【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り
音楽にはときに人の心を動かし、社会に大きな影響を与える力があります。
なかでも平和への願いを込めた反戦歌は、時代をこえて多くの人々に戦争の悲惨さや平和の尊さを訴えかけてきました。
日本の音楽史に刻まれた反戦歌には、現代を生きる私たちが決して忘れてはならない深いメッセージが込められているのです。
この記事では、邦楽曲を中心に日本の反戦歌をピックアップし、楽曲の背景や歌詞に込められた思いについて解説します。
この機会に、改めて戦争と平和について、思いを巡らせてはいかがでしょうか。
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【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(61〜70)
花はどこへ行ったMr.Children

「戦争は絶対にやめよう」という思いがこめられている反戦歌『花はどこへ行った』。
ピート・シーガーさんが1955年に制作した世界的な知名度を誇る楽曲であり、日本でも多くのアーティストがカバーしました。
こちらはロックバンドMr.Childrenがカバーしており、社会風刺をテーマに描くメッセージが印象的な楽曲です。
ふんわりとした音色のバンドサウンドが特徴で、まっすぐな桜井和寿さんの歌唱を引き立てています。
自分自身や社会に対する問いかけが胸を打つ反戦歌をぜひ聴いてみてください。
世界はそれを愛と呼ぶんだぜサンボマスター

ロックバンド、サンボマスターの全力で愛と平和を叫ぶこちらの1曲。
LOVE&PEACEというジョン・レノンさんからの系譜を、そのまま現代のロックサウンドに泥臭く乗せた歌詞が最高にかっこいいです。
全身全霊で愛と平和を歌う姿がとても感動できるメッセージの強い曲です。
Heal The WorldMichael Jackson

『Heal The World』は、マイケル・ジャクソンさん自身による作詞作曲。
プロモーションビデオでは、内戦や政府による抑圧、人種差別や貧困で苦しんでいるさまざまな人種の子供たちと、兵器を捨てて平和に目覚める兵士たちが描かれています。
彼はこの作品の発表を契機に、1992年に「ヒール・ザ・ワールド財団」を設立しました。
戦争と少女 (Prod. Nujabes)ZORN

ラッパーZORNさんによる、心に深く刻まれ1一曲です。
本作はNHKスペシャル『戦火の時代(いま)に紡ぐ歌 PASS THE MIC』のために制作、2025年8月にリリースされました。
2010年に急逝したトラックメイカーNujabesさんが遺したトラックにラップを乗せたコラボレーション作です。
歌詞は、戦争を経験した人々の声なき声をすくい上げ、現代に伝える内容。
ローファイなサウンドが言葉の重みを際立たせているんですよね。
ぜひこの曲を聴いて、世界平和に想いをはせてみてください。
チンタマケの唄野坂昭如

「火垂るの墓」の作者である野坂昭如の反戦歌です。
タイトルの「チンタマケ」とは沖縄の方言で「鎮魂歌」を表しています。
沖縄の方言で戦争に対する怒り、平和に対する願いが力強く歌われています。
沖縄の戦争体験を沖縄以外の地域に住む人たちにも強く訴えかけている曲です。
この曲をはじめて聴く人にとっては、歌詞が表現している意味を考えることで平和への願いを再認識する機会になると思います。
Little Fat Man boyLM.C

こちらはロックユニットのLM.Cがリリースした『Little Fat Man Boy』という曲です。
ポップに書かれている歌詞ですが、そこにはもうこれ以上は原子爆弾を作らないでほしいという切実な思いが込められています。
原子爆弾はすべてを壊してしまう恐ろしいものですね。
flower ~反戦花~THE 虎舞竜

戦争が原因で引き起こされた悲しいエピソードを描いているのが『flower ~反戦花~』です。
こちらを手掛けているのは、高橋ジョージさんがボーカルを務めるバンド、THE虎舞竜。
彼の自叙伝が発売するタイミングでリリースした曲で、幼い子供の日常が、8月6日を境に崩れ去ってしまったという内容を歌っています。
ブルース調のメロディーも相まって、なんとももの悲しい内容に仕上がっていますよ。
聴けばあらためて、歴史を振り返るきっかけになるのではないでしょうか。






