心が温まります。
今回は高齢者の方と一緒に楽しめる、季節の折り紙をご紹介します。
見た目の美しさはもちろん、指先を使うことで脳を活性化する効果も期待できますよ。
シンプルで簡単な折り方のものが多いので、お年寄りも気軽に参加いただけます。
施設でのイベントや、ご家族との交流にもぴったりですよ。
折り紙を通して、すてきなひとときをお過ごしくださいね。
季節の折り紙(1〜10)
かざぐるま

夏の暑い日に、涼しさを感じるものってありますよね。
風鈴の音色や打ち水やところてんなど、いろいろなものがあります。
かざぐるまも、涼しさを感じるアイテムの一つなのではないでしょうか?
夏に吹くちょっとした風や、息を吹きかけて回るかざぐるま。
クルクルと回る様子を見ていると、なぜか涼しく気持ちも安らぐものを感じますね。
折り紙の4カ所に切れ目を入れて、角が中心に向かうように折っていきましょう。
このとき折り目をつけないように、たたむ様に中心にもっていくことがポイントです。
かざぐるまをようじで固定しストローに装着して完成ですよ。
高齢者の方も幼い頃、かざぐるまで遊んだ記憶も思い出すような作品ですね。
はっぴ

8月に施設では、夏祭りをおこなうところも多いのではないでしょうか?
夏祭りの室内装飾や8月の壁面飾りにもオススメなはっぴの折り紙をご紹介します。
1枚の折り紙を使って、折っていきますよ。
少し複雑な工程もありますが、その分完成すると本物のはっぴのような出来栄えです。
高齢者の方に合わせて周りの方がサポートしながら、折ってみてくださいね。
完成したはっぴの折り紙の後ろに、祭りの文字を黒いペンで書いたり白い紙に書いたものを貼り付けてみましょう。
さらに、本格的なはっぴが作れますよ。
画用紙と折り紙で花火職人

夏の夜空を彩る「花火」を画用紙と折り紙で再現し、花火職人になった気分を感じられるアイデアをご紹介します。
この打ち上げ花火は動きが楽しい仕掛け工作です。
筒状に丸めた画用紙の中に、たたんだ折り紙の花火をセットし、筒を引っ張ると花火が打ち上がったように広がる仕組みです。
まるで本物の花火が夜空に打ち上がったように見え、作って楽しい、動かして楽しい作品に仕上がります。
色鮮やかな折り紙を使えば、見た目にも大きなインパクトがありますよ。
高齢者の方にも優しい工程で、指先を使ったリハビリや、創作意欲の刺激にもぴったりです。
うちわ

暑い夏を元気に乗り切るために、折り紙で作る「うちわ」のアイディアをご紹介します。
折り紙だけで作るので、安全で手軽、道具を使わないのも嬉しいポイントです。
カラフルな和柄の折り紙を使えば、見た目にも涼しげで季節感が味わえます。
うちわ型に折りたたむ工程も指先の運動になり、脳の活性化に効果が期待できますよ。
完成したうちわは飾りにすると夏らしさを演出してくれます。
高齢者施設のレクリエーションとしてもオススメですので、ぜひ作ってみてくださいね。
折り紙で作る風鈴

暑い夏を涼しく彩る折り紙風鈴は見た目にもかわいらしく、室内のアクセントにぴったりな工作です。
折り紙を4分の1のサイズになるまで半分に折り、風鈴の形を描いてカットします。
中心に小さな穴を開け、ヒモを通しておきましょう。
あらかじめカットしたパーツを貼り合わせることで、立体的な風鈴が完成します。
色や柄を変えてアレンジすれば個性あふれる作品に。
細かな作業が中心ですが、手先を使うことで脳の刺激にもつながるので高齢者の方にオススメです。
完成した風鈴は風に揺れてやさしい音色を奏でるような気分を味わえ、見ているだけで涼しさを感じられますよ。