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【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り

音楽にはときに人の心を動かし、社会に大きな影響を与える力があります。

なかでも平和への願いを込めた反戦歌は、時代をこえて多くの人々に戦争の悲惨さや平和の尊さを訴えかけてきました。

日本の音楽史に刻まれた反戦歌には、現代を生きる私たちが決して忘れてはならない深いメッセージが込められているのです。

この記事では、邦楽曲を中心に日本の反戦歌をピックアップし、楽曲の背景や歌詞に込められた思いについて解説します。

この機会に、改めて戦争と平和について、思いを巡らせてはいかがでしょうか。

【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(101〜110)

死んだ女の子元ちとせ

あまりにも悲しい現実をそのまま歌われた反戦歌です。

トルコの詩人ナーズム・ヒクメットさんが1956年に発表した詩で、広島市への原子爆弾投下により亡くなった7歳の少女を題材としており、翻訳され世界中で歌われるようになった有名な曲です。

日本語での歌詞はつらく心が痛い本当の反戦歌ともいえるでしょう。

救われることはこの曲が世界の人々に歌われた事実です。

二度と繰り返してはいけないという思いがあふれています。

希望のうたMISIA

MISIA – 希望のうた (Official Music Video)
希望のうたMISIA

その圧倒的な歌声で世間を魅了し続けるMISIAさん。

この曲『希望のうた』は、世界中の戦争に反対する感情を音に表現したMISIAさんの名曲です。

この曲は矢野顕子さんが平和に対する熱い気持ちを込めて、MISIAさんに楽曲提供されたもの。

その歌詞には「あきらめずに歩み続ければ必ず明るい未来が来るはず」という、永遠の希望が力強く響きます。

また、歌の序章となるイントロ部分は、まるでオペラの開演を予感させるかのような荘厳さと神々しさに満ちています。

多くの人たちから心からの支持を得ているこの曲は、そこに強く訴えられるメッセージがあるからこそ、言葉の壁を超えて人々の心を揺さぶっています。

おばぁの涙Cojaco

おばぁの涙/Cojaco平和を願い歌う
おばぁの涙Cojaco

平和への祈りが込められたCojacoの『おばぁの涙』。

沖縄戦の悲しみを背負った方の話を元に作られた歌だそうです。

美しい曲ですが、歌詞を読むと涙をこぼさずにはいられません。

戦争がどれほどつらく悲痛なものであったか、この曲を聴けばかならず感じられるはずです。

同じ過ちを繰り返さないために、語り継いでいくべき1曲だと思います。

時をこえHY

切なくなるラブソングをたくさん世に送り出し、ずっと愛され続けているバンド、HY。

この曲『時をこえ』は2010年にリリースされたアルバム『Whistle』に収録されています。

言葉の一つひとつに沖縄出身のバンドだからこそ歌える、伝えられる歌詞に胸が締め付けられる思いになりませんか?

祖母から聞かされた戦争にまつわる話、戦争から生まれるものなど何もないと思わされます。

命の大切さはもちろん、戦争はいけないことだとずっと語り継がれるべきだと強く思える楽曲です。

コバルトブルーThe Back Horn

THE BACK HORN「コバルトブルー / Cobalt blue」MUSIC VIDEO
コバルトブルーThe Back Horn

反戦の思いを込めたTHE BACK HORNの楽曲は、人生のはかなさと再生をテーマにした深い歌詞が特徴です。

夜明けとともに風になり、一つになるという表現は、人々の結束と連帯を象徴しています。

2005年3月にリリースされたアルバム『Headphone Children』に収録され、映画『CASSHERN』の挿入歌としても使用された本作は、力強いギターリフとメロディックなボーカルが印象的な楽曲。

世界の不条理さに苛立ちながらも、生きる証を刻もうとする姿勢が描かれており、人生に悩む人々の心に寄り添う1曲となっています。

【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(111〜120)

奇妙な世界忌野清志郎

忌野清志郎さんは、ずっと戦争反対の立場をとってきました。

そんな清志郎さんが歌う『奇妙な世界』は2003年にリリースされました。

普通だけれどかけがえのないいつもの時が流れる世界と、戦争などの非現実的とも思える奇妙な世界を対比させた歌詞。

それは日常生活を大切にして、戦争がおかしく、奇妙だということに早く気づこう、といいたかったのではないでしょうか。

みんな戦争は無駄なこととわかっている。

それを意識し続けることが大切ですよね。

返信竹内まりや

「返信」~出口のない海~ kurara & sevenpapa
返信竹内まりや

世界中で見直されつつある日本産のシティポップを象徴するシンガーソングライター竹内まりやさんの32作目のシングル曲。

映画『出口のない海』の主題歌として書き下ろされた楽曲で、『シンクロニシティ (素敵な偶然)』との両A面シングルとしてリリースされました。

戦争で散ってしまった命を胸に未来へ進んでいこうとする歌詞は、残された人たちの悲しみや強さをリアルに描いていますよね。

誰もが幸せになれない戦争の無意味さや、それでも歩いていかなければいけない切なさを実感させられる、聴いていて胸を締めつけられるミディアムバラードです。