【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り
音楽にはときに人の心を動かし、社会に大きな影響を与える力があります。
なかでも平和への願いを込めた反戦歌は、時代をこえて多くの人々に戦争の悲惨さや平和の尊さを訴えかけてきました。
日本の音楽史に刻まれた反戦歌には、現代を生きる私たちが決して忘れてはならない深いメッセージが込められているのです。
この記事では、邦楽曲を中心に日本の反戦歌をピックアップし、楽曲の背景や歌詞に込められた思いについて解説します。
この機会に、改めて戦争と平和について、思いを巡らせてはいかがでしょうか。
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【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(91〜100)
蛍サザンオールスターズ

爽やかでありながらもどこか哀愁や切なさを感じさせるアレンジで唯一無二のサウンドを生み出している5人組ロックバンド、サザンオールスターズの楽曲。
54thシングル『ピースとハイライト』に収録されている楽曲で、映画『永遠の0』の主題歌として書き下ろされたナンバーです。
戦争により失われた命の尊さやはかなさ、残された人の祈りを感じさせる歌詞からは、どんな悲劇にも負けない人間の強さを感じさせられるのではないでしょうか。
ピアノとストリングスをフィーチャーした奥行きのあるサウンドが心を癒やしてくれる、未来へと歌い継がれていくであろう名曲です。
Hey和ゆず

ストリート出身ミュージシャンの代表格として、いまや誰もが知るトップアーティストへと上りつめたフォークデュオゆずの通算33作目のシングル曲。
日本赤十字社「はたちの献血」のキャンペーンソングとして起用された楽曲で、パイプオルガンとコーラスをフィーチャーしたサウンドが幻想的ですよね。
何度でも同じ間違いを繰り返すことの愚かさや、それでも日常の中にある確かな幸せを描いた歌詞は、反戦への祈りとともに多くのリスナーの心を震わせたのではないでしょうか。
優しいメロディーが平和な気持ちにさせてくれる、キャッチーでありながらも荘厳なナンバーです。
【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(101〜110)
戦争を知らない子供たちジローズ

1960年代から1970年代に活躍したフォークバンド、ジローズ。
彼らの代表曲でもある『戦争を知らない子供たち』は、1971年にリリースされた楽曲です。
華やかなポップスを思わせるメロディーが印象的で、皮肉を含んだメッセージ性の強い歌詞を強調しています。
ミドルテンポで展開される彼らの見事なコーラスワークが心に響くでしょう。
戦争を知らない世代が増えていくなかで、忘れてはいけない感覚を思いださせてくれるナンバーです。
奇妙な世界忌野清志郎

忌野清志郎さんは、ずっと戦争反対の立場をとってきました。
そんな清志郎さんが歌う『奇妙な世界』は2003年にリリースされました。
普通だけれどかけがえのないいつもの時が流れる世界と、戦争などの非現実的とも思える奇妙な世界を対比させた歌詞。
それは日常生活を大切にして、戦争がおかしく、奇妙だということに早く気づこう、といいたかったのではないでしょうか。
みんな戦争は無駄なこととわかっている。
それを意識し続けることが大切ですよね。
ウージの唄かりゆし58

沖縄で生きる人々の心の内、その優しさを描き出した作品です。
『アンマー』のヒットでも知られているロックバンド、かりゆし58による楽曲で、2006年にリリースされたセカンドアルバムの表題曲。
第二次世界大戦で戦場になった沖縄。
悲しいこと、つらいことがたくさん起きたその場所に住む人たちが抱いている思い……察するにあまりあります。
ただ、この『ウージの唄』にある通り、生に誇りを感じることこそが、1番大切なのでしょう……。
聴けば「自分もそうありたい」という気持ちが芽生えます。
War & Peace坂本龍一

2023年3月、惜しまれつつこの世を去ってしまった坂本龍一さん。
生前からいろんな活動にも参加されていた坂本さん、とくに環境保全や平和に向けての活動、言葉を耳にされた方も多いはず。
『War & Peace』、タイトルからも対局である「戦争と平和」をぶつけてくるこの曲は2004年にリリースされたアルバム『キャズム』に収録されています。
この曲のリリックは平和や戦争に対する疑問を、心の底からの言葉を投げかけているもの。
ぜひ日本語訳を合わせて耳を傾けてみてください。
Invisible Sunポリス

戦争で荒廃した国や貧しい国に住む人々が見えない太陽を信じ、強く生きていくような歌詞の内容です。
暗い曲想や叙情的な歌詞の中にも、生きるという強い意志が感じられます。
ミュージックビデオには、北アイルランドの紛争で撮影されたビデオクリップが収録されていますが、その内容のためにBBCでは放送禁止になりました。






