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【反戦歌】戦争が生んだ悲劇を現代に伝える名曲

太平洋戦争以降、日本人にとっては戦争を意識する機会は随分と減りました。

しかしベトナム戦争や湾岸戦争、さらには2022年のロシアとウクライナの争い、2023年のイスラエルとガザの武力衝突など、いまだに世界中で争いは絶えません。

この記事では、戦争反対への気持ちを込めてミュージシャンたちが手掛けてきた反戦歌を紹介していきます。

戦争の恐ろしさやむごさ、関わった人たちの悲しみ、二度と過ちを起こしてはいけないという決意など、平和に向けてのさまざまな感情が込められた楽曲ばかりです。

私たちも歌詞に込められた思いを読み解き知ること、できることをやっていきたいと思います。

これから紹介する楽曲とともに、あらためて平和について一緒に考えてみましょう。

【子どもたちの命と権利を守るための緊急募金にご協力ください】

日本ユニセフ「ガザ人道危機緊急募金」

日本ユニセフ「ウクライナ緊急募金」

もくじ

【反戦歌】戦争が生んだ悲劇を現代に伝える名曲(41〜60)

Little Fat Man boyLM.C

こちらはロックユニットのLM.Cがリリースした『Little Fat Man Boy』という曲です。

ポップに書かれている歌詞ですが、そこにはもうこれ以上は原子爆弾を作らないでほしいという切実な思いが込められています。

原子爆弾はすべてを壊してしまう恐ろしいものですね。

消えた八月作詞:栄谷温子/作曲:黒沢吉徳(合唱曲)

戦争をテーマに歌った合唱曲はたくさんありますが、『消えた八月』は原子爆弾について歌った合唱曲です。

太平洋戦争の終戦直前に広島と長崎に投下され、多くの犠牲者を出し甚大な被害をもたらしました。

原爆投下の瞬間やその後を歌った『消えた八月』の歌詞からは、生々しくて強いメッセージを感じますよね。

しかし絶対に目をそむけず、向き合って後世に伝えなければならないことです。

合唱コンクールなどの選曲に迷っているのなら、ぜひ『消えた八月』を歌ってみてください!

折り鶴梅原司平

合唱曲 折り鶴 おりづる ~ 平和への祈りを込めて ~
折り鶴梅原司平

シンガーソングライターの梅原司平さんによる楽曲で、広島と長崎の原爆をテーマとしたメッセージ性の強い歌です。

さまざまな平和運動の現場で歌い継がれています。

児童合唱団によってカバーされるなど、教育の現場でも合唱曲として定着しています。

himeyuri~ひめゆりの詩~MONGOL800

「沖縄 慰霊の日」himeyuri ~ひめゆりの詩~ / MONGOL800
himeyuri~ひめゆりの詩~MONGOL800

「ひめゆり」というと、ひめゆり学徒隊やひめゆりの塔など、沖縄戦に関する出来事を思わせます。

この曲には、楽曲が公開された2015年からたった70年前に沖縄で起きたそうした悲惨な出来事を、戦争になじみが薄くなった今の若い世代にも知ってもらうキッカケになるようにとの思いが込められています。

平和を願う気持ちがつづられた歌詞の中には、平和について考えさせられる言葉がたくさん込められていて心を打たれるはずです。

Heal The WorldMichael Jackson

Michael Jackson – Heal The World (Official Video)
Heal The WorldMichael Jackson

『Heal The World』は、マイケル・ジャクソンさん自身による作詞作曲。

プロモーションビデオでは、内戦や政府による抑圧、人種差別や貧困で苦しんでいるさまざまな人種の子供たちと、兵器を捨てて平和に目覚める兵士たちが描かれています。

彼はこの作品の発表を契機に、1992年に「ヒール・ザ・ワールド財団」を設立しました。

原爆を許すまじ木下 航二

1954年、ビキニ環礁上で水爆実験がおこなわれ、第五福竜丸が被爆したことをきっかけに原水爆反対の署名運動に参加した木下航二さんが独学で作曲した反戦歌です。

原爆が落とされた後の町の風景や人々の気持ちが痛々しいほどに伝わってくる曲です。