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【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り

音楽にはときに人の心を動かし、社会に大きな影響を与える力があります。

なかでも平和への願いを込めた反戦歌は、時代をこえて多くの人々に戦争の悲惨さや平和の尊さを訴えかけてきました。

日本の音楽史に刻まれた反戦歌には、現代を生きる私たちが決して忘れてはならない深いメッセージが込められているのです。

この記事では、邦楽曲を中心に日本の反戦歌をピックアップし、楽曲の背景や歌詞に込められた思いについて解説します。

この機会に、改めて戦争と平和について、思いを巡らせてはいかがでしょうか。

【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(31〜40)

いのちの理由Chris Hart

クリス・ハート – 「いのちの理由」MUSIC VIDEO
いのちの理由Chris Hart

合唱曲としても人気なこちらの曲は『いのちの理由』です。

作詞作曲はさだまさしさんで、クリス・ハートさんがカバーしたバージョンです。

近頃は戦争だけでなく、人の命を奪う悲しい事件が多いですよね。

生まれてきて意味のない命などないんだと、教えてくれる大事な1曲です。

遥かなるクリスマスさだまさし

イラク戦争をモチーフにしたものだそうです。

詞の一つひとつが心に染み入り、ドキッとするような深い内容です。

目の前の幸せがいつかは壊れるかもしれない不安、しかし近くではそれがおこなわれている怖さ。

昨今の世情に似ていて現実の問題としての強いメッセージを感じます。

あと1マイルレーズン

【さだまさし】 あと1マイル 【レーズン】
あと1マイルレーズン

戦争の虚しさ、悲しさがつづられた歌詞は読むだけで泣けてしまいます。

シンガーソングライターさだまさしさんと吉田政美さんによるフォークデュオ、レーズンによる楽曲で、1991年にリリースされたアルバム『あの頃について -シーズン・オブ・レーズン-』に収録。

戦死してしまった恋人への思いがつづられたその内容が心に刺さります。

「こんな出来事はもう絶対、起こしてはならない」そういう気持ちにさせてくれる反戦ソングです。

生きてこそKiroro

Kiroro – 生きてこそ(MUSIC VIDEO)
生きてこそKiroro

歌詞が「泣ける」と話題になった2005年にリリースされた曲で、生きるものすべてにささげる曲としてKiroroが世界に届けたメッセージソングです。

歌詞の内容は両親への感謝の気持ちをつづっていますが、その本質にある「生きる」ことの素晴らしさや、感動が伝わります。

直接の反戦歌ではありませんが、平和を願う意味の中には、世界中の人々がみんな平等に「生きていく」ことにつながりますよね。

戦争と少女 (Prod. Nujabes)ZORN

ラッパーZORNさんによる、心に深く刻まれ1一曲です。

本作はNHKスペシャル『戦火の時代(いま)に紡ぐ歌 PASS THE MIC』のために制作、2025年8月にリリースされました。

2010年に急逝したトラックメイカーNujabesさんが遺したトラックにラップを乗せたコラボレーション作です。

歌詞は、戦争を経験した人々の声なき声をすくい上げ、現代に伝える内容。

ローファイなサウンドが言葉の重みを際立たせているんですよね。

ぜひこの曲を聴いて、世界平和に想いをはせてみてください。

【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(41〜50)

ジュゴンの見える丘Cocco

Cocco 『 ジュゴンの見える丘 』④ ( 最新YouTubeアプリ 歌詞 有ります )
ジュゴンの見える丘Cocco

沖縄県名護市大浦湾に現れた2頭の親子ジュゴンに歌われた歌で、当時大きな反響がありました。

Coccoさんが愛してやまない出身地、沖縄のジュゴンが生息していけるきれいな環境とこれからの平和を願っている曲です。

言伝 ―ことづて―ポルノグラフィティ

広島にルーツを持つポルノグラフィティが、故郷への使命感を込めて制作したエモーショナルなバラードです。

原爆投下から約3日後に市内を走った「一番電車」を、未来へ記憶をつなぐ象徴として描いた歌詞からは、平和への切実な祈りが痛いほど伝わってきます。

歌詞を先に作り、そこにボーカルの岡野昭仁さんが祈りを込めて曲をつけたという制作背景を知ると、一層そのメッセージの重みが感じられます。

本作は、NHK広島『被爆80年プロジェクト わたしが、つなぐ。』のテーマソングとして2025年4月に公開されました。

守るべき日常の大切さを、音楽を通じて静かに、しかし力強く問いかけてくるような気がしませんか?