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【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り

音楽にはときに人の心を動かし、社会に大きな影響を与える力があります。

なかでも平和への願いを込めた反戦歌は、時代をこえて多くの人々に戦争の悲惨さや平和の尊さを訴えかけてきました。

日本の音楽史に刻まれた反戦歌には、現代を生きる私たちが決して忘れてはならない深いメッセージが込められているのです。

この記事では、邦楽曲を中心に日本の反戦歌をピックアップし、楽曲の背景や歌詞に込められた思いについて解説します。

この機会に、改めて戦争と平和について、思いを巡らせてはいかがでしょうか。

【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(41〜50)

クスノキ-500年の風に吹かれて-福山雅治

福山雅治 – クスノキ-500年の風に吹かれて-
クスノキ-500年の風に吹かれて-福山雅治

長崎に今もなお生き続ける被爆クスノキを題材にした作品です。

500年という長い時を生き、過酷な歴史を乗り越えてきた生命の力強さが、福山雅治さんの芯のある歌声でつづられています。

この楽曲は、2014年4月発売のアルバム「HUMAN」に収録されたナンバーを、約11年の時をへてオーケストラと合唱を加えリアレンジしたもの。

その荘厳な響きは平和への祈りをいっそう深く感じさせます。

本作の収益の一部が被爆樹木の保存基金へ寄付されるというのも、音楽の力を感じられてステキですよね。

歴史に思いをはせながら、明日を生きる力をくれる、心に深く刻まれる名曲です。

ジュゴンの見える丘Cocco

Cocco 『 ジュゴンの見える丘 』④ ( 最新YouTubeアプリ 歌詞 有ります )
ジュゴンの見える丘Cocco

沖縄県名護市大浦湾に現れた2頭の親子ジュゴンに歌われた歌で、当時大きな反響がありました。

Coccoさんが愛してやまない出身地、沖縄のジュゴンが生息していけるきれいな環境とこれからの平和を願っている曲です。

THE WAR SONG山下達郎

THE WAR SONG (STOP THE WAR!) words&music by 山下達郎★ Covered by TatsuSea
THE WAR SONG山下達郎

ファンクとソウルが織りなす高揚感のあるサウンドにのせて、争いのない世界への祈りが歌われる、山下達郎さんの楽曲です。

1986年4月に発売され、第28回日本レコード大賞の優秀アルバム賞に輝いた名盤『POCKET MUSIC』に収録された1曲。

「戦争」という重いテーマを掲げながらも、本作から伝わるのは国益といった小さな枠組みではなく、地球全体で共存していく未来への強い願いです。

悲しみや絶望ではなく、むしろ希望に満ちた力強いエネルギーが、聴く人の心を揺さぶります。

当たり前の平和な日常がどれほど尊いものか、改めて考えさせられるのではないでしょうか?

一本の鉛筆美空ひばり

一本の鉛筆 美空ひばり YouTube
一本の鉛筆美空ひばり

1974年にリリースされた昭和を代表する反戦歌。

「広島平和音楽祭」で歌い継がれている名曲です。

こんなにもシンプルで真っすぐに反戦を伝える歌はないですよね。

ぜひ歌詞をしっかりと聴いてほしい楽曲です。

彼女の歌声が、さらにこの曲の大切さやせつなさを訴えているように感じます。

日本だけではなく、全世界の人々に届いてほしい。

そんな歌です。

ゆりかごのある丘からMr.Children

ゆりかごのある丘から(インディーズ) Mr.Children
ゆりかごのある丘からMr.Children

こちらはMr.Childrenの『ゆりかごの丘から』という曲です。

シングルカットされていませんが、ファンの間では隠れた名曲と呼ばれています。

戦争によって引き裂かれる男女の恋を歌っています。

戦争をすれば失うものばかりで、得るものなんてないんだなと思わせられる1曲です。

Heal The WorldMichael Jackson

Michael Jackson – Heal The World (Official Video)
Heal The WorldMichael Jackson

『Heal The World』は、マイケル・ジャクソンさん自身による作詞作曲。

プロモーションビデオでは、内戦や政府による抑圧、人種差別や貧困で苦しんでいるさまざまな人種の子供たちと、兵器を捨てて平和に目覚める兵士たちが描かれています。

彼はこの作品の発表を契機に、1992年に「ヒール・ザ・ワールド財団」を設立しました。

教訓1加川良

加川良 「教訓 I」 Kagawa Ryo “Kyokun I” (Lesson One)
教訓1加川良

語りかけるような優しい歌声と、素朴なギターの音色が心にしみる1曲。

お国のために戦うことを良しとする空気に対し、「命をだいじに、逃げてもいい」とささやく本作は、反戦という枠をこえた普遍的な命の歌として胸に響きます。

この楽曲は1971年7月にシングルとして発売され、アルバム『教訓』にも収められました。

大きな流れに疑問を感じたとき、平和の尊さをかみしめたいとき、本作のメッセージが心に寄り添ってくれるのではないでしょうか。