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【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り

音楽にはときに人の心を動かし、社会に大きな影響を与える力があります。

なかでも平和への願いを込めた反戦歌は、時代をこえて多くの人々に戦争の悲惨さや平和の尊さを訴えかけてきました。

日本の音楽史に刻まれた反戦歌には、現代を生きる私たちが決して忘れてはならない深いメッセージが込められているのです。

この記事では、邦楽曲を中心に日本の反戦歌をピックアップし、楽曲の背景や歌詞に込められた思いについて解説します。

この機会に、改めて戦争と平和について、思いを巡らせてはいかがでしょうか。

【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(21〜30)

A NEW STYLE WAR浜田省吾

A New Style War (ON THE ROAD 2011 “The Last Weekend”)
A NEW STYLE WAR浜田省吾

1986年9月に発売された、浜田省吾さんの名盤『J.BOY』の冒頭を飾る社会派ロック。

この楽曲が描くのは、国家間の武力衝突ではなく、テロや格差、情報のなかにひそむ見えない脅威。

まるで現代を予見していたかのような歌詞の世界観に、ハッとさせられる方も多いのではないでしょうか?

本作が収録されたアルバムはオリコンチャートで初の1位を獲得し、第28回日本レコード大賞で優秀アルバム賞に輝いています。

社会の仕組みや本当の自由について、じっくり考えたいときに聴いてみたい1曲ですね。

戦争と少女 (Prod. Nujabes)ZORN

ラッパーZORNさんによる、心に深く刻まれ1一曲です。

本作はNHKスペシャル『戦火の時代(いま)に紡ぐ歌 PASS THE MIC』のために制作、2025年8月にリリースされました。

2010年に急逝したトラックメイカーNujabesさんが遺したトラックにラップを乗せたコラボレーション作です。

歌詞は、戦争を経験した人々の声なき声をすくい上げ、現代に伝える内容。

ローファイなサウンドが言葉の重みを際立たせているんですよね。

ぜひこの曲を聴いて、世界平和に想いをはせてみてください。

信じる谷川俊太郎(合唱曲)

谷川俊太郎さんの作品には「平和」、「反戦」、「民主主義」といったメッセージが随所にちりばめられており、『信じる』もその流れをくむ作品といえます。

美しいメロディにのせて歌詞の中に反戦キーワードが盛り込まれ、歌の中で平和について考えさせるという、反戦、平和を歌った合唱曲です。

島唄THE BOOM

THE BOOM 島唄 PV 20周年記念 ver
島唄THE BOOM

沖縄の出身のバンドTHE BOOMの代表曲『島唄』この曲は今や教科書に載るほどの有名な楽曲ですが、第二次世界大戦の戦場となった沖縄の壮絶なエピソードから作曲された楽曲です。

この曲が歌い継がれてゆき、たくさんの人が犠牲になった事実が風化しないことを願うばかりです。

ImagineJohn Lennon & The Plastic Ono Band

IMAGINE. (Ultimate Mix, 2020) – John Lennon & The Plastic Ono Band (with the Flux Fiddlers) HD
ImagineJohn Lennon & The Plastic Ono Band

言わずと知れた、ジョン・レノンさんの名曲『Imagine』。

1971年に発表されました。

国家、宗教、争い、所有欲などのない世界を想像し、それをみんなで目指せば、世界は変わるはずと訴えています。

平和や人類愛を歌う曲として愛されてきましたが、共産主義的すぎる、という声により、放送禁止になった時もありました。

TriangleSMAP

国民的アイドルSMAPによる反戦歌。

日本テレビ系『24時間テレビ28「愛は地球を救う」~生きる~』の中でも披露されました。

2008年度に音楽の教科書にも掲載されるなどさまざまな人に聴いてほしい名曲です。

僕の目、君の手、僕らの声がみんな違っていても命はみんな同じというメッセージが込められていますよね。

少しの違いで戦争をする愚かさ、悲しさ、虚しさを伝えています。

少しでも気になった人はぜひ聴いてみてください。

狭心症RADWIMPS

RADWIMPS – 狭心症 [Official Music Video]
狭心症RADWIMPS

RADWIMPSの楽曲の中で、世界平和や戦争について考えさせられる曲として有名なのがこの曲。

今自分たちが暮らしている世界は平和で、不自由なく暮らせている……とは言え、世界のどこかでは今も争いが起き、失われる命がある。

そんなつらいけれども受け入れざるを得ない現実を思い知らされる歌詞に心を動かされずにはいられません。

ずっしりと重苦しく心にのしかかる演奏と、野田洋次郎さんの魂の叫びのような歌い方が印象的な1曲です。