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【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り

音楽にはときに人の心を動かし、社会に大きな影響を与える力があります。

なかでも平和への願いを込めた反戦歌は、時代をこえて多くの人々に戦争の悲惨さや平和の尊さを訴えかけてきました。

日本の音楽史に刻まれた反戦歌には、現代を生きる私たちが決して忘れてはならない深いメッセージが込められているのです。

この記事では、邦楽曲を中心に日本の反戦歌をピックアップし、楽曲の背景や歌詞に込められた思いについて解説します。

この機会に、改めて戦争と平和について、思いを巡らせてはいかがでしょうか。

【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(61〜70)

悲しいときはいつも松田博幸

悲しいときはいつも – 松田博幸 ~特攻隊~
悲しいときはいつも松田博幸

松本零士さんの代表作の一つで、第二次世界大戦をベースにした短編漫画集の『ザ・コクピット』のテーマ曲です。

戦争にほんろうされた人々の生きざまを描いた作品ですが、壮大なメロディーに切なさと悲しさが伝わる1曲ですね。

特攻隊として命をかけていた方たちの本当の気持ちは誰にもわかりませんが、戦争の悲しさと決して繰り返してはならない平和の思いが伝わり胸が絞めつけられます。

ゆりかごのある丘からMr.Children

ゆりかごのある丘から(インディーズ) Mr.Children
ゆりかごのある丘からMr.Children

こちらはMr.Childrenの『ゆりかごの丘から』という曲です。

シングルカットされていませんが、ファンの間では隠れた名曲と呼ばれています。

戦争によって引き裂かれる男女の恋を歌っています。

戦争をすれば失うものばかりで、得るものなんてないんだなと思わせられる1曲です。

ピースとハイライトサザンオールスターズ

サザンオールスターズ – ピースとハイライト [Official Music Video] Short ver.
ピースとハイライトサザンオールスターズ

世界情勢を憂いた歌詞が話題になったのが、サザンオールスターズの『ピースとハイライト』です。

この楽曲がリリースされた2013年はシリアの内戦や日韓の関係悪化など、世界的に緊張度の高い1年だったと言えます。

『ピースとハイライト』には作曲者である桑田佳祐さんの平和を願ったメッセージが込められているんですよね。

オリコンシングルチャートでは第1位を獲得し、フォルクスワーゲン「New Golf」のコマーシャルソングに起用されています。

豪華なホーンセクションやポップなサウンドが、明るい気分にさせてくれる1曲です。

We are the WorldUSA For Africa

マイケル・ジャクソンさんをはじめビリー・ジョエルさんやボブ・ディランさんなど、そうそうたるメンバーが参加したことで有名な楽曲。

1985年の政策で、アフリカの飢餓と貧困を解消するために立ち上がったメンバーによるキャンペーンソングです。

この曲によってアフリカの当時の実情が世界に広く認知され、世界の平和な未来を願う気持ちがたくさんのリスナーに届き、行動を喚起した偉大な楽曲です。

Only One,Only YouGLAY

ヴィジュアル系ロックバンドとして、20年以上を第一線で活躍する、GLAY。

彼らが2022年にリリースした、60枚目となるシングル『Only One, Only You』は、リーダーであるTAKUROさんがウクライナへの侵攻をきっかけに作った、反戦歌です。

日常が壊れていく様子や、がれきとなった街並みが描かれた歌詞は、ニュースやSNSなどで目にした悲しい現実とリンクする方が多いのではないでしょうか。

戦いをやめて、自分だけじゃなくみんなの平和を願おう。

そうした強い思いを感じる1曲です。

Wake Me Up (When This Nightmare’s Over)Simple Plan

Simple Plan – Wake Me Up (When This Nightmare’s Over) Official Music Video
Wake Me Up (When This Nightmare's Over)Simple Plan

「世界で起こる争いが少しでも早く終わってほしい」という思いがこめられた『Wake Me Up』。

2011年に起こった東日本大震災の被災者救援に協力したことでも知られるカナダ出身のバンド、シンプル・プランが2022年に制作しました。

ボーダーレスな魅力をもつストレートなバンドサウンドが胸を打つんですよね。

戦争への本音がつづられた歌詞に共感する方も多いでしょう。

動画を見るだけでも募金活動につながる反戦歌を聴いてみてはいかがでしょうか。

オレ達の大和般若

俺たちの大和/般若 ※説明欄に歌詞転載
オレ達の大和般若

国内ヒップホップシーンで絶大な人気を誇るラッパー、般若さんの楽曲で映画『男たちの大和/YAMATO』のサポートソングに起用された1曲。

ピアノの伴奏がメインのシックなビートに乗せて、般若さんの落ち着きがありつつも熱くて情熱的なラップが響きます。

「お国のために」と戦地に行くしかなかった当時の若者の様子をつづった歌詞は聴いているだけで心が苦しく、こんな歴史は二度と繰り返してはいけないと考えさせられます。