【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り
音楽にはときに人の心を動かし、社会に大きな影響を与える力があります。
なかでも平和への願いを込めた反戦歌は、時代をこえて多くの人々に戦争の悲惨さや平和の尊さを訴えかけてきました。
日本の音楽史に刻まれた反戦歌には、現代を生きる私たちが決して忘れてはならない深いメッセージが込められているのです。
この記事では、邦楽曲を中心に日本の反戦歌をピックアップし、楽曲の背景や歌詞に込められた思いについて解説します。
今回、新たに令和に入ってからリリースされた楽曲も加えました。
この機会に、改めて戦争と平和について、思いを巡らせてはいかがでしょうか。
【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(31〜40)
ハナミズキ一青窈

2001年にアメリカでおこった同時多発テロを受け、現地に居た友人からのメールをキッカケに制作されたというエピソードが有名なこの曲は、シンガーソングライター一青窈さんの代表曲の一つ。
大切な人の幸せを願う気持ちを優しい言葉でつづった歌詞が美しいんですよね。
そうした歌詞を見ていると、戦争がなくなり、いつまでも平和に暮らせる世界になってほしいと心の底から感じるはず。
あなたもご自身の大切な人を思い浮かべながら聴いてみてください。
TriangleSMAP

国民的アイドルSMAPによる反戦歌。
日本テレビ系『24時間テレビ28「愛は地球を救う」~生きる~』の中でも披露されました。
2008年度に音楽の教科書にも掲載されるなどさまざまな人に聴いてほしい名曲です。
僕の目、君の手、僕らの声がみんな違っていても命はみんな同じというメッセージが込められていますよね。
少しの違いで戦争をする愚かさ、悲しさ、虚しさを伝えています。
少しでも気になった人はぜひ聴いてみてください。
ImagineJohn Lennon & The Plastic Ono Band

言わずと知れた、ジョン・レノンさんの名曲『Imagine』。
1971年に発表されました。
国家、宗教、争い、所有欲などのない世界を想像し、それをみんなで目指せば、世界は変わるはずと訴えています。
平和や人類愛を歌う曲として愛されてきましたが、共産主義的すぎる、という声により、放送禁止になった時もありました。
Blowin’ In The WindBob Dylan

フォークの名曲『Blowin’ In The Wind』は、1960年代に大ヒットしたボブ・ディランさんの代表曲です。
耳なじみのいいメロディラインが魅力的な一方、歌詞の一部では戦争がもたらす悲惨な状況が描かれています。
歌詞の多くはリスナーに向けて問いかけるようにつづられており、「どうすれば戦争がなくなり、平和な世界が実現するのか」をあらためて考えさせられるような内容に仕上がっています。
一方的に反戦を訴えるだけではないところがこの曲の魅力と言えるでしょう。
What A Wonderful WorldLouis Armstrong

ルイ・アームストロングさんが歌ったことで有名になったこの曲『What A Wonderful World』。
作詞作曲はG・ダグラスさんとジョージ・デヴィッド・ワイスさん。
ベトナム戦争を嘆き、平和な世界を夢見て、この曲を書いたと言われています。
その後、今にいたるまでたくさんのアーティストによって歌われています。
テレビコマーシャルに起用されることも多いので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(41〜50)
夜鷹の夢Do As Infinity

男女2人組音楽ユニットDo As Infinityによる楽曲。
夜鷹とはアメリカ空軍機ナイトホークのことで湾岸戦争などで実際に使われているそうです。
軍人の目線で描かれたこの楽曲には「国が勝つためには人間の命を奪ってもいいのか」と自問自答に苦しむ様子が描かれており、聴いていると自然と涙がこぼれそうになります。
ボーカルの伴都美子さんの力強い歌声が反戦への意識を高めてくれる名曲でもあるので、気になる人はぜひ聴いてみてください。
明日なき世界RCサクセション

世界中でさまざまな争いが起こっているが、自分の身の回りで起こっていなければどこか他人事のように感じてしまうといった心情が描かれています。
実感がないうちに戦争は迫っているかもしれないといった危機感も歌われています。
ダニー・ボーイアンディ・ウィリアムス

この曲はもともとアイルランドの民謡の『ロンドンデリーの歌』として知られる旋律に歌詞をつけたものです。
歌詞の内容は出兵する子供を思う親の気持ちを歌っていると言われています。
この曲を聴くと決して子供たちを戦争に送り出してはいけないと思えますね。
たくさんのアーティストによって歌われています。
あと1マイルレーズン

戦争の虚しさ、悲しさがつづられた歌詞は読むだけで泣けてしまいます。
シンガーソングライターさだまさしさんと吉田政美さんによるフォークデュオ、レーズンによる楽曲で、1991年にリリースされたアルバム『あの頃について -シーズン・オブ・レーズン-』に収録。
戦死してしまった恋人への思いがつづられたその内容が心に刺さります。
「こんな出来事はもう絶対、起こしてはならない」そういう気持ちにさせてくれる反戦ソングです。
いのちの理由Chris Hart

合唱曲としても人気なこちらの曲は『いのちの理由』です。
作詞作曲はさだまさしさんで、クリス・ハートさんがカバーしたバージョンです。
近頃は戦争だけでなく、人の命を奪う悲しい事件が多いですよね。
生まれてきて意味のない命などないんだと、教えてくれる大事な1曲です。


