【クラブヒッツ】1980年代にフロアをにぎわした洋楽のダンスミュージック
現在、リバイバルブームの真っ最中ということもあり、再び脚光を浴びている80年代の音楽。
さまざまなジャンルがうず巻いた80年代ですが、その中でもダンスミュージックはこの年代の特徴を最も表していると断言できます。
今回はディスコのダンスフロアをにぎわした80年代の洋楽をセレクトしました。
現在と違い、ロックもダンスミュージックの1つとして人気だった時代、ボルテージの上がるナンバーが多く存在します。
ノスタルジックな音楽でテンションを上げたいという方は、最後までたっぷりお楽しみください。
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【クラブヒッツ】1980年代にフロアをにぎわした洋楽のダンスミュージック(21〜30)
Somebody’s Watching MeRockwell

「誰かに見られている…?」というフレーズが印象的な、思わず口ずさんでしまうあの名曲。
モータウン創業者を父に持つ実力派、ロックウェルさんの代表曲として知られていますよね。
父の名を伏せて契約を勝ち取ったという逸話を持つ彼の作品で、1983年12月当時に公開され、全米チャートで第2位を記録する大ヒットを巻き起こしました。
常に監視されているかのようなパラノイアな歌詞の世界観と、裏腹にダンサブルでキャッチーなシンセ・ファンクサウンドの組み合わせが秀逸です。
本作の聴きどころであるコーラスには、なんとマイケル・ジャクソンさんも参加しています。
デビューアルバム『Somebody’s Watching Me』にも収録されているこのナンバーは、ハロウィンの時期や、少しスリリングな気分を味わいたい時に聴きたくなる一曲です。
I Feel for YouChaka Khan

パワフルなボーカルが印象的な女性R&Bシンガー、チャカ・カーンさん。
若い方でも彼女の名前くらいは聞き覚えがあるのではないでしょうか?
チャカ・カーンさんの魅力といえば、なんといってもボーカルのテクニックにあると思います。
繊細なボーカルからエネルギッシュなボーカルまで、なんでもこなしてしまう高い歌唱力が印象的ですよね。
こちらの『I Feel for You』はそんな彼女の名曲です。
R&Bとダンスポップをミックスさせた時代を感じさせるメロディーをぜひ味わってみてください。
Pump Up The JamTechnotronic

ベルギー出身のテクノトロニックは、このファーストシングルでいきなり世界的に大ヒットを出しました。
アメリカ、イギリスともに2位にランクインして、自国ベルギーでは1位を獲得しています。
ミュージック・ビデオの中で歌っている女性はモデルで、本物のボーカルではないそうです。
Flashdance… What A FeelingIrene Cara

1983年に公開された映画「フラッシュダンス」の主題歌として起用された楽曲です。
日本では、テレビドラマ「スチュワーデス物語」のエンディングソングとして麻倉未稀によってカバーされました。
映画もダンスをテーマとしていることもあり、80年代のダンスミュージックとして世界的にヒットした曲です。
2008年に安室奈美恵がサンプリングしCMソングとして起用され、再び注目を集めました。
Big LoveFleetwood Mac

1970年代から世界的に大活躍したイギリスのバンド、フリートウッド・マック。
彼らがポップ路線で成功を収めた時代の名曲が、名盤『Tango in the Night』からのリード・シングルです。
1987年3月に発売された本作は、性急なギターリフとシンセが織りなすサウンドが非常に魅力的なダンスナンバー。
しかし歌詞では愛への懐疑的な視点が描かれており、その情熱的な曲調とのギャップが深い余韻を残しますね。
本作を収録したアルバムは全英チャートで5週間も首位を獲得。
ロックのダイナミズムと80年代らしい洗練されたビートが融合した、フロアを熱くするのにピッタリの1曲ではないでしょうか。
Undercover Of The NightThe Rolling Stones

緊迫感に満ちたパーカッションと鋭いギターが絡み合う、イギリスの伝説的ロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズによるダンスナンバーです。
本作は1983年10月に公開された作品で、アルバム『Undercover』からの先行シングルでした。
ニュー・ウェイヴやファンクの影響を感じさせる硬質なグルーヴは、まさにダンスフロアを熱くさせる力がありますよね。
しかし、そのビートに乗せて歌われるのは、夜の闇に隠された政治的な暴力と抑圧。
ただのパーティーソングとは一線を画すシリアスなテーマ性が、独特の深みとスリルを与えています。
ミック・ジャガーさんが主導したこの挑戦的なサウンドは、当時のバンド内の緊張関係をも映し出しているかのようです。
知的でクールな大人のパーティーナイトにぴったりの1曲ではないでしょうか。
Do You Wanna FunkSylvester

シルヴェスターこと、シルヴェスター・ジェームス。
卓越した歌唱力を持つシンガーであり、また、時代の偏見と闘うドラッグ・クイーンでもありました。
ディスコ・ミュージックのクリエイターとして有名なパトリック・カウリーがプロデュースしたこの曲は、今聴いてもゾクゾクするほどクールです。





