【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り
音楽にはときに人の心を動かし、社会に大きな影響を与える力があります。
なかでも平和への願いを込めた反戦歌は、時代をこえて多くの人々に戦争の悲惨さや平和の尊さを訴えかけてきました。
日本の音楽史に刻まれた反戦歌には、現代を生きる私たちが決して忘れてはならない深いメッセージが込められているのです。
この記事では、邦楽曲を中心に日本の反戦歌をピックアップし、楽曲の背景や歌詞に込められた思いについて解説します。
この機会に、改めて戦争と平和について、思いを巡らせてはいかがでしょうか。
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【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(91〜100)
ピースとハイライトサザンオールスターズ

世界情勢を憂いた歌詞が話題になったのが、サザンオールスターズの『ピースとハイライト』です。
この楽曲がリリースされた2013年はシリアの内戦や日韓の関係悪化など、世界的に緊張度の高い1年だったと言えます。
『ピースとハイライト』には作曲者である桑田佳祐さんの平和を願ったメッセージが込められているんですよね。
オリコンシングルチャートでは第1位を獲得し、フォルクスワーゲン「New Golf」のコマーシャルソングに起用されています。
豪華なホーンセクションやポップなサウンドが、明るい気分にさせてくれる1曲です。
heiwaRIZE

RIZEが2000年に放った反戦メッセージが込められた楽曲『heiwa』。
この一曲は、ただ単に心地良いメロディをリスナーに届けるだけでなく、彼らが抱く戦争への強い否定と平和への願いをダイレクトに伝えます。
日本のロックシーンで独特の存在感を示してきた彼らですが、本作ではエネルギッシュなサウンドとは対照的に、しみじみとした感情がリスナーの心をつかみます。
とくに、今日の平和への意識を再考させてくれる力強い内容は、すべての世代に共感を呼んでくれるはずです。
平和に関する曲を探している方、心に響くメッセージを音楽で感じたい方にオススメですよ!
王様のミサイルカミナリグモ

当時まだ学生だったカミナリグモのギターボーカル上野啓示さんが、9.11アメリカ同時多発テロ事件に対する報復行為を目の当たりにしてつづった、深いメッセージを持つ楽曲『王様のミサイル』。
生まれてきたことの意味、争うことの無意味さを語りながらも「それでもきっと繰り返すのだろう」と、そんな漠然としつつ傷ついた感情が胸を打ちます。
みんながお互いを自分と同じように大切にできれば、平和は訪れるのかもしれません。
花はどこへ行ったMr.Children

「戦争は絶対にやめよう」という思いがこめられている反戦歌『花はどこへ行った』。
ピート・シーガーさんが1955年に制作した世界的な知名度を誇る楽曲であり、日本でも多くのアーティストがカバーしました。
こちらはロックバンドMr.Childrenがカバーしており、社会風刺をテーマに描くメッセージが印象的な楽曲です。
ふんわりとした音色のバンドサウンドが特徴で、まっすぐな桜井和寿さんの歌唱を引き立てています。
自分自身や社会に対する問いかけが胸を打つ反戦歌をぜひ聴いてみてください。
ヒロシマの有る国で合唱曲

日本にとって戦争というイメージと直結する広島県と原子爆弾をテーマとした合唱曲。
戦争により理不尽に奪われた命や人生をリアルに描いた歌詞は、その悲惨さを現代に伝えてくれていますよね。
世界で唯一の被爆国である日本だからこそ、その悲しさや苦しみを発信していくべきだというメッセージは、これまでもこれからも語り継いでいくべき使命なのではないでしょうか。
今もなお絶えることのない争いの愚かさを後世に伝えてくれる、世界中に広まってほしい反戦歌です。
Soul Dier feat.SORASANZENOZROSAURUS

オリジナルメンバーの脱退やレーベル移籍などの困難を乗り越え、現在は6人組で活動しているヒップホップバンドOZROSAURUSの楽曲。
ロックバンドRIZEを率いるJESSEさんの別名であるSORASANZENをフィーチャリングアーティストに迎えた楽曲で、憂いを帯びたトラックと畳みかけるようなラップに耳が奪われる方も多いのではないでしょうか。
戦争と平和という表裏一体のジレンマや映像が頭に浮かぶリアリティーを描いた歌詞は、凄惨な戦争を始めさせたくないメッセージとも受け取れますよね。
誰もが当事者として戦争について考えさせられてしまう、現代でも続く争いに一石を投じるヒップホップナンバーです。
祈りさだまさし

フォークデュオ、グレープでメジャーデビューを果たし、その叙情的な楽曲や軽妙なトークで長年に渡りファンを魅了しているシンガーソングライターさだまさしさんの楽曲。
8thアルバム『風のおもかげ』に収録されている楽曲で、自身の出身地にして被爆地でもある長崎県への祈りが込められたナンバーです。
透明感のある歌声に乗せた平和へのメッセージは、かつて戦争の犠牲となった地で生まれ育ったからこそのリアルな思いが詰め込まれていますよね。
戦争が奪ってしまう未来の尊さを考えさせられる、日本人だからこそ歌える反戦歌です。






